「ドコモ光ってプロバイダいらないの?」という疑問をお持ちではありませんか?
インターネット回線を検討する際、プロバイダ契約の必要性や料金について不安に感じる方は多いでしょう。特にフレッツ光など従来の光回線では、回線契約とプロバイダ契約を別々に結ぶ必要があったため、「ドコモ光ならプロバイダ不要で使えるのでは?」と考える方もいらっしゃいます。
ノココ


この記事では、ドコモ光で「プロバイダいらない」と言われる理由を詳しく解説し、実際の契約の仕組みやおすすめのプロバイダサービスを比較してご紹介します。プロバイダ選びのポイントから契約・変更・解約時の注意点まで、初心者の方にもわかりやすく徹底解説していきますので、ぜひ最後までご覧ください。
ドコモ光で「プロバイダいらない」と言われる3つの理由


ドコモ光について調べていると「プロバイダいらない」という情報を目にすることがあります。この表現が広まっている背景には、ドコモ光特有の契約形態が関係しています。ここでは、なぜそのように言われるのか、3つの理由を詳しく見ていきましょう。
料金プランにプロバイダ料金が含まれているから
ドコモ光の最大の特徴は、月額料金にプロバイダ料金が含まれているという点です。
従来のフレッツ光では、NTT東日本・西日本への回線利用料とは別に、プロバイダへ月額500円〜1,200円程度の料金を支払う必要がありました。つまり、毎月2つの請求書が届き、合計金額を把握しづらいという問題がありました。
一方、ドコモ光では以下のように料金体系がシンプルです。
| 契約タイプ | 戸建て月額料金(税込) | マンション月額料金(税込) |
|---|---|---|
| タイプA | 5,720円 | 4,400円 |
| タイプB | 5,940円 | 4,620円 |
この料金にはプロバイダ料金が完全に含まれているため、別途プロバイダへの支払いは発生しません。請求もドコモからの一本化されるため、料金管理が非常に簡単になります。
フレッツ光のような別途契約が不要だから
フレッツ光を利用する場合、以下の2つの契約手続きが必要でした。
- NTT東日本・西日本との光回線契約
- プロバイダ事業者との接続サービス契約
それぞれ別の会社と契約を結ぶため、申し込み手続きも二重に行う必要があり、初心者にとっては非常にわかりづらい仕組みでした。






ドコモ光では、申し込み時にプロバイダを選択するだけで、回線とプロバイダの契約が同時に完了します。別途プロバイダと直接契約する必要がないため、「プロバイダ契約がいらない」と表現されることがあるのです。
実際には、ドコモ光がプロバイダとの契約を代行してくれる形になっており、利用者はドコモとの契約だけで完結するという仕組みです。
プロバイダを意識せずインターネット利用できるから
ドコモ光では、契約後のインターネット接続設定や利用において、プロバイダを強く意識する場面が少ないという特徴があります。
フレッツ光の場合、以下のような場面でプロバイダを意識する必要がありました。
- プロバイダから送られてくる接続IDとパスワードの設定
- プロバイダのメールアドレス管理
- プロバイダのマイページへの個別ログイン
- 速度低下時のプロバイダへの問い合わせ
一方、ドコモ光では多くのプロバイダが簡単接続サービスを提供しており、ルーターを接続するだけでインターネットが使えるケースも増えています。特にv6プラス対応のプロバイダを選択すれば、複雑な設定は不要です。
また、サポート窓口もドコモ光とプロバイダの両方が用意されているため、どちらに問い合わせても対応してもらえる体制が整っています。
ドコモ光の仕組み|プロバイダ契約の必要性を解説


ここまで「プロバイダいらない」と言われる理由を見てきましたが、実際にはドコモ光でもプロバイダ契約は必須です。この段落では、光回線とプロバイダの関係、そしてドコモ光独自の仕組みについて詳しく解説していきます。
光回線とプロバイダの基本的な関係
そもそも、インターネットに接続するには光回線とプロバイダの両方が必要です。それぞれの役割を理解すると、なぜプロバイダが必須なのかが明確になります。
光回線の役割
- 自宅とNTTの局舎をつなぐ物理的な通信回線
- データを高速で伝送するための「道路」のようなもの
- NTT東日本・西日本が提供する設備
プロバイダの役割
- 光回線を通じてインターネットに接続するための「入口」
- IPアドレスの割り当てや認証サービスの提供
- インターネット上のデータと自宅をつなぐ橋渡し






このように、光回線とプロバイダはどちらか一方だけでは機能しない関係にあります。ドコモ光の場合も例外ではなく、必ずプロバイダとの契約が必要になります。
光回線のプロバイダについてさらに詳しく知りたい方は、こちらの記事もご覧ください。


ドコモ光の「プロバイダ一体型サービス」とは
ドコモ光は、光回線とプロバイダをセットで提供する「プロバイダ一体型サービス」を採用しています。
プロバイダ一体型サービスの特徴
| 項目 | フレッツ光(従来型) | ドコモ光(一体型) |
|---|---|---|
| 契約先 | NTT+プロバイダの2社 | ドコモのみ |
| 請求書 | 2通届く | 1通のみ |
| 申し込み手続き | 回線とプロバイダで別々 | 1回で完結 |
| 料金体系 | 回線料金+プロバイダ料金 | すべて込みの月額料金 |
ドコモ光では、契約時に以下の23社のプロバイダから1つを選択します。
タイプA対応プロバイダ(月額料金が安い)
- GMOとくとくBB
- @nifty
- ドコモnet
- ぷらら
- BIGLOBE
- andline
- hi-ho
- SIS
- IC-NET
- Tigers-net.com
- エディオンネット
- SYNAPSE
- BB.excite
- 楽天ブロードバンド
- TiKiTiKi
- @ネスク
- 01光コアラ
タイプB対応プロバイダ
- OCN インターネット
- @TCOM
- TNC
- AsahiNet
- WAKWAK
- ちゃんぷるネット
このように、ドコモ光ではプロバイダを含めた総合的なインターネットサービスとして提供されているため、利用者側ではプロバイダを意識しにくい仕組みになっています。
ドコモ光のプロバイダ23社の詳しい比較については、こちらの記事をご覧ください。


プロバイダなしでは接続できない注意点
ここで重要な注意点をお伝えします。ドコモ光でもプロバイダなしではインターネットに接続できません。
ドコモ光には「単独タイプ」という料金プランも存在しますが、これはプロバイダが不要という意味ではなく、自分で別途プロバイダと契約する必要があるプランです。
| プラン名 | プロバイダ | 月額料金(戸建て) | 月額料金(マンション) |
|---|---|---|---|
| タイプA・B | 込み | 5,720円〜5,940円 | 4,400円〜4,620円 |
| 単独タイプ | 別途契約が必要 | 5,500円+プロバイダ料金 | 4,180円+プロバイダ料金 |






基本的には、タイプAまたはタイプBのプロバイダ一体型プランを選択することで、料金的にもお得で手続きも簡単になります。
ドコモ光の単独タイプについて詳しくはこちらをご覧ください。


ドコモ光のプロバイダ選び方|3つの重要ポイント


ドコモ光ではプロバイダ契約が必要だとわかったところで、次に重要なのが「どのプロバイダを選ぶか」という点です。プロバイダによって通信速度や特典内容が大きく異なるため、慎重に選ぶ必要があります。ここでは、プロバイダ選びで押さえておくべき3つの重要ポイントを解説します。
通信速度で選ぶ重要性
プロバイダ選びで最も重要なのが実際の通信速度です。ドコモ光の最大通信速度は1Gbps(1000Mbps)ですが、これは理論上の最大値であり、実際の速度はプロバイダの設備や技術によって大きく変わります。
速度に影響する主な要因
- IPv6(IPoE)対応:混雑を回避する新しい接続方式
- バックボーン回線の容量:プロバイダが保有する基幹回線の太さ
- 利用者数:同じプロバイダの利用者が多いと混雑しやすい
- 設備投資:定期的な設備増強を行っているか
特に重要なのがv6プラス(IPv6 IPoE + IPv4 over IPv6)への対応です。従来のIPv4 PPPoE方式では、夜間や休日などの混雑時間帯に速度が大幅に低下することがありましたが、v6プラスなら混雑ポイントを回避して快適な通信が可能です。
実測速度の目安として、以下の速度が出ていれば快適に利用できます。
| 利用用途 | 必要な速度 |
|---|---|
| Webサイト閲覧 | 10Mbps以上 |
| YouTube視聴(HD画質) | 5〜10Mbps |
| YouTube視聴(4K画質) | 25Mbps以上 |
| オンラインゲーム | 30〜100Mbps以上 |
| ビデオ会議(Zoom等) | 10〜30Mbps |






ドコモ光のv6プラスについて詳しく知りたい方は、こちらの記事もご覧ください。


月額料金とキャンペーン特典の違い
プロバイダによって月額料金が異なる点も重要なポイントです。
ドコモ光では、プロバイダが「タイプA」と「タイプB」の2つに分類されており、月額料金に差があります。
| タイプ | 戸建て月額料金 | マンション月額料金 | 年間差額 |
|---|---|---|---|
| タイプA | 5,720円 | 4,400円 | – |
| タイプB | 5,940円 | 4,620円 | +2,640円 |
タイプBはタイプAよりも月額220円高く、年間で2,640円の差になります。特別な理由がない限り、タイプAから選ぶことをおすすめします。
また、新規契約時や他社からの乗り換え時には、各プロバイダが独自のキャンペーン特典を提供しています。
主なキャンペーン特典の種類
- キャッシュバック:現金で還元(5,000円〜45,000円程度)
- dポイントプレゼント:10,000〜20,000ポイント
- 工事費無料:新規工事費19,800円〜22,000円が無料
- Wi-Fiルーター無料レンタル:高性能ルーターを永年無料で提供
- セキュリティソフト無料:1年〜永年無料提供
- 訪問サポート無料:初回設定サポートが無料
ただし、キャンペーン特典を受け取るには以下の点に注意が必要です。
- 受け取り期間(開通から数ヶ月後の申請が必要なケースも)
- 適用条件(オプション加入が必要な場合がある)
- 限定期間(キャンペーン内容は時期によって変わる)
ドコモ光の料金プランについて詳しくはこちらをご覧ください。


ルーター無料レンタルなどオプションサービス
プロバイダ選びで見落としがちなのが、提供されるオプションサービスの内容です。
特に重要なのがWi-Fiルーターの無料レンタルサービスです。v6プラス対応の高性能ルーターを自分で購入すると5,000円〜15,000円程度かかりますが、無料レンタルできるプロバイダを選べばこの費用を節約できます。
ルーター無料レンタルのメリット
- 初期費用を抑えられる(5,000円〜15,000円の節約)
- v6プラス対応ルーターが確実に使える
- 故障時の交換対応がある
- 設定済みで届くため接続が簡単






その他の重要なオプションサービスとして、以下があります。
| オプション | 内容 | 料金目安 |
|---|---|---|
| セキュリティソフト | ウイルス対策・詐欺対策 | 無料〜550円/月 |
| メールアドレス | プロバイダメール提供 | 無料(容量による) |
| 訪問サポート | 初回設定の訪問対応 | 初回無料〜9,900円 |
| リモートサポート | 電話での設定サポート | 無料〜550円/月 |
| ホームページ容量 | 個人サイト開設用 | 無料(容量制限あり) |
また、10ギガプランを検討している場合は、10ギガ対応ルーターの無料レンタルがあるかどうかも確認ポイントです。10ギガ対応ルーターは市販で15,000円〜30,000円程度するため、無料レンタルの有無で大きな差が出ます。
ドコモ光でルーター無料レンタルできるプロバイダの詳細はこちらをご覧ください。


おすすめプロバイダを徹底比較|各社のサービス内容を紹介
ここからは、ドコモ光で選べる主要プロバイダのサービス内容を具体的に比較していきます。通信速度、キャンペーン特典、オプションサービスの観点から、おすすめのプロバイダをご紹介します。
プロバイダ別のサービス内容と特典比較
ドコモ光の主要プロバイダのサービス内容を比較してみましょう。
| プロバイダ | タイプ | キャッシュバック | ルーター無料 | セキュリティ無料 |
|---|---|---|---|---|
| GMOとくとくBB | A | 最大65,000円 | あり(永年) | 12ヶ月無料 |
| OCN インターネット | B | 最大37,000円 | あり(永年) | 12ヶ月無料 |
| @nifty | A | 最大20,000円 | あり(永年) | 12ヶ月無料 |
| BIGLOBE | A | なし | あり(永年) | 12ヶ月無料 |
| ぷらら | A | なし | あり(永年) | 24ヶ月無料 |
| @TCOM | B | なし | なし | 12ヶ月無料 |
GMOとくとくBBの特徴
GMOとくとくBBは、キャッシュバック金額と通信速度の両面で優れたプロバイダです。
- 最大65,000円の高額キャッシュバック(条件:他社解約違約金補助等含む)
- v6プラス対応の高性能ルーター無料レンタル(3機種から選択可能)
- 実測速度が速い(平均300Mbps以上)
- 訪問サポート初回無料
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GMOとくとくBBの詳しい評判についてはこちらをご覧ください。


OCN インターネットの特徴
NTTグループのプロバイダで、安定性と信頼性に定評があります。
- 最大37,000円のキャッシュバック
- バックボーン回線が太く安定した通信速度
- サポート体制が充実(電話・チャット対応)
- タイプBのため月額料金が220円高い点に注意
@niftyの特徴
老舗プロバイダで、バランスの取れたサービスを提供しています。
- 最大20,000円のキャッシュバック
- 高速ルーター無料レンタル
- ノジマ電気での買い物が8%割引
- @niftyメールが使える(容量5GB)
10ギガ・マンションタイプ対応プロバイダ情報
通常の1ギガプランに加えて、ドコモ光では10ギガプランも提供されています。10ギガプランは最大通信速度10Gbps(10,000Mbps)で、オンラインゲームや4K/8K動画視聴、大容量ファイルのやり取りを頻繁に行う方に最適です。
10ギガプラン対応の主要プロバイダ
| プロバイダ | 10ギガ対応 | 10ギガ対応ルーター無料 | 月額料金(戸建て) |
|---|---|---|---|
| GMOとくとくBB | ○ | ○ | 6,380円 |
| OCN インターネット | ○ | △(有料レンタル) | 6,930円 |
| @nifty | ○ | ○ | 6,380円 |
| ドコモnet | ○ | × | 6,380円 |
| ぷらら | ○ | ○ | 6,380円 |






マンションタイプの注意点
マンションでドコモ光を契約する場合、建物の配線方式によって最大速度が変わることがあります。
- 光配線方式:最大1Gbps(最も速い)
- VDSL方式:最大100Mbps(電話線を利用)
- LAN配線方式:最大100Mbps〜1Gbps
VDSL方式の場合、どのプロバイダを選んでも最大100Mbpsまでしか出ないため、プロバイダによる速度差は小さくなります。自分のマンションがどの配線方式か確認してからプロバイダを選びましょう。
ドコモ光のマンションタイプについて詳しくはこちらをご覧ください。


ドコモ光10ギガプランの詳細についてはこちらをご覧ください。


OCNなど主要プロバイダの月額料金とキャンペーン
ここでは、特に人気の高い主要プロバイダについて、月額料金とキャンペーン情報を詳しく紹介します。
OCN インターネット
NTTグループのプロバイダとして、企業としての信頼性と安定したネットワーク品質が魅力です。
- 月額料金:戸建て5,940円、マンション4,620円(タイプB)
- キャッシュバック:最大37,000円
- 工事費:キャンペーンで実質無料
- その他特典:dポイント2,000ptプレゼント、訪問サポート初回無料
OCNは長年の運営実績があり、サポート体制も充実しています。ただし、タイプBのため月額料金が220円高い点は考慮が必要です。
BIGLOBE
老舗プロバイダで、IPv6接続の実績と安定性に定評があります。
- 月額料金:戸建て5,720円、マンション4,400円(タイプA)
- キャッシュバック:なし
- 工事費:キャンペーンで無料
- その他特典:ルーター無料レンタル、セキュリティソフト12ヶ月無料、訪問サポート初回無料
BIGLOBEはキャッシュバックはありませんが、月額料金が安いタイプAで、基本的なサービスが充実しています。
ドコモ光×BIGLOBEについて詳しくはこちらをご覧ください。


@TCOM
TOKAIグループのプロバイダで、地域密着型のきめ細かいサポートが特徴です。
- 月額料金:戸建て5,940円、マンション4,620円(タイプB)
- キャッシュバック:なし
- 工事費:キャンペーンで無料
- その他特典:セキュリティソフト12ヶ月無料
@TCOMはルーター無料レンタルがない点がデメリットですが、静岡・東海地方で特に安定した通信品質を提供しています。
ドコモ光×@TCOMについて詳しくはこちらをご覧ください。


プロバイダ選びで迷った場合は、以下を参考にしてください。
- キャッシュバック重視:GMOとくとくBB
- 安定性・信頼性重視:OCN、BIGLOBE
- コスパ重視:@nifty、GMOとくとくBB
- サポート重視:OCN、@TCOM
契約・変更・解約の注意点
ドコモ光のプロバイダについて理解が深まったところで、実際の契約手続きや変更・解約時の注意点について解説します。事前に知っておくことで、スムーズに手続きを進められます。
プロバイダ変更や解約の方法と手数料
ドコモ光では、契約後にプロバイダだけを変更することが可能です。
プロバイダ変更の手続き
- ドコモインフォメーションセンターに電話(0120-800-000)
- ドコモショップで手続き
- Webからの手続き(一部プロバイダのみ)
プロバイダ変更にかかる費用
| 変更パターン | 事務手数料 |
|---|---|
| タイプA → 別のタイプA | 3,300円 |
| タイプB → 別のタイプB | 3,300円 |
| タイプA ↔ タイプB | 3,300円 |
| 単独タイプ → タイプA/B | 3,300円 |






プロバイダ変更のタイミング
- 変更申し込みから約10日〜2週間で切り替わる
- 切り替え日は選択できない場合が多い
- 切り替え時はインターネットが数時間使えなくなる可能性がある
ドコモ光自体を解約する場合
ドコモ光を解約する際は、プロバイダも自動的に解約されます。別途プロバイダへの解約連絡は基本的に不要です。
ただし、一部のプロバイダでは以下のケースで追加手続きが必要になります。
- プロバイダのメールアドレスを継続利用したい場合
- プロバイダの有料オプションを契約している場合
ドコモ光のプロバイダ変更について詳しくはこちらをご覧ください。


ドコモ光解約時のプロバイダ手続きについてはこちらをご覧ください。


フレッツ光から転用する際のポイント
現在フレッツ光を利用している方がドコモ光に乗り換える場合、「転用」という手続きになります。転用には以下のメリットがあります。
転用のメリット
- 工事不要でドコモ光に切り替えられる
- 工事費がかからない(通常19,800円〜22,000円が不要)
- 現在の光回線をそのまま使える(インターネットの不通期間なし)
- 電話番号もそのまま引き継げる
転用の手順
- 転用承諾番号の取得:NTT東日本・西日本から取得(Web・電話で可能)
- ドコモ光への申し込み:プロバイダを選択して申し込む
- 切り替え日の調整:約2週間後に自動的に切り替わる
- ルーター設定:新しいプロバイダの設定でインターネット接続
転用時のプロバイダについて
フレッツ光で利用していたプロバイダをドコモ光でも継続利用したい場合、以下の点を確認しましょう。
| 状況 | 対応方法 |
|---|---|
| フレッツ光のプロバイダがドコモ光対応 | 同じプロバイダを選択可能(メールアドレス継続) |
| フレッツ光のプロバイダがドコモ光非対応 | 別のプロバイダを選択(メールアドレス変更必要) |
| フレッツ光のプロバイダを別途残したい | 可能だが別途プロバイダ料金が発生 |






フレッツ光からドコモ光への転用について詳しくはこちらをご覧ください。




ルーター・機器設定とスマホセット割の対応状況
ドコモ光を契約した後、インターネットを利用するにはルーターの設定が必要です。
ルーター設定の基本的な流れ
- 機器の接続:ONU(光回線終端装置)とルーターを接続
- プロバイダ情報の設定:接続IDとパスワードを入力(v6プラスの場合は不要なケースも)
- Wi-Fi設定:スマホやパソコンをWi-Fiに接続
多くのプロバイダでは、設定済みのルーターを送ってくれるため、接続するだけでインターネットが使えるようになっています。
設定が不安な場合のサポート
- 訪問サポート:技術者が自宅に来て設定(初回無料のプロバイダあり)
- リモートサポート:電話で相談しながら自分で設定
- 設定マニュアル:図解付きの説明書が同梱
ドコモ光のルーター設定について詳しくはこちらをご覧ください。


ドコモのスマホとのセット割
ドコモ光を契約すると、ドコモのスマホ料金が最大1,100円割引される「ドコモ光セット割」が適用されます。
| 料金プラン | 割引額(1回線あたり) |
|---|---|
| eximo | 1,100円/月 |
| irumo(0.5GB以外) | 1,100円/月 |
| 5Gギガホ プレミア | 1,100円/月 |
| 5Gギガライト(3GB超) | 1,100円/月 |
| 5Gギガライト(1〜3GB) | 550円/月 |
セット割はすべてのプロバイダで適用可能で、プロバイダによる差はありません。ドコモ光を契約すれば自動的に適用されるため、別途申し込みは不要です(ペア回線設定が必要な場合あり)。






ahamoとドコモ光の関係について詳しくはこちらをご覧ください。




よくある質問|ドコモ光のプロバイダについて


ドコモ光のプロバイダに関して、読者の方からよく寄せられる質問とその回答をまとめました。
本当にプロバイダなしで契約できる?
いいえ、ドコモ光でもプロバイダ契約は必須です。
「プロバイダいらない」という表現は、別途プロバイダと契約する必要がないという意味であり、プロバイダサービス自体が不要という意味ではありません。
ドコモ光では、以下のいずれかの方法でプロバイダを利用します。
- タイプA・B:ドコモ光の料金にプロバイダ料金が含まれる(おすすめ)
- 単独タイプ:自分で別途プロバイダと契約する(特殊なケースのみ)
どちらの方法でも、インターネット接続にはプロバイダが必要です。プロバイダなしでは、光回線を契約してもインターネットには接続できません。
単独タイプとタイプA・Bの違いは?
ドコモ光のプランには、プロバイダの契約形態によって3つのタイプがあります。
| 項目 | タイプA・B | 単独タイプ |
|---|---|---|
| プロバイダ | ドコモ光と一体 | 自分で別途契約 |
| 月額料金(戸建て) | 5,720円〜5,940円 | 5,500円+プロバイダ料金 |
| 請求 | ドコモから一本化 | ドコモとプロバイダから別々 |
| 申し込み | 1回で完結 | それぞれ個別に必要 |
| おすすめ度 | ★★★★★ | ★☆☆☆☆ |
単独タイプは、プロバイダ料金が別途500円〜1,200円程度かかるため、結果的に割高になるケースがほとんどです。
ドコモ光の単独タイプについて詳しくはこちらをご覧ください。


ドコモ光電話は全プロバイダで利用可能?
ドコモ光電話は、NTT東日本・西日本が提供するひかり電話のサービスで、どのプロバイダを選んでも月額550円で利用可能です。
ドコモ光電話の特徴
- 月額基本料金:550円
- 通話料:固定電話へ8.8円/3分、携帯電話へ17.6円/1分
- 現在の電話番号をそのまま引き継げる(番号ポータビリティ)
- 工事費:1,100円〜3,300円程度
プロバイダによる機能の差はなく、契約・設定もドコモ光とまとめて行えます。
ドコモ光電話について詳しくはこちらをご覧ください。




接続設定が不明な場合の対処法は?
ドコモ光の接続設定がうまくいかない場合、以下の対処法を試してみましょう。
① プロバイダのサポートに連絡
各プロバイダには電話やチャットでのサポート窓口があります。特にGMOとくとくBBや@nifty、OCNなどは電話サポートの対応時間が長く、丁寧に対応してくれます。
② 訪問サポートを利用
多くのプロバイダでは、初回の訪問サポートを無料で提供しています。技術者が自宅に来て、機器の接続から設定まですべて行ってくれます。
| プロバイダ | 訪問サポート |
|---|---|
| GMOとくとくBB | 初回無料 |
| OCN インターネット | 初回無料 |
| @nifty | 初回無料 |
| BIGLOBE | 初回無料 |
③ ドコモのサポートに連絡
ドコモ光の基本的なトラブルについては、ドコモのサポート窓口でも対応してもらえます。
- ドコモインフォメーションセンター:0120-800-000(受付時間:9:00〜20:00)
- 故障に関する問い合わせ:0120-000-113(24時間受付)






ドコモ光が繋がらない場合の対処法について詳しくはこちらをご覧ください。


まとめ|ドコモ光で快適に使うには良いプロバイダ選びが重要
この記事では、「ドコモ光はプロバイダいらない」という疑問について、詳しく解説してきました。
本記事の重要ポイント
- ドコモ光でもプロバイダ契約は必須。「いらない」は月額料金に含まれているという意味
- プロバイダ料金が月額料金に含まれているため、別途プロバイダへの支払いは不要
- プロバイダによって通信速度・キャンペーン特典・オプションサービスが大きく異なる
- 特におすすめなのはGMOとくとくBB(高額キャッシュバック・高速通信)、OCN(安定性)、@nifty(バランス型)
- 10ギガプランやマンションタイプは対応状況を事前確認が必要
- プロバイダ変更は可能だが、メールアドレスが変わる点に注意
- フレッツ光からの転用なら工事不要で乗り換え可能
ドコモ光は、プロバイダ一体型の光回線サービスとして、フレッツ光よりもシンプルで分かりやすい料金体系を実現しています。プロバイダを別途意識する必要が少ないため、初心者の方でも安心して利用できます。
ただし、プロバイダ選びは通信速度や特典に大きく影響するため、自分の利用状況に合った良いプロバイダを選ぶことが重要です。
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ドコモ光の申し込み方法や他社との比較については、トップページもご覧ください。









