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引越しの手続きは、たいてい前倒しで済ませるものです。電気もガスも郵便も、事前に連絡しておけば当日から困りません。
ところが、home 5Gだけは逆です。先に手続きすると、引越し前の家でネットが使えなくなります。
しかも変更できるのは月1回まで。やり直しのきかない手続きです。
ドコモhome5Gの住所変更は引越し前ではなく引越し後に行います


home 5Gの設置場所住所は、新居に着いてから変更するのが正解です。手続きが完了した瞬間に反映され、それまでの住所では使えなくなるためです。
ドコモ自身も、公式の案内を「引越し後は忘れずに住所変更をしよう」という一文で締めくくっています。
手続きした瞬間に反映されるので旧居で変えると旧居で使えなくなる
設置場所住所の変更は、予約ができません。「引越し当日に切り替えてください」という申し込み方は受け付けられていないのです。
反映は即時。手続きのボタンを押した時点で、home 5Gが使える場所が新居へ切り替わります。
引越しの3日前に手続きすると、その3日間は旧居でネットが使えません。
| 引越し前に手続き | 引越し後に手続き | |
|---|---|---|
| 旧居 | その時点で使えなくなる | 引越し当日まで使える |
| 新居 | 到着後すぐ使える | 手続き後すぐ使える |
どちらを選んでも、新居ではすぐに使えます。違いは、旧居のネットを自分で止めてしまうかどうかだけです。






変更できるのは月1回まで入力を間違えても翌月まで直せない
設置場所住所の変更は月1回までです。同じ月に2回目の変更はできません。
home 5Gが「決まった場所で使う固定通信」として契約されているためです。持ち運びを防ぐ仕組みの一部と考えると分かりやすいでしょう。
建物名や部屋番号を打ち間違えると、翌月まで直せません。
だからこそ、住所が確定してから手続きします。新居に着いてから、目の前の表札や郵便物を見ながら入力するのが確実です。
なお、この住所の縛りはホームルーター全般の決まりではありません。とくとくBBホームWi-Fiのように、国内なら持ち運んで使えるタイプもあります。
My docomoでの住所変更は3ステップで終わります


住所変更はMy docomoにログインして、3ステップで完了します。所要時間は数分で、24時間いつでも手続きできます。
設置場所住所の変更画面までの行き方
ログインに使うのは、home 5G回線のdアカウントです。普段スマホで使っているdアカウントとは別物のため、ここでつまずく方が少なくありません。
ドコモオンラインショップで購入した場合は、後日届くdアカウント通知書に記載されています。
【My docomoでの手順】
- My docomo(Web)にログインする
- 「お手続き」から「設置場所限定(home 5G)」を選ぶ
- 「ご登録の設置場所住所」を確認・変更する
入力が終わったら、番地と部屋番号をもう一度だけ見直してください。
設置場所住所と契約者住所は別の手続きです
ここが見落とされやすいところです。home 5Gは契約時に、契約者住所と設置場所住所を別々に登録しています。
設置場所住所を変えても、契約者住所は自動では変わりません。
契約者住所が古いままだと、請求書や確認のハガキが旧居に届き続けます。引越しでは両方の変更が必要です。






My docomoで手続きできないときの電話・店舗窓口
契約内容によっては、My docomoでの手続きができない場合があります。そのときは電話か店頭に切り替えます。
| 窓口 | 連絡先 | 受付時間 |
|---|---|---|
| ドコモ インフォメーションセンター (ドコモの携帯から) | 151 | 午前9時〜午後8時 年中無休 |
| 同 (一般電話から) | 0120-800-000 | 午前9時〜午後8時 年中無休 |
| ドコモショップ/d garden | 来店予約のうえ店頭で | 店舗の営業時間 |
住所変更したのに使えないときはまず本体を再起動します


住所変更を済ませたのにつながらない場合、最初にやることは本体の再起動です。手続きの前から電源が入っていた端末は、再起動しないと新しい設定を読み込まないためです。
ドコモの案内でも、電源が入っている場合は手続き後に再起動して利用を再開するよう説明されています。
変更手続き、そのあと電源を入れ直す。この順番でほとんどが直ります。
ランプの色が原因を教えてくれます


再起動しても直らないときは、本体のランプを見ます。home 5Gはランプの色で、登録住所と設置場所が違うことを伝える仕組みになっています。
| 機種 | ランプの状態 | 意味 |
|---|---|---|
| home 5G HR01 | STATUSランプが赤 | 登録の設置場所住所と 利用中の住所が違う可能性 |
| home 5G HR02 | 5G/4Gランプが赤く点灯 | 登録した設置場所住所と 違う場所に置かれている |
| home 5G HR02 | 電波強度ランプのみ黄色 | 設置場所環境チェックで 置き場所が不適当と判定 |
赤なら住所の問題、黄色なら置き場所の問題です。色を見れば、次にやることが決まります。
ランプが黄色なら置き場所を変えます
HR02には設置場所環境チェック機能が搭載されています。電波強度のランプだけが黄色に点いていたら、その場所では位置情報が正しく取れていないという判定です。
home 5Gは位置情報で設置場所を確認する仕組みのため、電波と位置情報の両方が届く場所に置く必要があります。
窓際に近づけて、もう一度電源を入れ直してみてください。






住所変更しないまま新居で使うと利用が停止されます


登録した設置場所住所以外でhome 5Gを使うと、利用が停止されます。「気づかれないだろう」は通用しません。
home 5Gプランでは、契約者の許可にもとづいて位置情報の取得・利用が行われているためです。
登録した場所以外に端末が置かれていることが確認されると、まず通知のメールが届きます。宛先は、申し込み時に発行されたdアカウントの連絡先アドレスです。
一度止まると自然には戻りません。復旧には手続きが必要です。
さらに、登録住所以外での利用を複数回繰り返すと、回線そのものが解約になる可能性もあります。
提供条件書には、位置情報の測位に誤差が生じる場合でも、測位した位置情報にもとづいて判定すると書かれています。誤差で停止した場合の補償はありません。
新居に着いたら、荷ほどきより先に住所変更を済ませてください。数分で終わる手続きです。
引越し先がドコモの電波の届かない場所だったら


住所変更を済ませ、ランプも正常なのにつながらないなら、新居がhome 5Gの使える電波状況にない可能性があります。home 5Gはスマホと同じ電波を使うため、建物や地域によって届き方が変わるのです。
つながらないと分かった時点で確認すること
まず、新居でドコモのスマホが問題なく使えるかを見ます。スマホの電波が弱い場所では、home 5Gも同じように弱くなるからです。
次に、置き場所を窓際へ動かして試します。鉄筋コンクリートの建物では、部屋の奥まで電波が届きにくくなります。
【つながらないときに試す順番】
- 本体を再起動する
- ランプの色を確認する
- 窓際など、外に近い場所へ動かす
- 新居でドコモのスマホの電波状況を見る
ドコモの電波が弱いなら別の電波を使う手もあります


home 5Gが使えるのはドコモの5G/4Gだけです。ドコモの電波が届かない家では、設定をどういじっても改善しません。
一方で、ホームルーターはドコモ以外にもあります。とくとくBBホームWi-Fiはau 5G/au 4G LTE/WiMAX 2+を使うため、基地局そのものが違います。
同じ家でも、電波の届き方は事業者ごとに変わります。ドコモがダメでも、別の電波なら入ることがあるのです。






引越しを機にネットそのものを見直すなら


新居の電波が弱かった、あるいは引越しのたびの手続きが煩わしい。そう感じたなら、ネットの選び方ごと見直すタイミングです。






home 5Gをやめる前に端末の残りを確認します
home 5Gに契約期間の縛りはなく、解約金も0円です。ただし「解約金0円だから、いつやめても損しない」は誤りです。
端末代は分割払いで、同額の月々サポートが毎月割引される仕組みだからです。解約するとこの割引だけが止まり、端末代の支払いは残ります。
HR02なら48回、HR01なら36回の分割です。残りの回数分が、そのまま自己負担になります。
残りの回数×毎月の分割額。これが解約後に払う端末代です。
たとえばHR02を契約して30ヶ月目に解約すると、残りは19回。1回1,526円なので、28,994円が残る計算です。
支払い方法は、分割を続けるか、ドコモショップで一括にするかを選べます。解約を決める前に、My docomoで残り回数を確認してください。
home 5Gを続けるかドコモ光へ替えるか、金額まで含めて比べたい方はこちらで整理しています。


工事を受け入れられるならドコモ光
新居に数年住む予定なら、光回線のほうが向いています。電波に左右されず、家族が同時に使っても速度が落ちにくいためです。
home 5Gからの切り替えは、ドコモ光としては新規契約の扱いになります。そのため、キャッシュバック特典の対象です。
ドコモのスマホをお使いなら、ドコモ光セット割が引き続き使えます。home 5Gセット割と割引額は同じため、乗り換えでスマホの割引が消えることはありません。
工事の中身が不安な方は、当日の流れをこちらで確認できます。


そもそも引越し先でドコモ光が引けるかどうかは、住所を入れれば調べられます。


GMOとくとくBBはドコモ光の正規窓口のひとつで、特典の条件が申し込みページに書かれています。電話で聞いた話と違い、あとから何度でも読み返せます。
ひとつ正直に言うと、キャッシュバックの受け取りには、開通から4ヶ月目に届くメールでの口座登録が必要です。
工事なしを続けるなら住所の縛りがないホームルーター
工事はしたくない、また数年で引越すかもしれない。そういう方は、ホームルーターを続けるほうが現実的です。
その場合に効いてくるのが、設置場所の登録が必要かどうかという違いです。
| ドコモ home 5G | とくとくBBホームWi-Fi | |
|---|---|---|
| 設置場所の登録 | 必要 | 不要 |
| 引越し時の手続き | 住所変更が必要 | 不要 |
| 国内での持ち運び | できない | できる |
引越しのたびに手続きをする必要がなくなり、帰省先へ持って行くこともできます。今回のような手続きに悩むこと自体がなくなるわけです。






・契約期間の縛りなし、解約違約金は0円
・工事不要・最短即日発送で、届いたその日から使える
※2026年10月1日より月額料金を改定予定(料金改定のお知らせ)。なお36ヶ月未満で解約した場合は、端末代の残債のお支払いが必要です。
まとめ|home5Gの住所変更で押さえるのは4つだけ


home 5Gの住所変更は、順番さえ間違えなければ数分で終わります。覚えておくことは4つだけです。
【home 5Gの住所変更で押さえること】
- 手続きは引越しの「後」に。先にやると旧居で使えなくなる
- 変更は月1回まで。番地と部屋番号は入力後に見直す
- 変更したのに使えないときは、まず本体を再起動する
- 設置場所住所と契約者住所は、別々の手続き














