ドコモ光に申し込むことにしたんだけど、Wi-Fiルーターって買わないといけないの?
ルーターは自分で用意する必要があるけど、プロバイダによっては無料でレンタルできるところもあるよ
これから新たに光回線を導入する場合、Wi-Fiルーターが必要です。厳密にはLANケーブルで繋がったパソコンやテレビでしかインターネットを利用しないというのであればルーターは必要ありません。
しかし、普通はスマホやオーディオ機器など、Wi-Fiに接続してインターネットを利用することが多いですよね。
Wi-Fiルーターはネットや家電量販店などで購入することができますが、種類が豊富で価格も数千円~数万円と幅広いラインナップがあります。
Wi-Fiルーターが必要なのはわかったけれど、
- どの機種を選べばよいかわからない
- できるだけ高性能なルーターが欲しいけど、あまりコストをかけたくない
という場合、プロバイダ独自のキャンペーンを利用して無料でWi-Fiルーターをレンタルするのがおすすめです。
光回線の利用にはプロバイダが必須
ドコモ光に限らず、光回線を利用する場合はNTT東西やNTTドコモ・KDDI・softbankといった回線事業者の提供するネットワークを利用します。
このネットワークに接続するためには、まず接続事業者とも呼ばれるプロバイダを経由しなければなりません。プロバイダは、自分のパソコンやスマホからインターネットに接続するための、橋渡しのような役割を担っています。
このプロバイダですが、世の中には何百という種類のプロバイダが存在します。
回線事業者や住んでいる地域、契約するプランによって利用できるプロバイダは限られますが、ドコモ光では全23社のなかから1つのプロバイダを選んで契約します。
プロバイダによって通信速度に差があったり、キャッシュバックの金額やキャンペーン内容に違いがあったりするので、どのプロバイダにするかは慎重に選びましょう。
【タイプA】
ドコモnet、plala、GMOとくとくBB、@nifty、andline、SIS、BIGLOBE、ic-net、hi-ho、BB.excite、Tigers-net.com、エディオンネット、SYNAPSE、DTI、楽天ブロードバンド、ネスク、TiKiTiKi、01光コアラ(2022年5月31日終了)
【タイプB】
OCN、@TCOM、TNC、ちゃんぷるネット、WAKWAK、AsahiNet
ルーターを無料でレンタルできるプロバイダ
ドコモ光で選べるプロバイダは全23社ありますが、そのなかでも無料でWi-Fiルーターをレンタルできるのは、タイプAで9社、タイプBで3社と全12社です。
詳細な条件はそれぞれのプロバイダで確認する必要がありますが、選んだプロバイダを通してドコモ光を利用し続けている限りは無料でWi-Fiルーターを使い続けることができます。
タイプA | plala、GMOとくとくBB、@nifty、andline、SIS、BIGLOBE、BB.excite、 IC-NET、hi-ho |
---|---|
タイプB | OCN、@T COM、ちゃんぷるネット |
ちなみに、プロバイダのタイプAとBでは月額料金に220円の差があります。
ドコモ光を最安で利用したいのであれば、タイプAのプロバイダのなかから選ぶとよいでしょう。
月額料金(税込み) | タイプA | タイプB |
---|---|---|
戸建て | 5,720円 | 5,940円 |
マンション | 4,400円 | 4,620円 |
基本的に光回線は継続利用を前提として契約するケースが多いです。月額だと「たった220円の差しかない」と感じるかもしれませんが、長期利用していくと差額も膨れていきます。
タイプAのプロバイダで無料レンタルできる機種
タイプAのプロバイダのうち、Wi-Fiルーターを無料レンタルできるのは次の9社です。
プロバイダ名 | レンタルできるルーター |
---|---|
plala | 機種不明・選択不可 |
GMOとくとくBB | WSR-2533DHP3(BUFFALO)、Aterm WG2600HS2(NEC)、WRC-2533GST2(ELECOM)を含む10種類から選択可 |
@nifty | WRC-1167GS2H-B(ELECOM)、WSR-1166DHPL2(BUFFALO)の2択 |
andline | 機種不明・選択不可 |
SIS | 機種不明・選択不可 |
BIGLOBE | 選択不可(NEC製との記載あり) |
BB.excite | WSR-1166DHPL2(BUFFALO)のみ |
IC-NET | 機種不明・選択不可(掲載画像はELECOM製) |
hi-ho | WRC-1167GS2H-B(ELECOM)のみ |
どの機種をレンタルできるか明記されていないプロバイダも多いですが、機種名だけ見てもどれが良いかよくわかりませんよね。
機種によっては電波の届く範囲や同時接続できる機種の台数が異なっているなどの違いはあります。ただ、機種名が明記されている製品であれば、上記ルーターなら正直言って性能にそれほど大きな違いはありません。
あえて選ぶ基準を挙げるとすれば、できるだけ発売時期の新しい機種を選んだほうが無難であるというくらいでしょうか。
たとえば、BUFFALO製のルーターはGMOとくとくBB、@nifty、BB.exciteの3社が貸し出しています。このなかでは、GMOとくとくBBのWSR-2533DHP3で2021年発売であるため、ほかの2社が貸し出しているWSR-1166DHPL2よりも新しい機種です。
GMOとくとくBBが取り扱っている、ほかの2機種(Aterm WG2600HS2(NEC)、WRC-2533GST2(ELECOM))も比較的新しく、性能も高めです。
高性能なWi-Fiルーターを無料でレンタルしたいのであれば、ドコモ光の申し込み時にプロバイダをGMOとくとくBBにするのがおすすめです。
\選んだプロバイダの特典も併せて貰える!/ 複雑な条件一切なし!ドコモ光
自分で購入したルーターを使いたいという人は、こちらの記事も参考にしてみてください。
タイプBのプロバイダで無料レンタルできる機種
タイプBのプロバイダのうち、Wi-Fiルーターを無料レンタルできるのは次の3社です。
プロバイダ名 | レンタルできるルーター |
---|---|
OCN | Aterm WX1800HP(RS)(NEC)のみ |
@T COM | 機種不明・選択不可 |
ちゃんぷるネット | WN-SX300FR(I-O DATA) |
こちらではタイプAにはなかったI-O DATAのルーターを扱っているプロバイダがあります。
正確にはGMOとくとくBBがWN-AC1167GRV6Pという機種を取り扱っていますが、こちらは2014年発売と少し古い機種になります。
一方、ちゃんぷるネットが貸し出しているWN-SX300FRは発売時期が2019年と比較的新しめです。
ただ、OCNで貸し出しているAterm WX1800HP(RS)は2021年発売の機種となっており、あえてI-O DATAのWN-SX300FRを選ぶメリットはあまり見当たりません。
ルーターの性能からもタイプBを選ぶメリットはなさそう
Wi-Fiルーターの性能としては、タイプAのプロバイダからレンタルできる機種よりも、タイプBからレンタルできる機種のほうが高性能であるということはなさそうです。
タイプBのプロバイダを選ぶと月額料金が220円高くなってしまうので、とくに強いこだわりがなければタイプAのプロバイダから選んだほうがよいでしょう。
プロバイダは契約後でも変更できる
ドコモ光では申し込み時にプロバイダを指定します。
プロバイダによって月額料金・通信速度や安定性・キャンペーン内容などが異なるため、どのプロバイダにするかは慎重に選ぶことが大切です。
ただ、事前に調べた口コミや評判はよかったものの、実際に使ってみたプロバイダがあまり自分には合わなかった、ということもあるかもしれません。
そんな時は、ドコモ光は継続したまま、プロバイダのみ変更することが可能です。
プロバイダの変更には料金が必要
ドコモ光のプロバイダは電話やドコモショップで手続きすることで変更可能です。Webでの変更手続きはできないので、いずれかの方法を選びましょう。
変更する際には事務手数料として税込み3,300円かかります。
電話で手続きする場合はインフォメーションセンターへご連絡ください。
ドコモ携帯から (局番なし)151(無料)
一般電話等から 0120-800-000(無料)
受付時間:午前9時から午後8時まで(年中無休)