ドコモ光が繋がらなくなった~!
これまでは使えてたのに、突然使えなくなったってこと?
うん、昨日までは問題なく使えてたよ~
あらら、それは困ったね、何が問題なのか、一緒にチェックしてみよっか
ドコモ光の利用中に、インターネットやWi-Fiに繋がらなくなった!というケースがあるようです。
ネットに繋がらないことに気付くのは大抵これからネットを使おうとしている(もしくは使用中の)タイミングなので、早く原因を特定して解決したいですよね。
天災や通信会社の問題によるものであれば復旧を待つほかありませんが、自分の使用環境に問題がある場合は、原因さえ特定できれば割と簡単に復旧させることができます。
この記事では、少し前まではドコモ光を問題なく使えていたのに、突然繋がらなくなったという人のために、原因と対処法について解説します。
ぜひ参考にしてみてくださいね。
使用環境が原因で繋がらないケース
ドコモ光を契約中でインターネットに繋がらなくなったとき、原因は大きく分けて自分の身の回りの環境に原因があるものと、通信事業者に原因があるものの2パターンに分けられます。
突然ネットの接続が切れると不安になってしまうかもしれませんが、まずは問題の発生している箇所と原因を特定することが早期解決へと繋がります。
原因を特定するときのコツとしては、まずは自分の手元に近いところから探っていくことです。
いきなり通信障害や電柱からの引き込み線の断線を疑うのではなく、はじめは手元のスマホやパソコンに異常はないかを確認しましょう。
近いところから徐々に確認範囲を広げていくことによって、効率的かつ省力的に原因を特定することができます。
あまり機器に詳しくないという人でも、簡単な確認作業と操作だけで再接続できる可能性も十分にあるため、落ち着いて1つずつ確認していきましょう。
端末の不具合で繋がらない
ネットに繋がらなくなったとき、まずはその症状が自分だけなのか、または家族など他の人も同様に繋がらないのかを確認します。
もし他の端末も同様にネットに繋がらないのであれば、その原因は端末によるものではなく、ONUやWi-Fiルーターに原因があるのかも…と可能性を絞っていくことができます。
もし特定の端末のみネットに繋がらない、かつつい先ほどまでネットに繋がっていたということであれば、次のことを試してみましょう。
- 設定項目から接続状況を確認してみる
- 一旦電源を切って再起動してみる
ほとんどの場合はこれで再接続できるようになるはずです。
家電製品の電波が干渉しており繋がらない
意外とよくあるのが家電製品の電波がWi-Fiに干渉し、スマホがネットに繋がらなくなってしまうというケースです。
キッチンでオーブンや電子レンジを使って調理をしている間に、ちょっとレシピを検索しようとするとネットに繋がらないといったことがあります。
電子レンジは2.4GHz帯の電波を利用しているため、同じ2.4GHz帯でWi-Fiを使用していると影響を受けることがあるのです。この場合は、一旦使用中の家電製品から離れたところへ移動するのが最も簡単な解決方法です。
ちなみに、2.4GHz帯は電子レンジやWi-Fi以外にも色々な家電製品などで使われています。
あまりにも頻繁にWi-Fiが途切れてしまう場合は、5GHz帯を利用するという手もあります。
なお、5GHz帯でWi-Fiを利用するためには、Wi-Fi規格が
- IEEE 802.11a
- IEEE 802.11ac
- IEEE 802.11n
に対応したWi-Fiルーターを用意する必要があります。
Wi-Fiルーターの不具合で繋がらない
お使いのスマホやパソコンはWi-Fiに繋がっている(Wi-Fiマークが表示されている)のにネットに繋がらない場合、ルーターに不具合が生じている可能性が考えられます。
一般的なルーターは正常に作動しているときは緑色や青色のランプが点灯しています。
しかし、何かしらの理由でネットの接続が切れてしまっているときは、オレンジ色や赤色のランプが点灯・点滅します。
あまりないケースかもしれませんが、次のような場合にオレンジ色や赤色のランプが点くことがあります。
- ルーターに負荷がかかり異常な熱が発生した
- ファームウェアの更新が上手くいかなかった
- 雷などで瞬間的に停電し、ネットが途切れている状態
一旦ルーターの電源を落とし、しばらく待ってから電源を入れ直してみましょう。
ONU(回線終端装置)が原因で繋がらない
ドコモ光を利用しているのであれば、外から引き込んできたケーブルは一旦ONU(回線終端装置)とよばれるモデムのような機器に繋がっています。
このONUの不具合でネットに繋がらないということもあるようです。
ONUの外観はWi-Fiルーターと少し似ているため、どちらがONUなのか戸惑ってしまうことがあるかもしれません。
しかし、ドコモ光を使っているのであればONUには必ずNTTのロゴマークが記載されているため、それを目印に判別することができます。
ONUには数種類のランプがついており、それぞれの点灯・消灯状況によって不具合発生の有無や対処法が異なります。
PPPランプが消灯している
PPPランプが消灯しているのは、プロバイダとの接続がうまくいっていないことを表しています。
- インターネット工事後に初期設定が完了していない
- 初期設定がうまくいかなかった
という場合に消灯するため、繋がらなくなる前にインターネットに接続できていたのであれば、おそらくこのランプが消えることはないでしょう。
もし、初期設定を変更したわけでもないのにこちらのランプが消灯している場合は、プロバイダへ問い合わせてPPPランプが消灯している旨を伝えましょう。
ACTランプが消灯している
ACTランプの消灯は、LANケーブルが繋がっていない、もしくはしっかりと差し込みができていないことが考えられます。
- LANケーブルがしっかりと刺さっている
- LANケーブルが途中で無理に折り曲がっていない
もしACTランプが消灯しているのであれば、この2点を確認します。
解消が見込めない場合は、プロバイダにACTランプの消灯について問い合わせをしてみましょう。
ACT/LINKランプが消灯している
ACT/LINKランプの消灯は、LANケーブルに問題がある可能性を表します。
しっかり接続できているか確認してみましょう。LANポートが複数あれば、他のLANポートに差して試してみて下さい。
LANケーブルが古い場合など、ケーブル自体に問題はないでしょうか。
通信障害が原因で繋がらないケース
ドコモ光が繋がらない原因はいくつか考えられますが、その1つが通信障害によるものです。
通信障害には次の2つのパターンがあり、どちらの場合も個人でできる対処法はなく、復旧を待つほかありません。
- ドコモ光の通信障害
- プロバイダの通信障害
ただし、ドコモ光やプロバイダが原因でインターネットに繋がらなくなるというケースはかなり稀です。
台風などの災害時であればケーブルが断線したりシステムダウンなどの可能性もありますが、まずは自分の使用環境を疑ってみたほうがよいでしょう。
Twitterで通信障害について確認してみる
もし、ドコモ光やプロバイダで通信障害が発生しているのであれば、自分以外の人もインターネットに繋がらなくなります。
TwitterなどのSNSで通信障害について検索すれば、すぐにたくさんのツイートが目に付くでしょう。
検索しても何の情報を得られないのであれば、それは通信障害ではなく、あなた個人の使用環境に問題が発生しているのだと判断することができます。
SNSを利用することで、公式情報を待つよりも簡単かつ早急に情報を把握することができるでしょう。
ドコモ光やプロバイダからの情報で通信障害を確認する
ドコモ光が原因で通信障害が発生している場合、発生から一定の時間が経過するとドコモ光の公式サイトに情報が掲載されます。
通信障害の原因や復旧作業の進捗などを知ることができるため、復旧を待つ間に覗いてみるとよいでしょう。
また、プロバイダが原因で通信障害が発生している場合、主な確認方法は電話となります。
たくさんのプロバイダがありますが、ここではよく使われているプロバイダの連絡先を記載しておきます。
GMOとくとくBB | 番号:0570-045-109 受付時間:10時~19時(年中無休) |
@nifty | 番号:0570-03-2210 受付時間:10時~18時(年末年始を除く) |
OCN | 電話番号:0120-047-860(通話料無料) 問い合わせ受付時間:10時~17時(年末年始除く) |
ぷらら | 番号:009192-33(通話料無料)携帯電話から:050-7560-0033 受付時間10時~19時(年中無休) |
まとめ
ドコモ光が繋がらない原因は大きく分けて、次の2パターンに大別できます。
- 自分の身の周りに問題が起きている
- 通信事業者による問題が起きている
繋がらない原因が回線事業者やプロバイダの通信障害によるものであれば、しばらく待っていれば自然と復旧できるでしょう。
一方で、自分の身の周りに原因があってネットに繋がらない場合は、いくら待っても接続が回復することはありません。
ただ復旧を待つのと、何かしら自分で対処するのとどちらが適切なのかは、繋がらなくなった原因を特定しなければわかりません。
もしドコモ光が繋がらなくなった場合は、まずは自分の身近なところから原因を探っていきましょう。
あまりにも頻繁に接続が切れてしまうのであれば、Wi-Fiルーターの買い換えや、他の回線への乗り換えを検討してみるのもよいかもしれませんね。