ドコモ光のプロバイダを変更したい!切り替わるタイミングはいつ?

プロバイダ
ノココ
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ドコモ光のプロバイダを変更したいんだけど、すぐにできるの?

キノリ
キノリ

手続き自体は電話でもできるし簡単だけど、最短で10日くらいかかるよ。

ドコモ光ではタイプA・B合わせて23社のプロバイダが用意されています。契約時にその中から1社を選ぶのですが、実際に使ってみて満足できない場合は後から好きなプロバイダに変更することができます。

変更の手続き自体は簡単にできるので「プロバイダの変更ってなんだか難しそう…」と感じている人も、この記事で紹介する手順通りに進めれば大丈夫。業者による工事も不要で、以外と簡単にできてしまいます。

プロバイダを変更することで通信速度が速くなったり、料金が安くなったりといったメリットがあるので、プロバイダの変更を検討している人は是非参考にしてみてくださいね。

プロバイダを変更するメリット

ドコモ光のプロバイダはタイプA、タイプBに分かれており、全部で23社あります。
【タイプA】
ドコモnet、plala、GMOとくとくBB、@nifty、andline、SIS、BIGLOBE、ic-net、hi-ho、BB.excite、Tigers-net.com、エディオンネット、SYNAPSE、DTI、楽天ブロードバンド、ネスク、TiKiTiKi、01光コアラ(2022年5月31日終了)
【タイプB】
OCN、@TCOM、TNC、ちゃんぷるネット、WAKWAK、AsahiNet
プロバイダによって料金や通信速度・通信の安定性・ウェブメール・セキュリティサービス・ルーターのレンタルサービス・キャッシュバックの内容などが異なります。
ドコモ光の契約時にどこか1つを選んで契約するのですが、実際に使ってみると期待していたほどの通信速度が出なかったり、料金が高かったりといった問題があとからわかることってありますよね。
そんなときはプロバイダを変更すると解決できるかもしれません。
まずはプロバイダを変更することのメリットについて説明します。

料金が安くなる

ドコモ光ではプロバイダがタイプAであるかBであるかによって月額料金が異なります。

タイプBはタイプAよりも月額220円高いので、料金を安くしたい人はタイプAのプロバイダから選ぶことをおすすめします。現在タイプBのプロバイダを使っている人は、タイプAに切り替えることで毎月220円安くなりますよ。

月額料金(税込み) タイプA タイプB
戸建て 5,720円 5,940円
マンション 4,400円 4,620円

ただし、プロバイダの変更には3,300円の費用が発生します。費用を抑える目的でプロバイダを変更するのであれば、最低でも15カ月以上ドコモ光を使い続ける予定でなければ元を取ることはできませんので注意が必要です。

通信速度が速くなる…かもしれない

ドコモ光の通信速度や通信の安定性には、プロバイダの種類も影響します。

プロバイダによって使っているインフラ(ケーブルなど)のグレードが異なりますし、プロバイダの抱える契約者数が多ければその分回線が混み合う可能性が高くなります。同じプロバイダでも地域によって通信の品質に差が出るのはそのためです。

プロバイダを変更したからといって確実に通信速度・安定性が高まるとは限りませんが、現在ドコモ光の通信速度が遅いと感じている人は、ひょっとしたらプロバイダを変更することによって改善されるかもしれません。

プロバイダ変更に伴うリスク

プロバイダを変更するとメリットがあるのは知っているけれど、デメリットはないのかと気になりますよね。場合によっては変更しないほうがよいケースもあるため、もし変更する場合はしっかりと注意点をおさえておきましょう。

プロバイダ変更には費用がかかる

ドコモ光のプロバイダ変更にかかる費用は税込み3,300円です。

単独プランからタイプAもしくはタイプBへの変更の場合は無料ですが、そもそも支払総額の高くなる単独タイプでドコモ光を契約するというケースは稀でしょう。

お手続きパターン 事務手数料
同一タイプ内(タイプA・B)でのプロバイダ変更 3,300円
異なるタイプのプロバイダへ変更
(タイプA→B、またはタイプB→A)
3,300円
タイプAまたはBに新規申し込み
(単独プラン→タイプAまたはB)
無料
タイプA・Bのプロバイダを廃止
(タイプAまたはB→単独プラン)
3,300円

光回線を契約する際は手数料や工事費が無料となるキャンペーンが実施されることもあります。

しかし、残念ながらプロバイダ変更にかかる事務手数料が無料となったり割引されたりといったキャンペーンはこれまでのところ確認されておりません。事務手数料3,300円は必ず発生する費用であるといえるでしょう。

プロバイダを変更しないほうがお得になることも

ドコモ光のプロバイダを変更する理由の1つとして多いのが、毎月の利用料金を安くしたいというものです。

たしかに、タイプBのプロバイダからタイプAのプロバイダへ変更することによって、月額料金は220円安くなります。ただ、プロバイダ変更に必要な3,300円というのは、タイプ変更によって生じる差額220円の15か月分相当に該当します。

これからもドコモ光を長く使うつもりであれば問題ありませんが、「2年間の契約期間が満了したらドコモ光以外の光回線に乗り換えようかな」と考えているのであれば、今のままのプロバイダを使い続けるというのも1つの手です。

通信速度が改善しない可能性もある

ドコモ光の「通信速度が遅い」「通信がよく途切れる」といった問題は、プロバイダを変更することで解決するかもしれません。しかし、問題の原因がプロバイダでない場合はプロバイダを変更しても当然改善されません。

もちろんプロバイダの種類は通信の品質に与える影響も大きいのですが、光回線の通信品質は地域や設備の状況など様々な要因が絡んできます。

せっかくプロバイダを変更したのに、期待していたほどの通信速度が出なかったという結果に終わってしまう可能性があるということも留意しておきましょう。

旧プロバイダから費用を請求されることも

プロバイダを変更する際は新しいプロバイダで手続きすれば問題ないと思われがちですが、実はそうではないケースもあります。

プロバイダによっては解約の申請が必要なこともあり、解約申請しなければ新旧二重でプロバイダ費用が発生するということにもなりかねません。

以下の記事はプロバイダ変更ではなくドコモ光を解約する際に、各プロバイダ会社の対応に違いについて記載したものです。プロバイダを解約する際の注意点についても記載していますので、興味がある人はこちらもご覧ください。

【ドコモ光を解約】プロバイダによっては手続きが必要なので要注意!
ドコモ光を解約しても、プロバイダ契約は継続される場合があります。ドコモ光を使っていないのに、プロバイダ料金だけ払い続けるのはもったいないですよね。この記事では、プロバイダごとに必要な手続きの内容や解約時の注意点について解説しています。

プロバイダの変更手順

プロバイダの変更はドコモショップへ訪問する方法と、電話で手続きを行うという2通りがあります。Webでの手続きには対応していないため、いずれか都合の良い方を選びましょう。

大まかな変更手順は次のとおりです。

  1. 電話 or ドコモショップでプロバイダの変更手続きをする
  2. 変更先のプロバイダから書類が届く
  3. プロバイダ変更のタイミングでルーターなどの設定をする

必要なものさえ準備しておけば、手続き自体は大して難しくはありません。

【プロバイダ変更手続きに必要なもの(ドコモショップ・電話どちらも共通)】
・ドコモの携帯電話番号と4桁のネットワーク暗証番号番号
・ドコモ光の契約ID(ドコモの携帯電話を持っていない人)
印鑑や免許証などの本人確認書類は不要で、基本的には上記の情報で本人確認を行います。

ドコモショップで変更手続する

ドコモショップへ訪問する場合、今のご時世は事前予約していなければ受け付けてもらえない可能性が高いです。ドコモショップ/d garden 検索からお近くのショップを見つけて予約しておきましょう。全国どこのショップでも手続きできますよ。

ショップでは担当スタッフに次の内容を伝えてください。

  • プロバイダを変更したい日(手続き後10日目以降から指定可能)
  • 今使っているプロバイダ名と、変更したいプロバイダ名

ショップで必要な手続きはこれだけです。あとは新しいプロバイダから自宅に書類が届くのを待ちましょう。

電話で変更手続きする

ドコモ光のプロバイダは電話でも変更することができます。わざわざショップへ訪問するほどの内容でもないですし、電話代も無料なので電話での方法がおすすめです。

ただ、電話の場合も昨今はスタッフ減のためなかなか繋がりにくいといった状況にあるようです。何度かけても繋がらない場合はコール事前予約を利用しましょう。

【ドコモインフォメーションセンター】
ドコモ携帯から (局番なし)151(無料)
一般電話等から 0120-800-000(無料)
受付時間:午前9時から午後8時まで(年中無休)

ドコモの携帯からかける場合でも一般電話やドコモ以外の形態からかける場合でも、最初は自動音声案内が流れます。音声の途中でも「7」→「1」→「3」と入力するとスキップしてオペレーターに繋がります。

オペレーターに繋がったら本人確認を行い、その後以下の情報を伝えます。

  • プロバイダを変更したい日(手続き後10日目以降から指定可能)
  • 今使っているプロバイダ名と、変更したいプロバイダ名

以上で変更の申し込み手続きは完了です。あとは新しいプロバイダから書類が到着するのを待ちましょう。

変更先のプロバイダから書類が届く

プロバイダの変更手続後1週間から10日くらいすると、変更後のプロバイダから書類が届きます。

書類にはドコモショップもしくは電話で担当者に伝えたプロバイダの切り替え日が記載されているので、念のため切り替え日が指定した日付となっているかどうか確認しておきましょう。

また、この書類には申込内容の確認事項だけでなく、インターネットに接続するためのIDやパスワード、ルーターの設定方法などが記載されたマニュアルなどが含まれます。

ドコモ光を解約するときや、再度プロバイダを変更するときに必要となる場合があるため、大切に保管しておきましょう。

プロバイダの切り替え日にインターネットの接続設定をする

プロバイダの切り替え日になったら自分でルーターの設定をし直す必要があります。設定といっても難しい内容ではなく、パスワードなどを入力するだけの簡単な作業です。新しいプロバイダから届いたマニュアルに沿って進めればとくに問題なく設定することができるでしょう。

 

ノココ
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実際に切り替わるタイミングっていつなんだろう。接続設定って切り替え日の何時からやってもいいの?

プロバイダが切り替わるタイミングは?

全てのプロバイダに確認したわけではありませんが、いくつかのプロバイダによると、切り替え日に指定した日付の0時から切り替え可能とのことです。

仮にルーターの設定をし直さなくても、しばらくの間は旧プロバイダを通してインターネットに接続することはできるでしょう。

しかし、旧プロバイダの解約手続きが完了するとインターネットに接続できなくなってしまうため、忘れなううちに新しいプロバイダでインターネットに接続できるよう設定を済ませておいたほうが無難です。(万が一、切り替え日に急な外出等で作業できなくなってしまった、という場合は翌日以降でも問題ありません)

まとめ

ドコモ光の料金や通信速度に不満がある場合は、プロバイダを変更することで解決できるかもしれません。とくに通信速度に関してはプロバイダごとに結構な差があるようです。

プロバイダの変更には最短で、手続き開始から1週間~10日間ほどかかるため、少し面倒に感じるかもしれません。しかし、毎日のネット環境が快適になるのであれば、できるだけ早いタイミングで変更しておいたほうがよいですよね。

プロバイダの変更手続き自体は電話1本で簡単にでき、工事も不要なので立ち合いのために時間を確保する必要もありません。気になる人は手続きが難しそうだと諦めずに、是非チャレンジしてみてくださいね。

「どのプロバイダが良いかよくわからない」という人は、こちらも併せてご覧ください。

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