ドコモ光でオンラインゲームは快適？評判とおすすめプロバイダを徹底解説

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2025年12月23日

ノココ

ドコモ光でオンラインゲームって快適にプレイできるのかな？ラグとか心配なんだけど…

キノリ

大丈夫！ドコモ光は最大1Gbpsの高速通信に対応していて、適切なプロバイダと設定を選べばオンラインゲームも快適に楽しめるよ

オンラインゲームを快適にプレイするには、通信速度だけでなくPing値や安定性も重要です。ドコモ光は全国エリアに対応したNTTの光回線を利用しているため、多くの地域で安定した高速通信が期待できます。

ただし、プロバイダ選びや接続方式によって実際の速度は大きく変わります。この記事では、ドコモ光でオンラインゲームを快適に楽しむための評判やおすすめプロバイダ、具体的な改善方法まで徹底解説します。

ドコモ光はオンラインゲームに向いている？基本を確認

ドコモ光がゲーム用途に適しているかを判断するには、まず基本スペックとゲームに必要な環境を理解することが重要です。

ドコモ光の通信速度とゲームに必要な環境

ドコモ光の標準プラン（1ギガプラン）は最大通信速度1Gbps（1000Mbps）を提供しています。10ギガプランも一部エリアで提供されており、最大10Gbpsの超高速通信に対応しています。

オンラインゲームを快適にプレイするために必要な通信環境の目安は以下の通りです。

項目	推奨値	ドコモ光での実現可能性
下り速度	30Mbps以上	◎ 十分に対応可能
上り速度	10Mbps以上（配信時は30Mbps以上）	◎ 十分に対応可能
Ping値	50ms以下（FPSは20ms以下推奨）	○ プロバイダと接続方式次第
安定性	速度変動が少ない	○ IPv6接続で改善

ドコモ光の最大1Gbpsという速度は、オンラインゲームに必要な速度を大きく上回っています。実測値でも100Mbps～300Mbps程度出ることが多く、ゲームプレイには十分です。

重要なのは最大速度よりもPing値と安定性です。Ping値とは応答速度のことで、数値が低いほどラグが少なくなります。FPSや格闘ゲームなど一瞬の判断が重要なゲームでは、Ping値20ms以下が理想的です。

ドコモ光がオンラインゲームに向いている理由

ドコモ光がゲーム利用におすすめできる理由は以下の通りです。

NTTの光回線網を利用：全国エリアに対応し、通信品質が安定している
IPv6（IPoE）接続対応：混雑時間帯でも速度低下しにくい接続方式が利用可能
プロバイダを選べる：21社から自分に合ったプロバイダを選択できる
高性能ルーター無料レンタル：一部プロバイダでゲーミング向けルーターが無料で利用できる
ドコモスマホとのセット割：月額料金を抑えながら高速通信を利用できる

ノココ

プロバイダが選べるのは嬉しいね！自分に合ったところを選べるんだ

特にIPv6（IPoE）接続への対応は、ゲーム利用において非常に重要です。従来のIPv4（PPPoE）接続は夜間や休日などインターネット利用者が多い時間帯に混雑し、速度が大幅に低下することがありました。

IPv6（IPoE）接続では混雑するポイントを回避できるため、時間帯による速度変動が少なく安定した通信が可能になります。ドコモ光では多くのプロバイダがIPv6接続に対応しており、追加料金なしで利用できる点も魅力です。

ドコモ光でゲームが遅いと感じるケースと注意点

一方で、ドコモ光でも以下のようなケースでは速度が遅いと感じることがあります。

マンションタイプで配線方式がVDSL方式の場合、最大100Mbpsに制限されるため、1ギガプランでも十分な速度が出ない可能性があります。

IPv4（PPPoE）接続のまま利用している：混雑時間帯に速度が大幅に低下
プロバイダの通信品質が低い：一部のプロバイダでは安定性に欠ける場合がある
Wi-Fi接続でプレイしている：無線接続は有線よりも速度が不安定になりやすい
古いルーターを使用している：高速通信に対応していない機器では性能が発揮できない
マンションの配線方式がVDSL：建物の設備により最大速度が制限される

これらの問題は、適切な設定変更やプロバイダ選びによって改善できることが多いです。後述する改善方法を参考に、環境を最適化することをおすすめします。

ドコモ光でオンラインゲームをプレイする人の評判

実際にドコモ光でオンラインゲームをプレイしている利用者の評判を見ていきましょう。

通信速度・Ping値に関する評判

ドコモ光の通信速度に関する評判は、プロバイダによって大きく異なります。

良い評判：GMOとくとくBBやOCNインターネットを利用している方からは「下り300Mbps以上出る」「Ping値が10ms台で快適」という声が多く見られます。

特にIPv6接続を利用している場合、夜間でも速度低下が少なく、安定した通信環境を維持できているという口コミが目立ちます。実測値で下り200Mbps～500Mbps、Ping値15ms～30ms程度の数値が報告されており、FPSやMMOなど応答速度が重要なゲームでも問題なくプレイできているユーザーが多数います。

悪い評判：一部のプロバイダでは「夜になると速度が50Mbps以下に落ちる」「Ping値が100msを超える」といった不満の声もあります。

ノココ

プロバイダ選びって本当に大事なんだね…

ラグや遅延に関する口コミ

オンラインゲームで最も気になるラグや遅延についての評判も確認しましょう。

ラグが少ないという評判では、以下のような声があります。

「Apex LegendsやVALORANTで快適にプレイできている」
「格闘ゲームでもコマンド入力が正確に反映される」
「FF14やPSO2などのMMORPGでストレスを感じない」

特に有線LAN接続とIPv6接続を組み合わせているユーザーからは、ラグや遅延をほとんど感じないという評価が多く見られます。

一方でラグが発生するという評判もあり、その多くは以下の環境で起きています。

Wi-Fi接続でプレイしている
IPv4（PPPoE）接続のまま利用している
混雑しやすいプロバイダを選んでいる
マンションタイプで多数の住戸と回線を共有している

ラグの発生は回線だけでなく、ゲームサーバーの状態や使用機器の性能にも影響されます。ドコモ光側の環境を最適化することで、多くの場合は改善が期待できます。

プロバイダ別の評判比較

ドコモ光で選べる主要プロバイダのゲーム利用に関する評判を比較します。

プロバイダ	平均速度（実測値目安）	Ping値	ゲーム利用の評判
GMOとくとくBB	下り300Mbps前後	15～25ms	◎ 高速で安定、ゲーマーから高評価
OCNインターネット	下り280Mbps前後	18～28ms	◎ 混雑時も安定、信頼性が高い
@nifty	下り220Mbps前後	20～30ms	○ バランスが良く使いやすい
その他一部プロバイダ	下り100Mbps前後	40～80ms	△ 時間帯により速度低下あり

※速度やPing値は利用環境や時間帯により変動します。参考値としてご確認ください。

GMOとくとくBBはv6プラス対応で高性能ルーターを無料レンタルできることから、ゲーム利用者の間で特に人気が高いプロバイダです。実測値データも公開しており、透明性の高さも評価されています。

ドコモ光でオンラインゲームを快適にする方法

ドコモ光でゲームを快適にプレイするための具体的な方法を解説します。

IPv6（IPoE接続）の利用が重要なポイント

ドコモ光でゲームを快適にするために最も重要なのがIPv6（IPoE）接続の利用です。

従来のIPv4（PPPoE）接続では、インターネット利用者が多い時間帯に網終端装置と呼ばれる接続ポイントが混雑し、速度が大幅に低下していました。特に夜間や休日は10Mbps以下になることもあり、オンラインゲームのプレイに支障が出るケースが多発していました。

IPv6（IPoE）接続では、この混雑ポイントを経由せずに直接インターネットに接続できるため、時間帯を問わず安定した高速通信が可能になります。

ドコモ光では「v6プラス」「IPv6オプション」「OCN v6アルファ」など、プロバイダによって名称は異なりますが、多くのプロバイダでIPv6接続サービスを無料提供しています。

IPv6接続を利用するには、対応プロバイダとの契約および対応ルーターが必要です。GMOとくとくBBなど一部のプロバイダでは、IPv6対応の高性能ルーターを無料レンタルできるため、追加費用なしで快適な環境を構築できます。

キノリ

IPv6接続に切り替えるだけで、夜間の速度が10倍以上改善したという報告も多いんだよ

有線LAN接続で安定性と速度を確保する方法

Wi-Fi（無線LAN）接続は便利ですが、オンラインゲームでは有線LAN接続が圧倒的に有利です。

接続方式	速度の安定性	Ping値	ゲーム適性
有線LAN	◎ 非常に安定	低い（10～20ms）	◎ 最適
Wi-Fi 6（5GHz）	○ 比較的安定	やや高い（20～40ms）	○ 使える
Wi-Fi 5以前（2.4GHz）	△ 不安定	高い（40ms以上）	△ 非推奨

Wi-Fi接続では、壁や家電製品による電波干渉、同時接続機器による帯域圧迫などで速度が不安定になりやすく、Ping値も高くなる傾向があります。特にFPSや格闘ゲームなど、一瞬の遅延が勝敗を分けるゲームでは、有線接続が必須といえます。

ゲーム機やPCをルーターと有線LANケーブルで接続するだけで、通信の安定性が大幅に向上します。配線が難しい場合は、LANケーブルを壁際に這わせるなど工夫しましょう。

ゲーム環境に適したルーターの選び方

ルーターの性能は、オンラインゲームの快適性に直接影響します。

ゲーム用途でルーターを選ぶ際の重要なポイントは以下の通りです。

IPv6（IPoE）対応：v6プラスなどの高速接続方式に対応している
最大通信速度：Wi-Fi 6（IEEE 802.11ax）対応で最大2.4Gbps以上
有線LANポート：1Gbps対応のギガビットポートを複数搭載
処理性能：複数台同時接続でも速度が低下しないCPU性能
QoS機能：ゲーム通信を優先する機能があると理想的

GMOとくとくBBでは、以下のような高性能ルーターを無料レンタルできます。

BUFFALO WSR-2533DHP3：最大1733Mbps、v6プラス対応
NEC Aterm WG2600HS2：最大1733Mbps、IPv6 IPoE対応
ELECOM WRC-2533GST2：最大1733Mbps、v6プラス対応

ノココ

無料で高性能ルーターが使えるなんてお得だね！

これらのルーターはいずれも10,000円～15,000円相当の機種で、ゲーム利用に十分な性能を備えています。自分でルーターを購入する場合は、同等以上のスペックを持つ機種を選びましょう。

LANケーブルのカテゴリ確認で速度改善

意外と見落としがちなのがLANケーブルの規格です。

LANケーブルには「カテゴリ」という規格があり、古いカテゴリのケーブルを使用していると、回線速度が十分でも実際の通信速度が制限されてしまいます。

カテゴリ	最大通信速度	ゲーム適性
CAT5（カテゴリ5）	100Mbps	× 不十分
CAT5e	1Gbps	○ 1ギガプランなら可
CAT6	1Gbps	◎ 推奨
CAT6A以上	10Gbps	◎ 10ギガプラン対応

古いCAT5ケーブルを使用している場合、ドコモ光の1ギガプランでも最大100Mbpsまでしか速度が出ません。必ずCAT5e以上のケーブルを使用しましょう。

LANケーブルのカテゴリは、ケーブル本体に印字されています。「CAT5」「CAT5e」「CAT6」などの表記を確認し、古い規格のケーブルを使用している場合は、1,000円程度で購入できるCAT6以上のケーブルに交換することをおすすめします。

オンラインゲームにおすすめのドコモ光プロバイダ比較

ドコモ光で選べる21社のプロバイダの中から、特にオンラインゲーム利用におすすめの3社を紹介します。

GMOとくとくBB：速度と特典で選ぶならココ

GMOとくとくBBは、ゲーム利用者から最も高い評価を得ているプロバイダです。

GMOとくとくBBの主な特徴

v6プラス標準対応：申し込み不要で高速接続が利用可能
高性能ルーター無料レンタル：10,000円相当のWi-Fi 6対応ルーターが永年無料
速度保証制度：速度が100Mbps以下の場合、100円分のポイント還元（100回まで）
実測値データ公開：全国平均の速度データを毎月公開
充実の特典：最大65,000円キャッシュバック（他社違約金補助含む）

実測値データによると、GMOとくとくBBの平均速度は下り300Mbps以上、Ping値20ms前後と、ゲームプレイに十分な性能を発揮しています。特に夜間の混雑時間帯でも速度が安定しており、ラグを感じにくいと評判です。

月額料金も戸建て5,720円、マンション4,400円と標準的で、ドコモスマホとのセット割で最大1,100円割引も適用できます。

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OCNインターネット：通信速度の安定性重視

OCNインターネット（旧OCN）は、NTTグループが提供する信頼性の高いプロバイダです。

OCNインターネットの特徴

IPoEアドバンス（有料オプション）：月額1,848円で帯域を確保し、さらに安定した通信が可能
大規模なバックボーン：NTTグループの強力なネットワーク基盤
混雑時も安定：利用者からの安定性評価が高い
サポート体制充実：電話サポートの評判が良い

OCNインターネットの平均速度は下り280Mbps前後で、GMOとくとくBBと比べるとやや控えめですが、時間帯による速度変動が少なく安定性が高い点が評価されています。

特にIPoEアドバンスオプション（月額1,848円）を利用すると、混雑する時間帯でも優先的に帯域が確保されるため、さらに安定した通信環境を構築できます。ゲーム配信などで安定性を最重視する方におすすめです。

@nifty：バランス型でゲーム利用にもおすすめ

@niftyは、速度とコストのバランスが取れたプロバイダです。

@niftyの特徴

v6プラス対応：高速接続が標準で利用可能
Wi-Fiルーター無料レンタル：最大25ヶ月間無料（通常月額550円）
老舗プロバイダの安心感：長年の運営実績とノウハウ
キャッシュバック特典：最大20,000円キャッシュバック

@niftyの平均速度は下り220Mbps前後で、GMOやOCNと比べると若干劣りますが、オンラインゲームを楽しむには十分な速度です。Ping値も20～30ms程度と良好で、ラグを感じることは少ないでしょう。

特に初めて光回線を契約する方や、設定に不安がある方には、@niftyの充実したサポート体制が心強い味方になります。

ドコモ光のプロバイダ選びで失敗しないための注意点

プロバイダ選びで失敗しないためのチェックポイントを確認しましょう。

v6プラス対応の確認方法

プロバイダを選ぶ際は、必ずv6プラス（またはIPv6 IPoE）対応を確認しましょう。

ドコモ光の21社のプロバイダのうち、ほとんどがIPv6接続に対応していますが、サービス名称や提供条件が異なります。

GMOとくとくBB、OCNインターネット、@niftyなどタイプAのプロバイダは、基本料金内でIPv6接続が利用できます。追加料金や別途申し込みが不要な点も魅力です。

確認方法は以下の通りです。

プロバイダの公式サイトで「v6プラス」「IPv6」「IPoE」などの記載を確認
申し込み時に「IPv6接続の利用可否」を問い合わせる
契約後、プロバイダのマイページで接続方式を確認

すでにドコモ光を契約している方は、現在IPv6接続を利用しているか確認し、未利用の場合はプロバイダに申し込みましょう。多くの場合、無料で切り替えが可能です。

無料ルーターレンタルの内容をチェック

プロバイダによっては、Wi-Fiルーターを無料でレンタルできますが、機種や性能、レンタル期間に差があります。

プロバイダ	ルーターレンタル	レンタル期間	性能
GMOとくとくBB	無料	永年無料	最大1733Mbps、Wi-Fi 6対応
@nifty	無料	最大25ヶ月（その後月額550円）	最大1300Mbps
一部プロバイダ	有料	月額300円～500円	機種により異なる

GMOとくとくBBは永年無料で高性能ルーターをレンタルできるため、長期的に見てコストパフォーマンスが優れています。

ルーター選びでチェックすべきポイントは、Wi-Fi規格（Wi-Fi 6対応が望ましい）、最大通信速度（1Gbps以上）、IPv6対応の3点です。これらを満たす機種であれば、ゲーム利用でも快適に使えます。

ゲーム利用者の口コミ評判を参考にする

プロバイダ選びでは、実際のゲーム利用者の口コミ評判を参考にすることが重要です。

口コミをチェックする際のポイントは以下の通りです。

時間帯別の速度：夜間や休日の速度が維持されているか
Ping値の実測値：20～30ms以下が理想的
ラグの発生頻度：頻繁にラグが起きていないか
プレイしているゲームタイトル：自分がプレイするゲームでの評価
接続方式：IPv6を利用しているかどうか

「みんなのネット回線速度」などの速度測定サイトでは、プロバイダ別の実測値データや利用者の口コミを確認できます。プロバイダ選びの参考にしましょう。

ただし、口コミはあくまで参考情報です。同じプロバイダでも、利用エリアや建物の設備、時間帯によって速度は変動します。最終的には自分の環境で試してみることが大切です。

ドコモ光と他社光回線の比較｜ゲーム目的ならどっち？

ドコモ光と他社のゲーミング向け光回線を比較し、どちらを選ぶべきか検討しましょう。

NURO光との速度・Ping値・エリア比較

NURO光は最大2Gbps（一部エリアでは最大10Gbps）の高速通信を提供する光回線で、ゲーマーから高い人気を誇ります。

項目	ドコモ光	NURO光
最大速度	1Gbps（10Gbpsプランあり）	2Gbps（10Gbpsプランあり）
実測値平均	200～300Mbps	400～500Mbps
Ping値	15～30ms	10～20ms
対応エリア	全国（NTT東西エリア）	限定エリア（主要都市部）
月額料金	戸建て5,720円、マンション4,400円	戸建て5,200円、マンション2,090円～
工事期間	2週間～1ヶ月	1～3ヶ月

NURO光は速度面で優れていますが、対応エリアが限られている点が最大のデメリットです。北海道、関東、東海、関西、中国、九州の一部エリアでしか契約できず、全国の約40%の地域では利用できません。

また、工事が2回必要で開通までに1～3ヶ月かかることが多く、すぐにゲームを始めたい方には不向きです。

速度を最重視し、対応エリア内にお住まいで工事期間を待てる方にはNURO光がおすすめです。それ以外の方は、全国エリア対応で開通が早いドコモ光が現実的な選択肢です。

auひかりとの通信品質・料金比較

auひかりも、ゲーム利用者から評価の高い光回線です。

項目	ドコモ光	auひかり
最大速度	1Gbps	1Gbps
実測値平均	200～300Mbps	300～400Mbps
Ping値	15～30ms	15～25ms
対応エリア	全国	70%程度（一部エリア除く）
スマホセット割	ドコモ（最大1,100円割引）	au・UQモバイル（最大1,100円割引）

auひかりは独自回線を使用しているため、NTT回線の混雑に影響されず安定した速度が期待できます。実測値もドコモ光よりやや高い傾向があります。

ただし、auひかりも対応エリアが限定的で、関西エリア（大阪、京都、兵庫など）や東海エリア（愛知、静岡、岐阜など）の一部では戸建てプランが契約できません。また、マンションタイプは建物の設備に左右されます。

auスマホやUQモバイルを利用している方で、対応エリア内であればauひかりが有力な選択肢です。ドコモスマホユーザーなら、セット割が適用できるドコモ光の方がトータルコストを抑えられます。

ドコモ光を選ぶべき人・他社を検討すべき人

これまでの比較を踏まえ、ドコモ光を選ぶべき人と他社を検討すべき人をまとめます。

ドコモ光を選ぶべき人

ドコモのスマホを利用している（セット割で毎月最大1,100円割引）
全国どこでも契約できる光回線を探している
プロバイダを自由に選びたい
早めに開通したい（2週間～1ヶ月程度）
IPv6接続で安定した速度を求めている

他社を検討すべき人

au・UQモバイルを利用している → auひかり
ソフトバンクを利用している → ソフトバンク光またはNURO光
最高速度を追求したい＆対応エリア内 → NURO光
格安SIMを利用している → GMOとくとくBB光やenひかりも検討

キノリ

自分のスマホキャリアとゲームへの本気度に合わせて選ぶのがコツだよ

ドコモ光でオンラインゲームが遅い時の対処方法

すでにドコモ光を契約している方で、ゲームプレイ時に速度が遅いと感じる場合の対処方法を解説します。

接続方式（IPv6）の確認と切り替え

まず確認すべきは、現在IPv6接続を利用しているかどうかです。

IPv6接続の確認方法は以下の通りです。

プロバイダのマイページにログイン
「接続方式」または「利用サービス」の項目を確認
「v6プラス」「IPv6オプション」などの表記があればIPv6接続利用中

または、「IPv6接続テスト」で検索すると、現在の接続方式を簡単に確認できるサイトが見つかります。

IPv4（PPPoE）接続を利用している場合は、すぐにIPv6接続への切り替えを申し込みましょう。多くのプロバイダで無料で切り替えが可能で、工事も不要です。

IPv6接続に切り替えるには、プロバイダに申し込み後、対応ルーターで簡単な設定を行うだけです。設定方法はプロバイダから提供されるマニュアルに従えば、10分程度で完了します。

プロバイダ変更で速度改善する方法

IPv6接続を利用しても速度が改善しない場合、プロバイダの変更を検討しましょう。

ドコモ光では、回線契約はそのままでプロバイダだけを変更できます。変更には事務手数料3,300円がかかりますが、解約違約金は不要です。

プロバイダ変更の手順は、(1)新しいプロバイダに申し込み、(2)切り替え日に自動で接続が切り替わる、という2ステップだけです。工事も不要で、約2週間で切り替えが完了します。

特にゲーム利用での評判が良いGMOとくとくBBやOCNインターネットへの変更がおすすめです。変更時には新規契約者向けの特典が適用されないことが多いため、事前に確認しましょう。

ルーター設定の見直しと再起動

ルーターの設定や状態を確認することも重要です。

チェックすべきポイント

ルーターの再起動：電源を切って30秒待ってから再起動
ファームウェアの更新：最新バージョンに更新する
QoS設定：ゲーム通信を優先する設定があれば有効化
接続台数の確認：同時接続機器が多すぎないか確認
設置場所の見直し：熱がこもらない風通しの良い場所に設置

ルーターは長時間使用すると内部に熱がこもり、処理性能が低下することがあります。定期的な再起動（週1回程度）で、安定した動作を維持できます。

また、古いルーター（5年以上使用）を使っている場合は、新しい機種への交換も検討しましょう。GMOとくとくBBなど無料レンタルできるプロバイダへの変更も選択肢の一つです。

10ギガプランへの変更を検討する場合

1ギガプランで十分な速度が出ない場合や、複数人でのゲームプレイ・配信を行う場合は、10ギガプランへの変更も選択肢です。

ドコモ光10ギガプランの特徴は以下の通りです。

最大通信速度10Gbps：1ギガプランの10倍の帯域
月額料金：戸建て6,380円～（プロバイダにより異なる）
対応エリア：東京、大阪、名古屋など主要都市の一部エリア限定
10Gbps対応機器が必要：ルーター、LANケーブル、LANポートすべて10Gbps対応が必須

10ギガプランは、通常の1ギガプランと比べて月額660円～1,100円程度の追加料金で利用できます。ただし、対応機器の購入費用（ルーター15,000円～、LANカード10,000円～）が別途必要です。

10ギガプランは、ゲーム配信やデータのアップロード・ダウンロードを頻繁に行う方、家族で複数台同時に高速通信を使いたい方に適しています。通常のゲームプレイだけであれば、1ギガプランで十分な場合がほとんどです。

ドコモ光をゲーム用途で契約する際の注意点

最後に、ドコモ光をゲーム用途で新規契約する際の注意点を確認しましょう。

契約前に確認すべきポイント

ドコモ光を契約する前に、以下のポイントを必ず確認してください。

対応エリアの確認：NTT東日本・西日本のフレッツ光提供エリア内か確認
建物の配線方式：マンションの場合、VDSL方式だと最大100Mbpsに制限される
プロバイダのIPv6対応：v6プラスなどの高速接続サービスがあるか
ルーターレンタルの有無：無料でレンタルできるか、性能は十分か
キャンペーン特典：キャッシュバックや工事費無料特典があるか

特にマンションにお住まいの方は、建物の配線方式を事前に確認することが重要です。管理会社や大家さんに問い合わせるか、NTTの提供エリア検索で確認できます。

配線方式が光配線方式（光ファイバーが各戸まで届く）であれば、最大1Gbpsの高速通信が利用できます。VDSL方式の場合は最大100Mbpsですが、それでもオンラインゲームは十分プレイ可能です。

工事から開通までの期間

ドコモ光の申し込みから開通までの期間は、通常2週間～1ヶ月程度です。

状況	開通までの期間
新規契約（戸建て）	2週間～1ヶ月
新規契約（マンション）	2週間～1ヶ月
転用（フレッツ光から）	1～2週間
事業者変更（他社光コラボから）	1～2週間

繁忙期（3月～4月）や、地域によっては工事が混み合い、1ヶ月以上かかることもあります。早めに申し込むことをおすすめします。

すぐにインターネットを使いたい方は、開通までの間、ポケットWi-Fiを無料レンタルできるキャンペーンを実施している窓口から申し込むと便利です。

工事当日は立ち会いが必要で、所要時間は1～2時間程度です。工事後すぐにインターネット接続が可能になります。