ノココ


ドコモ光を検討している方の中には、「固定電話は必要ないけど、ネット回線だけで契約できるの?」という疑問を持つ方が少なくありません。結論から言えば、ドコモ光は固定電話なしで問題なく契約可能です。
この記事では、ドコモ光を固定電話なしで利用する方法から月額料金、契約時の注意点、さらにすでにドコモ光電話を契約している方向けの解約手順まで、徹底的に解説します。スマホだけで通信を完結させたい方、固定電話の月額料金を節約したい方は、ぜひ参考にしてください。
ドコモ光は固定電話なしで契約できる
まず最も重要なポイントから確認していきましょう。ドコモ光は光電話オプションを付けずに、インターネット回線だけで契約することが可能です。このセクションでは、固定電話なし契約の基本情報について詳しく解説します。
ドコモ光電話なしでネット回線のみ契約可能
ドコモ光の契約において、ドコモ光電話(固定電話サービス)は必須オプションではありません。インターネット回線のみを契約し、固定電話は一切利用しないという選択が可能です。
NTTドコモが提供するドコモ光は、フレッツ光回線を使用した光コラボレーションサービスです。契約時には以下の2つのパターンから選択できます:
- インターネット回線のみ:光電話オプションなし
- インターネット回線+光電話:ドコモ光電話オプションあり
固定電話を使わない生活スタイルの方、すでに携帯電話で通話を完結している方にとって、光電話オプションは不要なサービスと言えるでしょう。
固定電話なし契約の月額料金プラン


ドコモ光を固定電話なしで契約した場合の月額料金を確認しましょう。料金プランは住居タイプ(戸建て/マンション)とプロバイダのタイプによって異なります。
| プラン | 戸建て(税込) | マンション(税込) |
|---|---|---|
| 1ギガ タイプA | 5,720円 | 4,400円 |
| 1ギガ タイプB | 5,940円 | 4,620円 |
| 10ギガ タイプA | 6,380円 | 6,380円 |
| 10ギガ タイプB | 6,600円 | 6,600円 |
この料金はインターネット回線のみの基本料金です。ドコモ光電話を追加する場合は、月額550円(税込)が別途必要になります。








ドコモ光セット割は固定電話なしでも適用される


ドコモユーザーにとって重要なポイントが「ドコモ光セット割」です。これは、ドコモの携帯電話とドコモ光をセットで利用することで、携帯電話の月額料金が割引されるサービスです。
結論:ドコモ光セット割は固定電話なしでも適用されます。光電話オプションの有無は、セット割の適用条件に一切影響しません。
| プラン | 割引額(月額) |
|---|---|
| eximo | 1,100円 |
| irumo(0.5GBを除く) | 1,100円 |
| 5Gギガホ プレミア | 1,100円 |
| 5Gギガライト/ギガライト | 550円〜1,100円 |
家族でドコモを使っている場合、最大20回線まで割引が適用されます。例えば、家族4人全員がeximoを利用している場合、毎月4,400円(1,100円×4人)の割引となり、年間で52,800円もお得になる計算です。




固定電話なしでドコモ光を契約する方法
ドコモ光を固定電話なしで契約する具体的な方法について解説します。新規申込みの場合と、他社光回線から乗り換える場合(転用・事業者変更)で手順が異なるため、それぞれ確認していきましょう。
新規申込みで固定電話オプションをつけない手順
ドコモ光を新規で申し込む場合、光電話オプションを付けないのは非常に簡単です。申込み時にオプションサービスの選択画面で「ドコモ光電話」を選択しなければOKです。
新規申込みの基本的な流れは以下の通りです:
- 申込み窓口(代理店またはドコモショップ)で申込み手続き
- 契約内容の確認(この時点で光電話の有無を選択)
- 工事日の調整
- 開通工事の実施
- インターネット接続設定
- 利用開始
申込み時のポイントは、オプションサービスの選択画面で光電話にチェックを入れないことです。多くの申込みフォームでは、デフォルト(初期状態)で光電話がチェックされていない場合が多いため、特に何も操作しなければ自動的に固定電話なし契約となります。










転用・事業者変更時にひかり電話を引き継がない方法
現在フレッツ光や他社光コラボを利用していて、ドコモ光に乗り換える場合、「転用」または「事業者変更」という手続きになります。この際、現在ひかり電話を利用していても、ドコモ光では固定電話なしにすることが可能です。
転用の場合(フレッツ光からドコモ光へ)
- NTT東日本/西日本から「転用承諾番号」を取得
- ドコモ光の申込み時に転用承諾番号を伝える
- オプションサービス選択時に「ドコモ光電話を利用しない」を選択
- 切り替え日にドコモ光へ自動的に移行
事業者変更の場合(他社光コラボからドコモ光へ)
- 現在の光コラボ事業者から「事業者変更承諾番号」を取得
- ドコモ光の申込み時に事業者変更承諾番号を伝える
- オプションサービス選択時に「ドコモ光電話を利用しない」を選択
- 切り替え日にドコモ光へ自動的に移行
注意点として、現在使っているひかり電話の番号を残したい場合は、その番号がNTT加入電話(アナログ電話)から移行した番号であるかどうかを確認する必要があります。詳しくは後述の「固定電話番号を残したい場合の注意点」で解説します。
転用・事業者変更の場合、工事不要で切り替えができるケースが多く、工事費がかからないメリットがあります。ただし、ひかり電話を解約する場合、現在の光コラボ事業者側で解約手続きが必要になる場合があるため、事前に確認しておきましょう。




固定電話なしでドコモ光を使う際の注意点
ドコモ光を固定電話なしで契約する際には、いくつか確認しておくべき注意点があります。契約後に「やっぱり固定電話が必要だった」とならないよう、事前にチェックしておきましょう。
ひかり電話が必要になるケースを確認


固定電話なしで問題ない方が多い一方、以下のようなケースではひかり電話(固定電話)が必要になる場合があります:
- 自宅で仕事の電話を受ける必要がある:フリーランスや自営業で固定電話番号が必要な場合
- FAXを頻繁に使用する:ビジネス用途でFAX送受信が必要な場合
- 高齢の家族が固定電話に慣れている:携帯電話の操作が難しい家族がいる場合
- 緊急通報(110番・119番)を固定電話から発信したい:位置情報が正確に伝わる固定電話での通報を希望する場合
- 一部のセキュリティサービス:ホームセキュリティシステムが固定電話回線を必要とする場合






NTT加入電話からの切り替え時の注意点
現在NTTの加入電話(アナログ電話)を利用している方がドコモ光に乗り換える場合、固定電話をどうするかによって手続きが異なります。
パターン1:固定電話を完全に解約したい場合
NTT加入電話を解約し、ドコモ光は固定電話なし(インターネット回線のみ)で契約します。この場合、アナログ電話の解約手続きが別途必要です。解約にあたって以下の費用が発生する可能性があります:
- 契約解除料(2年契約の場合、更新月以外は約1,100円)
- 番号ポータビリティ工事費(番号を移行しない場合は不要)
パターン2:番号を残したい場合
現在のNTT加入電話の番号を残したい場合は、「番号ポータビリティ」を利用してドコモ光電話に番号を移行することになります。ただし、この場合はドコモ光電話の契約が必要になるため、完全な「固定電話なし」にはなりません。


プロバイダサービスへの影響はない
ドコモ光を固定電話なしで契約しても、プロバイダのサービス内容や通信品質に一切影響はありません。
光電話の有無とインターネット接続は独立したサービスです。そのため、以下のようなプロバイダサービスは固定電話なしでも問題なく利用できます:
- 高速通信(v6プラス、IPv6 IPoE接続など)
- Wi-Fiルーターの無料レンタル
- メールアドレスの提供
- セキュリティソフトの提供
- 訪問サポートサービス
GMOとくとくBBやOCNなど、人気のプロバイダが提供する各種サービスは、固定電話の有無に関係なく利用可能です。プロバイダ選びの際は、光電話の有無ではなく、通信速度や提供サービスの内容で比較しましょう。




ドコモ光電話を解約して固定電話なしにする手順
すでにドコモ光を契約していて、現在ドコモ光電話を利用している方が「固定電話を解約したい」と考えるケースもあるでしょう。このセクションでは、ドコモ光電話の解約手順について詳しく解説します。
ドコモ光電話の解約手続きと連絡先
ドコモ光電話を解約する方法は、主に以下の3つです:
- ドコモインフォメーションセンターへ電話
- ドコモ携帯から:151(無料)
- 一般電話から:0120-800-000(無料)
- 受付時間:午前9時〜午後8時(年中無休)
- ドコモショップで手続き
- 来店予約をして近くのドコモショップへ
- 本人確認書類と契約内容が分かる書類を持参
- Mydocomoから手続き
- 24時間いつでも手続き可能
- オンラインで完結
解約手続きは非常にシンプルで、オペレーターまたは店舗スタッフに「ドコモ光電話を解約したい」と伝えるだけです。特別な理由を説明する必要はありません。








固定電話番号を残したい場合の注意点
ドコモ光電話を解約する際、最も注意すべきポイントが電話番号の扱いです。電話番号の種類によって、解約後に番号を残せるかどうかが決まります。
番号の種類と解約後の扱い
| 番号の種類 | 解約後に残せるか | 詳細 |
|---|---|---|
| NTT加入電話から移行した番号 | ◯ 残せる | アナログ電話に戻す手続きで番号を維持可能(別途工事費がかかる) |
| ひかり電話で新規取得した番号 | × 残せない | ドコモ光電話を解約すると番号も消滅 |
もし現在の番号を残したい場合は、以下の手順が必要です:
- ドコモ光電話解約前にNTTに連絡し、「アナログ電話への戻し工事」を依頼
- 工事日を調整(工事費:約2,000円〜10,000円程度)
- 工事完了後、NTT加入電話として番号が復活
- その後、ドコモ光電話を解約
番号を残すための「アナログ戻し工事」には、基本工事費2,200円+派遣工事費9,900円など、合計で約12,000円程度の費用がかかる場合があります。番号の重要性と費用を天秤にかけて判断しましょう。






固定電話なし契約でよくある質問
ドコモ光を固定電話なしで契約する際によく寄せられる質問をまとめました。
光電話を契約しないデメリットはある?
回答:ほとんどの方にとってデメリットはありません。
光電話を契約しない主なデメリットとしては以下が考えられます:
- 固定電話番号が使えない(ビジネス用途で必要な場合)
- FAXが使えない(インターネットFAXサービスで代替可能)
- 一部のホームセキュリティサービスが利用できない
一方、メリットは明確です:
- 月額550円の節約(年間6,600円)
- 契約内容がシンプルになる
- 使わないサービスに費用を払わなくて済む
現代では携帯電話で通話を完結している方が大多数です。固定電話を実際に使用していないのであれば、契約しないことによるデメリットはほぼありません。
あとから光電話を追加することは可能?
回答:はい、いつでも追加可能です。
ドコモ光を契約した後でも、ドコモ光電話はオプションとして追加できます。追加方法は解約と同じく、以下の窓口で手続きできます:
- ドコモインフォメーションセンター(151または0120-800-000)
- ドコモショップ
- Mydocomo
追加時には以下の費用がかかる場合があります:
- ドコモ光電話の月額基本料金:550円(税込)
- 電話番号の取得:無料(新規番号の場合)
- 工事費:派遣工事が必要な場合、約3,300円〜
固定電話なしで工事内容は変わる?
回答:工事内容も費用も基本的に同じです。
ドコモ光の開通工事は、主に光回線(光ファイバーケーブル)を建物内に引き込み、ONU(光回線終端装置)を設置する作業です。この工事内容は、光電話の有無に関係なく同じです。
| 項目 | 固定電話あり | 固定電話なし |
|---|---|---|
| 光回線引き込み工事 | 必要 | 必要 |
| ONU設置 | 必要 | 必要 |
| 光電話対応機器設置 | 必要 | 不要 |
| 基本工事費 | 戸建て19,800円/マンション16,500円 | 戸建て19,800円/マンション16,500円 |
唯一の違いは、光電話を契約する場合に「光電話対応機器(ホームゲートウェイ)」の設置が追加されることですが、基本的な工事費用は変わりません。
おすすめの申込み窓口はGMOとくとくBB


ドコモ光を固定電話なしで契約する場合、どこから申し込むかも重要なポイントです。おすすめは、プロバイダ「GMOとくとくBB」からの申込みです。
固定電話なし契約でもキャッシュバック対象
GMOとくとくBBの大きなメリットは、固定電話オプションなしでも高額キャッシュバックがもらえる点です。
代理店の中には「光電話の契約が必須」というキャッシュバック条件を設定しているところもありますが、GMOとくとくBBはそのような縛りがありません。インターネット回線だけの契約でも、以下の特典が受けられます:
- 最大65,000円キャッシュバック(新規契約の場合)
- 他社違約金がある場合、さらに15,000円増額
- 10ギガプラン申込みで追加キャッシュバック
- dポイント2,000ptプレゼント










高性能WiFiルーター無料レンタル
GMOとくとくBBのもう一つの大きなメリットが、高性能WiFiルーターの無料レンタルです。
通常、インターネットを無線(WiFi)で利用するには、別途WiFiルーターを購入する必要があります。高性能なルーターは10,000円〜20,000円程度するため、初期費用がかかります。
しかし、GMOとくとくBBなら以下のような高性能ルーターが無料でレンタルできます:
- NEC製 Aterm WG2600HS2
- BUFFALO製 WSR-2533DHP3
- ELECOM製 WRC-2533GST2
これらのルーターは全てWi-Fi6(最新規格)またはWi-Fi5の高速通信に対応しており、v6プラス接続にも対応しています。
さらに、ドコモ光を3年以上継続利用すれば、レンタルしているルーターがそのままもらえるという特典もあります。




\最大65,000円キャッシュバック!GMOとくとくBBで申し込む/
GMOとくとくBBのドコモ光 お得なキャンペーン実施中!
![]()
![]()
まとめ:ドコモ光は固定電話なしで十分使える
ドコモ光は固定電話なしで契約可能であり、多くの方にとって光電話オプションは不要です。この記事の重要なポイントをまとめます。
- ドコモ光は固定電話なしで契約できる:光電話は必須オプションではなく、インターネット回線のみの契約が可能
- 月額料金は戸建て5,720円〜、マンション4,400円〜:光電話を付けない分、月額550円の節約になる
- ドコモ光セット割は適用される:固定電話なしでもドコモスマホとのセット割引は問題なく適用
- プロバイダサービスに影響なし:高速通信やルーターレンタルなど、固定電話の有無に関係なく利用可能
- 後から追加も可能:必要になったら光電話オプションを追加できるため、迷っているならまず固定電話なしでスタート
- GMOとくとくBBがおすすめ:固定電話なしでも高額キャッシュバック+高性能ルーター無料レンタル
固定電話を実際に使っていない方、携帯電話だけで通話を完結している方にとって、ドコモ光を固定電話なしで契約するのは賢い選択です。年間6,600円の節約になり、契約内容もシンプルになります。
ドコモ光の申込みを検討している方は、まず固定電話なしでスタートし、必要に応じて後から追加するという方法をおすすめします。













