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フレッツ光を利用中のドコモユーザーなら、ドコモ光への乗り換えで月額料金を大幅に節約できる可能性があります。ドコモ光セット割を適用すれば、スマホ1回線あたり最大1,100円の割引が受けられるため、家族全員がドコモなら年間数万円もお得になるケースも珍しくありません。
この記事では、フレッツ光からドコモ光への乗り換え方法を初心者の方でも迷わず進められるよう、必要な手順や準備するもの、メリット・デメリット、かかる費用まで徹底解説します。転用承諾番号の取得方法から開通までの流れ、プロバイダの扱いや固定電話の注意点まで、乗り換えに必要な情報をすべてまとめました。
フレッツ光からドコモ光への乗り換えは「転用」で簡単にできる
フレッツ光からドコモ光への乗り換えは、光コラボレーション事業者間の「転用」という手続きで行います。この転用を利用すれば、面倒な工事や複雑な設定作業なしでスムーズに乗り換えが完了します。
転用とは?工事不要で乗り換えできる仕組み


転用とは、NTT東日本・NTT西日本が提供するフレッツ光回線を、そのまま別の光コラボレーション事業者のサービスに切り替える手続きのことです。ドコモ光もフレッツ光の回線設備を利用した光コラボレーションサービスなので、既存の光ファイバーケーブルや宅内機器をそのまま活用できます。
フレッツ光は通常、NTT東日本またはNTT西日本との回線契約と、OCNやBIGLOBEなどのプロバイダとの2つの契約が必要です。一方、ドコモ光は回線とプロバイダがセットになった一体型サービスのため、契約窓口が一本化され、料金体系もシンプルになります。
乗り換えに必要なものは転用承諾番号だけ






フレッツ光からドコモ光への乗り換えに必要なのは、転用承諾番号という11桁の英数字です。この番号は、NTT東日本またはNTT西日本から発行してもらう必要があります。
転用承諾番号は、フレッツ光の契約情報(お客様IDやひかり電話番号など)を用意して、Webサイトまたは電話で申請すれば、その場で発行されます。取得方法の詳細は次のセクションで解説しますが、手続き自体は5分程度で完了する簡単なものです。
転用承諾番号さえ取得できれば、あとはドコモ光に申し込むだけで乗り換え手続きは完了します。新規でインターネット回線を契約する場合と比べて、必要書類や手続きが大幅に簡素化されているのが転用の大きなメリットです。
フレッツ光からドコモ光へ乗り換える手順を5ステップで解説


ここからは、フレッツ光からドコモ光への乗り換え手順を5つのステップに分けて詳しく解説します。初めての方でも迷わず進められるよう、各ステップで必要な情報や注意点をまとめました。
ステップ1:転用承諾番号を取得する【乗り換えの第一歩】
最初のステップは、NTT東日本またはNTT西日本から転用承諾番号を取得することです。この番号がないとドコモ光への申し込みができないため、必ず最初に手続きを行いましょう。
転用承諾番号の取得方法
転用承諾番号の取得方法は、Webサイトからの申請と電話での申請の2通りがあります。
| エリア | Web申請 | 電話申請 | 受付時間 |
|---|---|---|---|
| NTT東日本エリア | https://flets.com/tenyou/ | 0120-140-202 | Web:8:30〜22:00 電話:9:00〜17:00 |
| NTT西日本エリア | https://flets-w.com/collabo/ | 0120-553-104 | Web:7:00〜25:00 電話:9:00〜17:00 |
Web申請なら受付時間が長く、待ち時間もないため便利です。申請時には以下の情報が必要になるので、事前に確認しておきましょう。
- お客様ID(CAFまたはCOPで始まる番号)またはひかり電話番号
- 契約者名
- 利用場所の住所
- 利用料金の支払い方法(請求書/口座振替/クレジットカード)
ステップ2:ドコモ光に申し込む
転用承諾番号を取得したら、次はドコモ光への申し込み手続きを行います。ドコモ光の申し込み窓口は複数ありますが、それぞれ特典内容が異なるため、自分に合った窓口を選びましょう。
主な申し込み窓口と特徴
- ドコモ公式サイト:安心感はあるが、キャッシュバック特典は少なめ
- ドコモショップ:対面で相談できるが、待ち時間が長く、特典内容も店舗により異なる
- 代理店サイト:高額キャッシュバックや無料レンタルルーターなどの特典が充実



代理店サイトからの申し込みなら、現金キャッシュバックや高性能Wi-Fiルーターの無料レンタルなど、お得な特典が受けられます。
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申し込み時には、取得した転用承諾番号と希望するプロバイダを伝えます。ドコモ光では23社の中からプロバイダを選択できますが、料金や通信速度、サービス内容に違いがあるため、事前に比較検討しておくとスムーズです。


ステップ3:開通手続きの連絡を受ける
ドコモ光への申し込みが完了すると、数日以内に開通日についての案内が届きます。転用の場合、申し込みから開通まで通常2週間〜1ヶ月程度かかります。
開通日には特に立ち会いは不要で、自動的に回線がドコモ光へ切り替わります。インターネット接続が一時的に使えなくなる時間帯もほとんどないため、普段通り利用を続けながら切り替えが完了します。
プロバイダによっては開通日前に解約してしまうと、インターネットが使えなくなる期間が発生する場合があります。開通日以降に解約手続きを行うことをおすすめします。
ステップ4:ルーターの設定と接続確認
開通日を迎えたら、ルーターの設定とインターネット接続の確認を行います。転用の場合、多くのケースで既存のルーターをそのまま利用できますが、プロバイダを変更した場合は設定変更が必要になることがあります。
ルーター設定が必要なケース
- フレッツ光とドコモ光でプロバイダが異なる場合
- ドコモ光から新しいルーターをレンタルした場合
- v6プラスなどの高速通信方式に対応させる場合
プロバイダが変更になった場合は、ルーターにプロバイダから提供される接続情報(ユーザー名とパスワード)を設定する必要があります。設定方法はプロバイダから送られてくる案内に記載されているので、手順に従って進めましょう。






設定が完了したら、スマホやパソコンでインターネットに接続できるか確認しましょう。Webサイトが正常に表示されれば、乗り換え手続きは無事完了です。


ステップ5:フレッツ光のプロバイダを解約する【忘れずに!】
ドコモ光への転用が完了しても、フレッツ光で利用していたプロバイダは自動解約されません。解約手続きを忘れると、使っていないプロバイダの料金を支払い続けることになるため、必ず解約手続きを行いましょう。
プロバイダの解約方法は事業者によって異なりますが、一般的には以下の方法で手続きできます。
- プロバイダの会員サイトから解約申請
- プロバイダのカスタマーサポートへ電話
- 書面での解約届提出
解約のタイミングは、ドコモ光の開通日以降に行うのが安全です。開通前に解約してしまうと、インターネットが使えない期間が発生する可能性があります。
プロバイダのメールアドレスを利用している場合、解約するとメールアドレスが使えなくなります。重要な連絡先として登録している場合は、事前にGmailなどのフリーメールアドレスへ変更しておきましょう。
フレッツ光からドコモ光へ乗り換えるメリット


フレッツ光からドコモ光へ乗り換えることで得られるメリットは多数あります。特にドコモのスマホを利用している方にとっては、大きな節約効果が期待できます。
ドコモのスマホとセット割で月額料金がお得になる
ドコモ光の最大のメリットは、ドコモ光セット割でスマホ料金が割引になることです。ドコモのスマホを契約している方がドコモ光を利用すると、スマホ1回線あたり最大1,100円の割引が適用されます。
ドコモ光セット割の割引額
| 料金プラン | 割引額(月額) |
|---|---|
| eximo | 1,100円 |
| irumo(3GB/6GB/9GB) | 1,100円 |
| irumo(0.5GB) | 割引なし |
| 5Gギガホ プレミア | 1,100円 |
| 5Gギガライト/ギガライト(〜7GB) | 1,100円 |
| 5Gギガライト/ギガライト(〜5GB) | 1,100円 |
| 5Gギガライト/ギガライト(〜3GB) | 550円 |
この割引は契約者本人だけでなく、家族全員のドコモスマホに適用されます。例えば4人家族全員がドコモを使っている場合、毎月最大4,400円、年間で52,800円もの通信費削減が可能です。








月額料金がシンプルで分かりやすくなる
フレッツ光では、NTTへの回線利用料とプロバイダ料金を別々に支払う必要がありました。そのため、月々の通信費が把握しにくく、請求書も2つに分かれていて管理が煩雑でした。
ドコモ光なら回線とプロバイダがセットになっているため、請求がドコモ光からの1本にまとまり、料金体系も非常にシンプルになります。
料金比較例(戸建ての場合)
| 項目 | フレッツ光 | ドコモ光 |
|---|---|---|
| 回線利用料 | 約5,940円 | – |
| プロバイダ料 | 約1,100円 | – |
| 月額料金合計 | 約7,040円 | 5,720円 |
※フレッツ光の料金はNTT東日本・ギガラインタイプの場合(にねん割適用時)
このように、ドコモ光に乗り換えるだけで月額料金が1,000円以上安くなるケースも珍しくありません。さらにドコモ光セット割を適用すればさらにお得になります。


工事不要で乗り換え費用を抑えられる
転用による乗り換えなら開通工事が不要なため、工事費がかからず初期費用を大幅に抑えられます。新規でインターネット回線を契約する場合、戸建てなら19,800円、マンションなら16,500円の工事費が発生しますが、転用ではこれらが一切不要です。
必要な初期費用は事務手数料の3,300円のみ。さらに代理店経由で申し込めば、高額キャッシュバックを受け取れるため、実質的な負担はほとんどありません。
フレッツ光からドコモ光へ乗り換えるデメリットと注意点


メリットが多いフレッツ光からドコモ光への乗り換えですが、いくつか注意すべきデメリットや落とし穴もあります。乗り換え後に後悔しないよう、事前に確認しておきましょう。
プロバイダ変更で解約金が発生する場合がある
フレッツ光で利用していたプロバイダとドコモ光で選択するプロバイダが異なる場合、フレッツ光側のプロバイダを解約する必要があります。このとき、プロバイダの契約内容によっては解約金が発生することがあります。
主要プロバイダの解約金例
- OCN:更新月以外の解約で3,000円〜5,000円程度
- BIGLOBE:最低利用期間内の解約で5,000円程度
- So-net:更新月以外の解約で3,000円程度
また、OCNからドコモ光のOCN for ドコモ光に転用する場合など、同じプロバイダを引き続き利用するケースでは解約金が発生しないこともあります。事前にプロバイダへ確認しておくと安心です。


フレッツ光の契約期間によっては違約金がかかる
フレッツ光で「にねん割」などの契約期間の定めがある割引プランを利用している場合、更新月以外のタイミングで転用すると違約金が発生します。
フレッツ光の違約金例
| プラン | 違約金 |
|---|---|
| NTT東日本「にねん割」 | 戸建て:4,950円 マンション:1,650円 |
| NTT西日本「光はじめ割」 | 戸建て:4,400円 マンション:2,200円 |






実際、ドコモ光セット割を適用すれば、数ヶ月で違約金分の費用を回収できるケースがほとんどです。更新月を待つよりも、早めに乗り換えた方がトータルでお得になることも多いため、総合的に判断しましょう。


固定電話の番号が引き継げないケースがある
フレッツ光でひかり電話を利用している方は、固定電話番号の扱いに注意が必要です。基本的には電話番号を引き継げますが、ひかり電話で新規取得した番号は引き継げない場合があります。
電話番号の引き継ぎ可否
- 引き継げる:NTTのアナログ電話で取得した番号(NTT発番)
- 引き継げない:ひかり電話で新規取得した番号(ひかり電話発番)
自分の電話番号がどちらに該当するか分からない場合は、NTT東日本またはNTT西日本へ問い合わせれば確認できます。番号が引き継げない場合は、新しい番号が発番されることになるため、重要な連絡先として登録している場合は事前に関係各所へ通知しておきましょう。


乗り換え完了まで約2週間〜1ヶ月かかる
転用による乗り換えは工事不要でスムーズですが、申し込みから開通まで通常2週間〜1ヶ月程度の時間がかかります。引越しシーズン(3月〜4月)や年末年始など、申し込みが集中する時期はさらに時間がかかる場合もあります。
開通までの期間中もフレッツ光は通常通り利用できるため、インターネットが使えなくなる心配はありません。開通日に自動的にドコモ光へ切り替わります。
フレッツ光からドコモ光への乗り換えでかかる費用まとめ


フレッツ光からドコモ光への乗り換えにかかる費用を整理しておきましょう。転用なら工事費がかからないため、初期費用を大きく抑えられます。
初期費用:事務手数料3,300円のみ
転用でドコモ光に乗り換える場合、必要な初期費用は事務手数料の3,300円のみです。開通工事が不要なため、工事費は一切かかりません。
新規契約の場合と比較すると、その差は明確です。
| 契約方法 | 事務手数料 | 工事費 | 合計 |
|---|---|---|---|
| 転用 | 3,300円 | 0円 | 3,300円 |
| 新規契約(戸建て) | 3,300円 | 19,800円 | 23,100円 |
| 新規契約(マンション) | 3,300円 | 16,500円 | 19,800円 |
このように、転用なら新規契約と比べて約16,000円〜20,000円もの初期費用を節約できます。
解約に伴う費用:プロバイダ解約金と違約金
初期費用とは別に、フレッツ光側で発生する可能性がある費用も確認しておきましょう。
乗り換え時に発生する可能性がある費用
- フレッツ光の違約金:1,650円〜4,950円(更新月以外の解約の場合)
- プロバイダの解約金:0円〜5,000円程度(契約条件による)
- オプションサービスの解約金:契約内容による
費用試算例
最も費用がかかるケースを想定すると、以下のようになります。
- 事務手数料:3,300円
- フレッツ光違約金:4,950円
- プロバイダ解約金:5,000円
- 合計:約13,250円






さらに代理店経由で申し込めば、キャッシュバック特典で初期費用をカバーできるため、実質的な負担はほとんどありません。長期的に見れば、早めに乗り換えた方がトータルでお得になるケースが大半です。
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まとめ:フレッツ光からドコモ光への乗り換えはドコモユーザーにおすすめ
フレッツ光からドコモ光への乗り換えは、「転用」という手続きを使えば工事不要で簡単に完了します。転用承諾番号を取得してドコモ光に申し込むだけで、面倒な工事や複雑な設定なしでスムーズに切り替えられます。
特にドコモのスマホを利用している方なら、ドコモ光セット割で月々の通信費を大幅に削減できるため、乗り換えるメリットは非常に大きいと言えます。プロバイダ解約金やフレッツ光の違約金が発生する場合でも、セット割による節約効果で数ヶ月で元が取れるケースがほとんどです。
代理店経由で申し込めば、高額キャッシュバックや高性能Wi-Fiルーターの無料レンタルなど、お得な特典も受けられます。この機会にフレッツ光からドコモ光へ乗り換えて、快適でお得なインターネット生活を始めてみてはいかがでしょうか。
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