ノココ








ぷららが終わるらしい。そう聞いて調べ始めた方が多いはずですが、正確には終了ではなく統合です。
料金も支払い方法もそのまま引き継がれ、手続きも費用負担もありません。ただし、放っておくと消えてしまうものが1つだけあります。
ドコモ光のぷららは終わりません|2027年6月からOCNになります


ドコモは2026年6月25日のお知らせで、「plala(ドコモ光)」を2027年6月より順次「OCN インターネット」へ統合すると発表しました。So-net由来の「plala(Sコース)(ドコモ光)」は2027年10月より順次です。
同じお知らせには、ドコモ光の利用料金と支払い方法は変更なくそのまま引き継がれると明記されています。統合にあたって、こちらから手続きをする必要もありません。
料金も支払い方法もそのまま。こちらからの手続きも要りません。
まず確認|あなたの「ぷらら」は2種類のどちらか


ここを取り違えると、期限が1年以上ずれます。名前がよく似たぷらら光は別のサービスで、統合の時期も料金への影響も違うからです。
ドコモ公式によると、ぷらら光はフレッツ光の設備を使ってドコモが提供していたプロバイダ一体型の回線サービス。こちらは2026年5月より順次、すでに統合が始まっています。
| plala(ドコモ光) | ぷらら光 | |
|---|---|---|
| 統合の時期 | 2027年6月より順次 | 2026年5月より順次 |
| 月額料金 | 変更なし | ドコモ光の料金に変わる |
| 必要な手続き | なし | ドコモ側が実施 |
見分け方はシンプルです。ドコモ光を契約していて、そのプロバイダとしてぷららを使っているなら plala(ドコモ光)にあたります。
請求がドコモ光としてまとまっているかを、まず確かめてください。ぷららから回線ごと請求されているなら、ぷらら光のほうです。






統合で変わるのはIDとメールアドレスだけ


変わるものは、ドコモ公式のお知らせにはっきり書かれています。インターネット接続やメールで使っている認証ID・パスワードと、メールアドレスがOCNのものへ変更されます。
ここでいう認証IDとは、ぷららのユーザIDと本パスワードのこと。ルーターやメールソフトに登録したままの方は、統合のタイミングで再設定が必要になります。
再設定が要るのはIDとメールアドレス。それ以外は据え置きです。
ぷらら自体は、新規の申込み受付をすでに終了しています。ドコモ公式のプロバイダ紹介ページによると、2024年2月29日をもって全終了しました。
つまり統合を待つほかに、自分で先に選び直すという道もあります。プロバイダを選ぶこと自体をやめたいなら、回線と一体になったenひかりのような選択肢が候補です。
統合先のOCNインターネットがどんなプロバイダなのかを先に知っておきたい方は、こちらで実測データから確認できます。


ぷららのメールアドレスが使えるのは2028年3月31日まで


ぷららのメールアドレスは、月額220円の「ぷらコミ0」へコース変更すれば残せます。ただしドコモが2026年3月31日に発表したとおり、そのぷらコミ0自体が2028年3月31日で提供終了します。
多くのサイトが「ぷらコミ0に移せばメールアドレスを維持できる」と書いています。ずっと残せるわけではありません。
新規受付は2026年5月27日に終了しています
同じお知らせに、ぷらコミ0の新規受付終了日は2026年5月27日と記載されています。この日付はすでに過ぎています。
ただし注記があり、ぷらら会員からのコース変更は引き続き受け付けるとされています。いま plala(ドコモ光)を使っている方なら、まだ間に合うということです。
新規受付は終了済み。いま動けるのは、ぷらら会員の方だけです。
ぷららをやめてからでは、この選択肢は消えます


ここで効いてくるのが順番です。ぷらら会員でなくなった時点で、ぷらコミ0へのコース変更はできなくなります。
plala(ドコモ光)の利用規約には、ドコモ光の解約時と他社プロバイダへの変更時にぷららのサービスは解約になると書かれています。継続を希望する場合は別途ぷららの窓口へ申し出るように、とも明記されています。






プロバイダの変更やドコモ光の解約を申し込む前に、ぷららダイヤル(0120-971-391)へ連絡してください。受付は10時から19時までで、年中無休です。
手続きの順番が逆になると、メールアドレスは戻せません。
残さない場合の受け皿はOCNのメールアドレス
ぷららのアドレスを手放す場合、受け皿はドコモ光を続けるかどうかで変わります。ドコモ光を続けて統合を待つなら、OCNメールアドレスが1個無料で使えるようになります。
ドコモ光ごとやめて他社へ移る方には、ドコモが「OCN バリュープラン」を案内しています。月額275円で、接続サービスは別のままメールアドレスだけを持てる仕組みです。
どちらの場合も、ドコモ公式はぷららのアドレスは引き継げないと明記しています。新しいアドレスが用意されるだけで、plala.or.jp が残るわけではありません。
| その後の選択 | メールアドレスの受け皿 |
|---|---|
| ドコモ光を続ける | OCNメールアドレス1個が無料 |
| 他社へ乗り換える | OCN バリュープラン 月額275円 |
| ぷららのアドレスを残す | ぷらコミ0 月額220円(2028年3月末まで) |
メールアドレスを手放したうえでプロバイダを変えると決めた方は、こちらで手順どおりに進められます。


ぷららが繋がらない・遅いのは接続方式が2つあるからです


ぷららで速度が出ないとき、真っ先に疑うのは接続方式の食い違いです。ドコモ公式のプロバイダ紹介ページによると、ぷららのIPv6接続にはtransixとOCNバーチャルコネクトの2種類があり、申込み時期によってどちらが適用されているかが変わります。
この2つに互換性はありません。対応していない側の方式だと、契約はぷららのままでも速い経路に乗れないのです。
「IPv6対応」と書かれたルーターなら大丈夫、ではありません。
自分がどちらの方式かは公式の確認サイトで分かります


確認はスマホだけで済みます。ドコモ公式は、接続状態を調べる「ぷららv6エクスプレス(IPoE)接続環境確認サイト」を案内しています。
ルーターを買い替える前に、まずここで自分の方式を確かめてください。方式が分かってから、それに対応した機種を選ぶ順番です。
先に方式を調べる。ルーター選びは、そのあとです。
10ギガはPPPoEが使えません


プランによっても事情が変わります。plala(ドコモ光)の利用規約には、10ギガはIPoE接続方式のみで、PPPoE接続方式は利用できないと書かれています。
裏を返せば、1ギガは古いPPPoE方式のままでも繋がってしまうということ。速い経路に乗れていないと気づかないまま使い続けている人がいるのは、このためです。
1ギガは遅い経路でも繋がります。だから気づきにくいのです。






方式が原因だと分かったとき、打てる手はルーターの買い替えだけではありません。プロバイダを選ぶという行為そのものが不要な回線もあります。
そもそもIPv6接続とは何なのか、仕組みから知りたい方はこちらが入り口です。


方式は合っているのに遅いという場合、原因は別のところにあります。切り分けの順序はこちらで確認できます。


ぷららのWi-Fiルーターは返却しなくてよくなりました


ぷららから無料レンタルしていたWi-Fiルーターは、返す必要がありません。ぷらら公式のQ&A(2026年2月2日更新)に、2025年11月26日付の規約改訂でレンタル中のルーターは無償譲渡になったと記載されています。
処分したい場合は、自治体で定められた廃棄方法に従って自分で処理することになります。
「24か月使わないと返却が必要」という条件は、もうありません。
返さなくていいものと、返すもの
すべてが手元に残るわけではないので、ここは分けて覚えてください。ぷらら公式は、ぷららからレンタルしているひかりTVチューナーについては別途返却が必要だと明記しています。
NTTのロゴが付いたONUやホームゲートウェイも、扱いが違います。こちらは回線側の機器のため、ドコモ光を解約する場合には返却の対象です。
| 機器 | 扱い |
|---|---|
| ぷららのWi-Fiルーター | 返却不要(無償譲渡) |
| ひかりTVチューナー | 返却が必要 |
| NTTロゴのONU・ホームゲートウェイ | ドコモ光の解約時に返却 |






なおルーターの無料レンタル自体も、2025年8月31日で新規の申込み受付を終えています。変更先のプロバイダでも借りられるかを先に比べたい方は、こちらでまとめて確認できます。


ぷららだけを解約することはできません


plala(ドコモ光)は、ドコモ光とセットでしか契約できないサービスです。そのため「ぷららだけ解約する」という手続きは存在せず、プロバイダを別の会社に変えるか、ドコモ光ごと解約するかのどちらかになります。
plala(ドコモ光)の利用規約にも、契約解除と契約変更はNTTドコモから手続きを行うと書かれています。窓口はぷららではなくドコモだと覚えておいてください。
解約の連絡先はドコモ。ぷららに電話しても手続きは進みません。
プロバイダを変えるだけなら3,300円
ドコモ光を続けたまま、プロバイダだけを別の会社に変えることができます。ドコモの案内によると、この場合の事務手数料は3,300円(税込)です。
回線はドコモ光のまま変わりません。ドコモ光セット割も続くため、スマホ代の割引が消える心配もない選択肢です。
消えるのはメールアドレスだけではありません


ぷらら独自のオプションも、同じタイミングで解約されます。ドコモ公式が付帯サービスとして案内している「マカフィー for plala」は、その代表例です。
家族の端末にこのセキュリティソフトを入れている場合、切り替わった日から保護がなくなります。切り替え日までに、別のセキュリティ対策を用意しておいてください。
マカフィーも同時に解約。切り替え日から無防備になります。
ドコモ光ごとやめる場合は、プロバイダ側に別の手続きが残ります。こちらで確認できます。


統合を待つか自分で選ぶか|迷ったときの決め方


判断の分かれ目は、いまのぷららに不満があるかどうかです。速度も料金も気にならないなら、待つのがいちばん手間がかかりません。
統合の手続きも費用負担もなく、ドコモ光セット割もそのまま続きます。動く理由がないなら、動かない判断で困ることはありません。
| 統合を待つ | 自分で選ぶ | |
|---|---|---|
| 手間 | なし | 申込みと設定が必要 |
| ドコモ光セット割 | そのまま継続 | 回線ごと変えると対象外 |
| キャッシュバック特典 | 対象外 | 対象になり得る |
ここで効いてくるのが3行目です。プロバイダを変えるだけの手続きは、どの窓口を選んでもキャッシュバック特典の対象になりません。
一方、回線ごと他社へ移る事業者変更なら、乗り換え先の特典を受けられる場合があります。ただしドコモ光セット割は外れるため、特典額から割引の消失分を引いて考える必要があります。
計算は単純です。特典額から月々の割引額×これから使う予定の月数を引き、残った数字がプラスなら乗り換えたほうが得になります。
特典額から割引の消失分を引く。プラスなら乗り換えが得です。






割引額そのものが分からないという方は、こちらで自分の対象プランと金額を確認できます。


引き算の結果、乗り換えを選ぶことになった場合は、重視する軸で候補が変わります。契約の縛りを避けたいならenひかり、速度そのものを変えたいならNURO光が候補です。
ほかの回線も含めて目的別に比べたい方は、こちらで整理しています。


まとめ|急ぐ必要があるのはメールアドレスだけ


ドコモ光のぷららは、2027年6月から順次OCNインターネットになります。持ち帰っていただきたいのは、次の4つです。
【ドコモ光×ぷららの要点】
- 統合は2027年6月より順次。料金も支払い方法もそのまま
- メールアドレスを残すならぷらコミ0。ただし2028年3月末まで
- ぷららをやめてからでは、その選択肢は選べなくなる
- レンタルのWi-Fiルーターは、返却不要になった















