ドコモ光が遅い原因と対処法|夜だけ・ずっと遅い場合の解決順序

ドコモ光が遅くなる原因は「時間帯の混雑」「IPv6未対応」「機器の問題」「回線品質」のいずれかに当てはまることがほとんどです。このページでは、自分の状況に合った原因を特定して、取るべき対処を決めることをゴールに解説します。「なんとなく調べたけど、結局何をすればいいのかわからなかった」という方は、ぜひ最後まで読んでみてください。

ノココ
夜になるとYouTubeがカクカクするんだよね。ルーター再起動もしてみたけど全然変わらなくて……

キノリ
それ、よくある症状だよ。原因は大きく4つに絞られるから、順番に確認していけば必ず答えが出るよ。

目次

ドコモ光が遅い原因は大きく4つ|まず全体像を把握しよう

ドコモ光の速度低下は、原因によって対処法がまったく異なります。「とりあえず再起動」を繰り返しても改善しないのは、原因が別のところにある場合がほとんどです。まず4つの原因を頭に入れておきましょう。

① 時間帯の混雑(IPv6・IPoE未対応)

夜間(20~23時ごろ)だけ極端に遅くなる場合、最も疑わしいのがこれです。ドコモ光はNTTの光回線を使っており、通信方式に「PPPoE」と「IPoE(IPv6)」の2種類があります。

古いPPPoE接続は、NTTの網終端装置と呼ばれる設備を経由するため、夕方~夜にかけてユーザーが集中すると混雑が起きやすい構造になっています。一方、IPoE(IPv6)接続はこの混雑ポイントを迂回するルートを通るため、夜間でも速度が落ちにくい特性があります。

「夜だけ遅い」という症状のほとんどは、IPoE(IPv6)に切り替えることで改善します。

② Wi-Fiルーターの問題

回線自体は問題なくても、ルーターがボトルネックになっているケースは少なくありません。古い規格のルーター・5GHz帯に対応していない機器・ルーターの設置場所の問題などが原因になります。スマートフォンやパソコンを有線(LANケーブル直結)で接続して速度が改善するなら、ルーターが原因と判断できます。

「有線なら速い・Wi-Fiだけ遅い」という状況であれば、ルーターの規格・設定・設置場所を確認するだけで解決できる場合があります。チェックすべき項目と交換の目安をまとめているので、あわせて読んでみてください。

https://do-hikari.com/211

③ ONU(光回線終端装置)の問題

ONUとは、光ファイバーの信号を家庭内で使えるデータ信号に変換する機器です。ドコモから無償レンタルされているもので、老朽化や故障によって速度低下・接続不安定が起きることがあります。有線接続でも速度が出ない・頻繁に切断されるという場合は、ONUの状態を疑う価値があります。

ONUの異常かどうかは、ランプの状態を見るだけでおおよそ判断できます。確認方法と、ドコモへ交換依頼をするときの手順を以下でまとめています。

https://do-hikari.com/79

④ 回線自体の品質(エリア・収容局の状況)

光ファイバーは物理的なインフラです。お住まいのエリアの収容局が混雑している・工事が遅延しているなど、ユーザー側でできることが限られるケースも存在します。これは①~③の対処を試しても改善しない場合に疑う原因です。

「問い合わせたのに対応が進まない」「工事の見通しを教えてもらえない」という場合、ドコモへの伝え方を変えると状況が動くことがあります。効果的な伝え方と連絡先をまとめているので参考にしてください。

https://do-hikari.com/3877

状況別|自分の原因を特定する方法

原因によって対処の優先順位は変わります。症状のパターンから自分のケースを絞り込んでみましょう。まずは速度を測定することが起点になります。

ノココ
速度ってどうやって測るの?

キノリ
「fast.com」や「Googleの速度テスト」で調べられるよ。ブラウザで「速度テスト」と検索すればすぐ出てくる。

速度測定は「夜の混雑時間帯(20~23時ごろ)」と「昼間(平日昼)」の2回測定しておくと原因が絞りやすくなります。

夜(20~23時)だけ遅い → IPv6(IPoE)への切り替えを試す

昼間は快適に使えているのに夜だけ極端に重くなる場合、原因は時間帯の混雑である可能性が高いです。速度測定で、昼と夜に大きな差が出ているなら、IPv6(IPoE)対応への切り替えがほぼ確実に有効です。

速度の「これ以下なら問題」という絶対的な基準はありません。環境によって体感は異なるため、昼夜の差が大きいかどうかを判断材料にするのがおすすめです。目安として、夜間に数Mbps以下まで落ちているようであれば、改善の余地があると考えてよいでしょう。

なお、IPv6(IPoE)への切り替えは、プロバイダが対応していることが前提です。GMOとくとくBBはv6プラスに対応しているため、切り替え設定のみで対応できます。詳しくは次のH2で解説します。

時間帯に関係なく常時遅い → 機器または回線品質を確認する

昼も夜も変わらず遅い場合は、時間帯の混雑ではなく機器や回線品質が原因である可能性が高くなります。以下の手順で切り分けてみましょう。

  • ステップ1:有線(LANケーブル直結)で測定する → Wi-Fiルーターを経由せずにONUと直接パソコンをつなぎ、速度を測定する
  • ステップ2:有線で速度が改善する → ルーターが原因。設定の見直しや機器交換を検討する
  • ステップ3:有線でも速度が出ない → ONUの問題か回線品質の問題。ONUの確認とドコモへの問い合わせを検討する

複数の端末で同じ症状が出ているかどうかも確認しておくと、端末側の問題を除外できます。

IPv6(v6プラス)への切り替え方法|夜間の遅さに最も効く対処

「夜だけ遅い」という症状に対して、最も多くのケースで効果があるのがIPv6(IPoE)への切り替えです。難しく聞こえますが、プロバイダが対応していれば設定変更だけで完了します。

ノココ
IPv6って自分で切り替えられるの?工事とか必要?

キノリ
工事は不要だよ。プロバイダが対応していれば、ルーターの設定を変えるだけ。ただし、プロバイダが対応していない場合は乗り換えないと使えないことも。

まず確認すべきは、現在契約しているプロバイダがIPv6(IPoE)に対応しているかどうかです。プロバイダの対応状況は、契約しているプロバイダの公式サイトで「v6プラス」「IPv6 IPoE」などのキーワードで検索すると確認できます。または、マイページにログインして「オプション一覧」や「接続方式」の項目を探してみましょう。対応していない場合は設定変更だけでは解決できません。

GMOとくとくBBのドコモ光はv6プラス(IPv6 IPoE)に対応しています。契約中であれば、設定変更のみで切り替えが可能です。

切り替えの手順はプロバイダとルーターの機種によって異なりますが、GMOとくとくBBでの設定方法・切り替え後の動作確認まで、ステップごとに解説しています。迷わず進めたい方はこちらを参照してください。

https://do-hikari.com/2169

なお、IPv6に切り替えても改善しない・そもそもプロバイダが非対応という場合は、次のステップに進みましょう。

IPv6切り替えで解決しない場合の対処

IPv6への切り替えを試しても速度が改善しない場合は、機器の問題に原因がある可能性があります。ルーターとONUをそれぞれ確認してみましょう。

ルーターを確認・交換する

古いルーターや安価なルーターは、回線速度が十分に出ていても端末側で受け取れる速度に上限がある場合があります。また、5GHz帯に対応していない・電波が届きにくい場所に置かれているといった環境的な問題も速度低下の原因になります。購入から5年以上経過しているルーター、またはWi-Fi規格が「Wi-Fi 5(IEEE 802.11ac)」より古い世代の機器は、回線速度についていけていない可能性があります。箱や本体の側面に記載されている規格を確認してみてください。

「自分のルーターが買い替え時かどうか判断できない」という方向けに、規格の見方・設定の確認ポイント・コスパの良い交換候補をまとめています。

https://do-hikari.com/211

ONUの状態を確認し、ドコモに相談する

有線接続でも速度が出ない場合は、ONUの老朽化・故障を疑います。ONUはドコモからのレンタル品のため、不具合があればドコモに連絡することで交換対応してもらえます。問い合わせの際は「有線接続でも速度が数Mbps程度しか出ない」「昼夜を問わず遅い状態が続いている」など、速度測定の結果と症状が続いている期間を具体的に伝えると、状況が正確に伝わりやすくなります。

ONUのランプ確認から交換依頼の連絡先・当日の流れまでをまとめています。「どこに電話すればいいかわからない」という方はこちらを参照してください。

https://do-hikari.com/79

問い合わせてもなかなか対応が進まない・工事の遅延が続いているという場合は、以下も参考にしてください。

https://do-hikari.com/3877

それでも改善しないなら|乗り換えを検討するタイミング

IPv6切り替え・ルーター確認・ONU交換・ドコモへの問い合わせ。ここまで試して改善しない場合、回線そのものがお住まいのエリアに合っていない可能性があります。正直に言えば、そのような場合はドコモ光にこだわり続けるよりも、別の回線に乗り換えることを検討したほうが快適になるケースがあります。

ノココ
乗り換えって、手続きが面倒そう……

キノリ
確かに手間はかかるけど、毎月ずっと遅い回線を使い続けるストレスと天秤にかけてみてほしい。向いている回線は人によって違うから、まず選択肢を比較することが大事だよ。

戸建てかマンションか・エリア・月額の優先度など、条件によって最適な乗り換え先は変わります。主要6社のキャッシュバック額・月額・向いている人の特徴を一覧で比較しているので、自分に合う回線を探す起点として使ってください。

https://do-hikari.com/4741

  • GMOとくとくBBドコモ光のキャッシュバック特典は「新規契約・転用(他社光回線からの乗り換え)・事業者変更」が対象です。現在すでにドコモ光を契約中で、プロバイダだけをGMOとくとくBBに変更する場合はキャッシュバックの対象外となりますのでご注意ください。

回線ごと乗り換えを検討している方・これからドコモ光を新規で申し込む方は、GMOとくとくBBからの申し込みでキャッシュバックを受け取れます。

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まとめ|ドコモ光が遅いときの対処順序

最後に、対処の優先順位を整理します。自分の症状に当てはまるところから始めてみてください。

  • 夜だけ遅い → まずIPv6(v6プラス)への切り替えを試す。設定手順は初期設定・IPv6の記事で確認できます
  • 常時遅い・有線で試したら改善した → ルーターの確認・交換へ。買い替え判断の目安はルーター交換の記事を参考にしてください
  • 常時遅い・有線でも改善しない → ONUのランプ確認とドコモへの問い合わせを。それぞれの記事に連絡先と手順をまとめています
  • すべて試しても改善しない → 回線の乗り換えを検討する段階です。6社比較の記事で自分に合う回線を探してみてください

キノリ
原因が1つとは限らないこともある。IPv6切り替えでかなり改善したけど、ルーターも古かった、というケースもよくあるよ。

ノココ
順番に試していくのが大事なんだね。まずはIPv6から確認してみる!

ドコモ光の速度問題は、原因が分かれば対処は難しくありません。このページで絞り込んだ原因に対して、一つひとつ確認していきましょう。

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