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インターネットが使えていても、ドコモ光電話だけが止まることはあります。電話をつなぐ機器の中で、ネット用と電話用の仕組みが分かれているためです。
ネットが使えていることは、電話が使える証拠になりません。最初に確かめるのは電話機ではなく、受話器から聞こえる音です。
ネットが使えていてもドコモ光電話だけ止まることはある


ドコモ光電話だけが止まる状態は、機器の仕組みのうえでふつうに起こります。ネットと電話は同じ機器を通りますが、動いているかどうかは別々のランプで示されるためです。
そのため「ネットが使えているから回線は無事」という判断は成り立ちません。
ドコモ光電話対応ルーターはネット用と電話用のランプが別になっている
ドコモ光電話を使っている家には、ドコモ光電話対応ルーターが置かれています。この機器の前面には、ネットの状態を示すランプと、電話の状態を示すランプが別々に並んでいます。
NTT東日本・NTT西日本の機器一覧でも、データ通信を示すランプと「ひかり電話」のランプは別の項目として説明されています。片方が緑で、もう片方が消えている状態は起こり得ます。
ネット用と電話用のランプは別です。片方だけ落ちることがあります。
この機器はドコモがレンタルで提供するもので、市販のルーターでは代用できません。
これからドコモ光を引く場合は、正規窓口のひとつであるGMOとくとくBBの申込み画面で、光電話も一緒に選べます。
光電話そのものの月額や機器の位置づけから確認したい方は、料金の内訳をこちらで整理しています。


受話器を上げて「ツー」が鳴るかで確認する場所が決まる
最初にすることは、受話器を上げて音を聞くことです。NTT東日本は、ひかり電話のランプが緑色に点灯し、受話器から「ツー」という発信音が聞こえればひかり電話は利用できると案内しています。
この音が鳴るか鳴らないかで、原因のある場所は2つに分かれます。
| 受話器の音 | 原因のある場所 | 次に見るもの |
|---|---|---|
| 「ツー」が鳴らない | 機器または回線 | ルーターのランプ |
| 「ツー」が鳴る | かけた番号か電話機 | 番号と電話機の設定 |






「ツー」が鳴らないならドコモ光電話対応ルーターのランプを見る


「ツー」が鳴らない場合は、ドコモ光電話対応ルーターのランプで原因の場所まで絞れます。電話に関するランプが2つあり、消えているのか橙色なのかで意味が変わるためです。
電話機を疑う前に、機器の前面を見にいきます。
ひかり電話ランプが消灯していたら光電話は使えない状態
NTT西日本の機器一覧では、ひかり電話ランプの緑点灯が利用可、緑点滅が通話中や着信中、消灯が利用不可と示されています。
消灯していれば、電話機が正常でも通話はできません。この状態で電話機を買い替えても直りません。
ひかり電話ランプが消えているなら、原因は電話機側ではありません。
登録ランプが橙色なら設定情報の取得に失敗している
同じ機器一覧では、登録ランプの緑点灯が正常、橙点灯が認証エラー、橙点滅がそのほかのエラーと説明されています。消灯は設定そのものが入っていない状態です。
橙色は、機器がネットワークから設定情報を受け取れていないことを示します。電源を入れ直すと解消する場合もあります。
橙色は設定情報の取得に失敗した状態です。ケーブルの抜けとは別の話になります。
ランプを見たら電話用もネット用も落ちていた、という場合は原因が回線側にあります。ネット全体が止まっているときの手順はこちらです。


ONUとルーターの間に別の機器を挟むと電話だけ使えなくなる
NTT東日本は、ひかり電話対応機器と回線終端装置の間にハブやルーターを接続している場合、ひかり電話を正常に利用できないことがあると案内しています。
市販のルーターがネットの通信だけを処理してしまい、電話の信号が通らなくなるためです。
市販ルーターは、光電話対応ルーターのLANポート側につなぎます。






電源の入れ直しは15分待って初めて結果が出る


電源の入れ直しは、待ち時間まで含めてひとつの手順です。NTT東日本の案内は、15分以上たっても通話ができない場合にもう一度やり直す、という組み立てになっています。
1分や2分で判断すると、直っていても気づけません。
ONUを先に入れて2〜3分あけてからルーターを入れる
手順は順番が決まっています。回線終端装置(ONU)とドコモ光電話対応ルーターの電源コードをいったん外し、先にONUだけを入れ直します。
2〜3分ほどたってから、ルーターの電源コードを入れ直します。2つが一体になった機器なら、コードを外したあとそのまま入れ直します。
先にONU、2〜3分あけてルーター。この順番で入れ直します。
15分たっても鳴らなければルーターだけもう一度入れ直す
ルーターの電源を戻したあと、ひかり電話ランプが緑色に点灯し、受話器から「ツー」が鳴れば復旧しています。
15分以上たっても通話できない場合は、ルーターの電源コードだけを外し、同じ手順を繰り返します。2回試して戻らなければ、そこから先は窓口の仕事です。
判断は15分たってからです。途中でコードを抜き直さないでください。






停電中はドコモ光電話も緊急通報も使えない


停電しているあいだ、ドコモ光電話では通話ができません。ドコモは公式の注意事項で、停電時は緊急通報を含めて通話できないと明記しています。
110番や119番も同じ扱いになります。
電話機に電源が要らなくてもルーターには電源が要る
昔からある加入電話は、電話線から電気を受け取るため停電中でも使えました。ドコモ光電話は、コンセントにつないだドコモ光電話対応ルーターを通ります。
ルーターが止まれば、電話機がどれだけ丈夫でも通話はできません。停電のあいだの連絡は、携帯電話に切り替えてください。
停電が復旧してもランプが戻らないことがある
電気が戻っても、機器の状態が自動で元どおりになるとは限りません。ランプが正常に戻らないまま、電話だけ使えない状態が残ることがあります。
雷や短時間の停電のあとに電話が繋がらなくなった場合は、電源の入れ直しから試す流れになります。
停電のあとに繋がらないなら、まず電源の入れ直しを試します。
受話器から音が鳴るのに繋がらないなら機器は動いている


受話器から「ツー」が鳴っているなら、ドコモ光電話対応ルーターは動いています。この場合は機器の故障ではありません。
原因は、かけた番号か、電話機側の設定のどちらかにあります。
先頭が00のガイダンスが流れたら電話機のACR機能が働いている
「先頭が00で始まる番号へは、おつなぎできません」というガイダンスが流れることがあります。NTT東日本は、電話機のACR(LCR)機能がオンになっている可能性を挙げています。
ACR機能は、通話料の安い電話会社を選ぶために、番号の頭へ「0033」などを自動で付ける仕組みです。ドコモ光電話は、この形の発信を受け付けません。
お使いの電話機の取扱説明書で、ACR機能の項目を確認してください。
電話機が番号を書き換えている状態です。機能を解除すれば発信できます。
114や0170はドコモ光電話では元から接続できない
ドコモ公式は、加入電話などと異なり接続できない番号があると案内しています。特定の番号だけかからないなら、それは故障ではありません。
| 番号 | サービス | ドコモ光電話 |
|---|---|---|
| 110・118・119 | 緊急通報 | 接続できる |
| 171 | 災害用伝言ダイヤル | 接続できる |
| 114 | お話し中調べ | 接続できない |
| 0170 | 伝言ダイヤル | 接続できない |
| 0180 | テレゴング | 接続できない |
| 0033・0036など | 事業者を指定した発信 | 接続できない |
家族が通話中だと2人目の発信も外からの着信も繋がらない
ドコモ光電話で同時に通話できるのは1組までです。家族の誰かが話している間、別の電話機から発信することはできません。
外からかけてきた相手には話し中の音が聞こえます。2組を同時に使うには、ダブルチャネルという別の申込みが必要です。
いま契約しているプランにダブルチャネルが含まれているか気になる方は、プランごとの中身をこちらで確認できます。


受話器のピーピー音はバージョンアップの通知で発着信はできる
受話器を上げたときに「ピーピーピーピー」と鳴る場合、これは機器のバージョンアップが必要なことを知らせる通知音だとNTT東日本が案内しています。
この音が鳴っていても、発信も着信も通常どおり使えます。手動で更新するときは、受話器を上げて「***11」をダイヤルします。






ドコモ光電話の故障はプロバイダではなくドコモが受け付ける


ドコモ光電話の故障を受け付けるのはドコモです。プロバイダはインターネット接続の担当で、光電話の設備は扱いません。
連絡先を間違えると、案内にたどり着くまで時間がかかります。
113はNTT東西の窓口でドコモ光電話は0120-800-000
固定電話の故障といえば113ですが、113はNTT東日本・NTT西日本の受付です。ドコモ公式の案内にも、ドコモ光電話の故障は0120-800-000へと書かれています。
ドコモの携帯電話からかける場合に限り、113でドコモにつながります。かける端末によって行き先が変わる点に注意してください。
| かける端末 | 番号 | 受付時間 |
|---|---|---|
| ドコモの携帯電話 | 113 | 24時間・年中無休 |
| 一般電話など | 0120-800-000 | 24時間・年中無休 |
非通知設定のままかけると受け付けてもらえない
ドコモの故障受付は、発信者番号を通知した電話だけを受け付けています。非通知設定でかけると、用件を聞いてもらえません。
スマートフォンの非通知設定を解除してからかけてください。番号の前に「186」を付ける方法もあります。
非通知では受け付けてもらえません。186を付けるか設定を解除します。
電話が使えないならWebの修理受付から申し込める
電話が使えない状態でも、Webから修理を申し込めます。ドコモは「おたすけロボット」というチャット形式の窓口を24時間公開しており、修理の受付まで進められます。
電話がつながりにくい時間帯を避けたい場合も、この方法が使えます。
光電話以外の不具合も同時に起きている方は、連絡する前の切り分けをこちらにまとめています。


ドコモ光電話が繋がらないときのよくある質問


ドコモ光電話が使える状態なら110番や119番はかけられる?
かけられます。ドコモ公式の接続可否一覧では、110番・118番・119番はいずれも接続できる番号として示されています。
ただし停電中や機器が止まっている状態では、緊急通報もかけられません。
国際フリーダイヤルにかけられないのはなぜ?
ドコモ光電話が「010-800」で始まる国際フリーダイヤルに接続できないためです。ドコモ公式の接続可否一覧に明記されています。
「010」で始まる通常の国際通話であれば接続できます。
0570のナビダイヤルにつながらないことがあるのはなぜ?
接続できるのがNTTドコモビジネスの提供するナビダイヤルに限られるためです。加えて、かけた先の契約内容によっては接続できません。
どちらの場合も、ドコモ光電話側の故障ではありません。
ドコモ光電話対応ルーターは自分で買い替えられる?
買い替えられません。ドコモがレンタルで提供する機器で、市販の製品では代用できないためです。
機器の不具合が疑われる場合は、ドコモの故障受付で相談する形になります。
同じことが繰り返すなら回線側の設備を見直す選択もある


電源の入れ直しで毎回は直るものの、月に何度も止まるという場合は、原因が電話機ではなく回線側の設備にあります。ドコモ光電話は、ドコモ光の回線設備の上で動いているためです。
このまま続けるか見直すかは、いまの困り方に合わせてご自身で判断してください。
見直す場合に気になるのが電話番号です。光コラボと呼ばれる回線への乗り換えなら、事業者変更という手続きで番号をそのまま持ち越せます。
enひかりも同じ光コラボで、契約期間の縛りと解約金がありません。合わなければすぐやめられる形を探している方に向いています。
光コラボへの乗り換えなら、電話番号はそのまま持ち越せます。
乗り換えたときに電話番号がどうなるかを先に知りたい方は、番号の残し方をこちらで解説しています。








ほかの乗り換え先も含めて比べたい方は、こちらで整理しています。


まとめ|受話器の音とランプの2つで見る場所が決まる


ドコモ光電話が繋がらないとき、最初に見るのは電話機ではありません。受話器の音とドコモ光電話対応ルーターのランプで、原因のある場所は絞り込めます。
【この記事の要点】
- ネットが使えていても、電話用のランプだけが落ちることがある
- 「ツー」が鳴らないならルーター側、鳴るなら番号か電話機側
- 電源の入れ直しは15分たってから結果を判断する
- 停電中は緊急通報を含めて通話ができない
- 114や0170は元から接続できず故障ではない
- ドコモ光電話の故障受付は0120-800-000で非通知は不可















