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「使わない月は安く済むから」。ドコモ光ミニを選んだ理由は、たいていここだったはずです。
ところが、その仕組みはすでに残っていません。ドコモ光ミニは2025年3月31日に提供を終了しています。
ドコモ光ミニは2025年3月に終了|今の契約は「単独タイプ」に切り替わっています


ドコモ光ミニは2025年3月31日に提供を終了しました。解約もプラン変更もしていなかった人は、2025年4月1日に戸建向けの単独タイプへ自動で移っています。
ドコモの公式サイトには、この自動移行を実施済みであることが明記されています。移行にあたって宅内の工事は発生せず、工事費や手数料もかかっていません。
何も手続きしなかった人は、2025年4月から別のプランを使っています。






新規受付は2023年3月、サービス終了は2025年3月
ドコモ光ミニは2016年3月に始まったサービスです。ひかり電話が中心の使い方や、データ量の少ない人に向けたプランでした。
ドコモは終了の理由として、動画などの大容量化が進むなかで利用者が年々減っていた点を挙げています。新規申込みの受付は、それに先立つ2023年3月31日で終わりました。
移行先である「単独タイプ」がどういう契約なのかは、こちらで整理しています。


2段階定額はもうない|使わない月ほど割高になる料金に変わりました


ドコモ光ミニは月2,970円から6,270円の2段階定額でしたが、移行後は使っても使わなくても5,500円(2年定期契約の場合)の定額です。
ミニの基本料金2,970円には、200MBまでの通信が含まれていました。そこを超えると10MBごとに33円が積み上がり、6,270円で頭打ちになる仕組みです。
| ドコモ光ミニ | 移行後の単独タイプ | |
|---|---|---|
| 料金の決まり方 | 使った量で変動 | 定額 |
| 月額(2年定期契約) | 2,970〜6,270円 | 5,500円 |
| プロバイダ料 | 別途必要 | 別途必要 |
| 最大通信速度 | 100Mbps | 1ギガ |
上限に届くのは月およそ1.2GB|「使わなければ安い」の中身
ここで、当時の料金表を計算してみます。上限の6,270円まで、基本料金から3,300円ぶんの余地がありました。
10MBあたり33円なので、3,300円は1,000MBぶん。基本料に含まれる200MBと合わせると、月およそ1.2GBで上限に達する計算になります。
動画を数十分も観れば届いてしまう量です。「使わない月は安い」が効いていたのは、ごく軽い月だけでした。
| 月のデータ量 | ミニだった頃 | 今の単独タイプ |
|---|---|---|
| 200MBまで | 2,970円 | 5,500円 |
| 約1.2GB以上 | 6,270円 | 5,500円 |
つまり、ふつうにインターネットを使っていた人にとっては、移行後のほうが月770円ほど安くなっています。
負担が増えたのは、ほとんど使っていなかった人のほう。自分がどちら側なのか、直近の請求額を確かめてみてください。






移行者向けの割引は2025年9月末で終わっています
自動移行された人には、負担を抑えるための割引が半年間だけ用意されていました。金額は段階的に上がる形です。
| 期間 | 月額(2年定期契約) |
|---|---|
| 2025年4月〜6月 | 3,740円 |
| 2025年7月〜9月 | 4,620円 |
| 2025年10月〜 | 5,500円 |
割引は2025年9月30日で終わり、2025年10月からは通常料金に戻っています。
定期契約なしのプランを使っている場合は、月7,150円です。
請求額が5,500円になっていれば、割引が明けた後の通常料金です。
戸建てのドコモ光がプランごとにいくらかかるかは、こちらで一覧にしています。


単独タイプのままだと、タイプAより高くつきます


戸建ての単独タイプは月5,500円ですが、ここにプロバイダ料が別でかかります。プロバイダ料まで含んだドコモ光1ギガのタイプAは、戸建てで5,720円です。
差はわずか220円。判定に必要な数字は、これだけです。
プロバイダ料が月220円を超えていれば、タイプAのほうが総額は安くなります。
月220円台で使えるプロバイダはほとんど見当たりません。「プロバイダが別だから安い」は、単独タイプには当てはまらないのです。
| 単独タイプ | タイプA | |
|---|---|---|
| ドコモ光の月額 | 5,500円 | 5,720円 |
| プロバイダ料 | 別に支払う | 月額に込み |
| 請求の数 | 2社ぶん | 1社ぶん |






単独タイプからの変更なら、事務手数料はかかりません
タイプAへ変えるときの費用も確認しておきます。ドコモ公式は、単独タイプからのプラン変更では事務手数料がかからないと注記しています。
ただし、今使っているプロバイダの解約は自分で進める必要があります。ここを忘れると、使っていないプロバイダ料を払い続けることになります。
タイプAのプロバイダは複数社から選べます。高性能Wi-Fiルーターの無料レンタルが付くGMOとくとくBBも、その選択肢のひとつです。
どのプロバイダを選ぶかで速度もサポートも変わります。比較のポイントは、こちらにまとめました。


速度は1ギガになっている。ただし体感が変わるとは限りません


移行後のプランは1ギガです。ドコモ光ミニの最大通信速度は100Mbpsだったので、契約上の上限は10倍になりました。
ここで期待したくなりますが、この移行では宅内の工事が行われていません。プランが1ギガになった=そのまま速くなる、とは限らないのです。
実際の速度を決めるのは、ONUやルーター、LANケーブルといった手元の機器です。ルーターが古い規格のままなら、そこが上限になります。
まず今の速度を測る。機器を買い替えるのは、その結果を見てからです。






測ってみて遅かった場合の切り分けは、こちらの順番どおりに進めれば整理できます。


今から取れる選択肢は3つ


選べる道は3つです。ドコモ光のタイプAへ変える、他社の回線へ乗り換える、インターネットをやめて固定電話だけ残す。
| 選択肢 | 月額の方向 | 向いている人 |
|---|---|---|
| タイプAへ変更 | 5,720円にまとまる | ドコモ光を続けたい |
| 他社へ乗り換え | 下げやすい | 月額を優先したい |
| 電話だけ残す | 大きく下がる | ネットをほぼ使わない |
ネットをほとんど使っていないなら「homeでんわ」も選べます
固定電話しか使っていないなら、光回線を持ち続ける理由はほぼありません。ドコモは代替として、モバイルネットワークを使うhomeでんわを案内しています。
homeでんわ ライトの月額は1,078円。ドコモのスマホがあれば割引が適用され、550円になります。
光ファイバーを使わないため、工事も要りません。
ただし契約事務手数料2,200円と、専用機種HP01の購入は必要です。市外局番からはじまる電話番号は、そのまま使えます。
他社へ移ると、スマホのセット割も外れます
他社へ移る場合に見落としやすいのが、ドコモのスマホ側です。ドコモ光をやめると、ドコモ光セット割による毎月の割引もなくなります。
回線の月額が下がっても、スマホ代が上がれば差し引きゼロになることもあります。判断は世帯の合計額で行ってください。






自分の割引額がいくらなのかは、こちらで確認できます。


それでも月額を優先したい場合は、光コラボのなかに安い回線があります。契約期間の縛りがないenひかりのような回線なら、次の乗り換えも身軽です。
ドコモ光ミニについてよくある質問
今から新しくドコモ光ミニを申し込めますか?
申し込めません。新規受付は2023年3月31日に終了し、サービス自体も2025年3月31日で終わっています。
これから戸建てでドコモ光を契約するなら、選択肢は1ギガか10ギガのプランです。窓口のキャッシュバック特典は新規・転用・事業者変更の申込みが対象になります。
自動移行で工事費や手数料はかかりましたか?
かかりません。ドコモ公式は、自動移行で宅内工事は発生せず、移行工事費や手数料もかからないと明記しています。
ただしインターネットを使うには、これまでどおりプロバイダとの契約と利用料が別に必要です。
ドコモ光ミニに戻すことはできますか?
戻せません。サービス自体が終了しているため、2段階定額の料金に戻す手続きは用意されていません。
今ある道は、ドコモ光の別プランに変えるか、他社の回線へ移るか、光回線をやめるかの3つです。
乗り換えるなら、解約金を確かめてから


解約金は、ドコモ光を申し込んだ時期で金額が変わります。2022年6月30日以前の申込みなら戸建タイプ14,300円、それ以降なら5,500円です。
ドコモ光ミニは2023年3月に新規受付を終えたサービスなので、契約が古い人ほど高いほうに当たります。動く前に、自分がいつ申し込んだのかを確かめてください。
契約満了月の当月・翌月・翌々月であれば、解約金はかかりません。ここに当たれば、判断はぐっと軽くなります。
解約金は0円か5,500円か14,300円。まずここを確認しましょう。






自分の解約金を調べる手順と、負担を抑える方法はこちらです。


金額が分かったら、乗り換え先の候補です。月額の安さと工事の手軽さで選ぶならenひかり、速度も一緒に上げたいなら独自回線のNURO光が候補になります。
他社も含めて広く比べたい方は、こちらで主要な乗り換え先を整理しています。


まとめ|「まだミニのまま」と思っていた人ほど、見直しどきです


ドコモ光ミニは終わり、契約は静かに切り替わりました。覚えておくことは、これだけです。
【ドコモ光ミニ終了後のポイント】
- 2025年3月31日に終了し、戸建向け「単独タイプ」へ自動移行
- 移行者向けの割引は2025年9月末で終了、今は通常料金
- プロバイダ料が月220円を超えるなら、タイプAのほうが安い
- 乗り換えの前に、解約金と更新月を確認する
















