ドコモ光の月額を見るたびに「高いな」と思いながら、でも乗り換えの手間を考えると踏み切れない——そんな状態が続いていませんか。
enひかりは縛りなし・違約金なし・月額4,620円〜という、固定費を削りたいドコモ光ユーザーにとって気になる選択肢のひとつです。ただし現金キャッシュバックはなく、速度改善も期待しにくい。向いている人とそうでない人がはっきり分かれるサービスです。
このページでは、料金・速度・手続きの実態と、あなたが今動くべきかどうかの判断材料をまとめました。
ノココ


ドコモ光からenひかりに変えると、何が変わる?
enひかりはNTT東日本・西日本のフレッツ光回線を使う「光コラボ」サービスです。提供しているのは縁人株式会社で、契約縛りなし・違約金なし・現金キャッシュバックなし、という設計になっています。ドコモ光も同じ光コラボのため、乗り換えの手続きは比較的シンプルです。
乗り換えることで変わること・変わらないことを先に整理しておきます。
毎月の料金は確実に下がる
enひかりの月額はドコモ光(GMOとくとくBB)より低く設定されています。戸建て1ギガで月1,100円、マンションで月880円の差があります。キャッシュバックのような「一時的にまとめてもらえるお得感」はありませんが、乗り換えた翌月からずっとこの差額が続きます。
「最初にドカッともらうより、毎月コツコツ安い方がいい」という方には、むしろ相性のいい設計です。
ただし、速度改善は期待しにくい
enひかりとドコモ光は、同じNTT光コラボ回線を使っています。回線の物理的な構造が同じである以上、乗り換えただけで速度が大きく改善する根拠はありません。
速度を最優先したい方はこちらも参考にしてください。








月額料金の差は、長く使うほど大きくなる
enひかりとドコモ光(GMOとくとくBB・2年定期契約)の月額を比較します。
| プラン | enひかり | ドコモ光(GMOとくとくBB) | 月額差 |
|---|---|---|---|
| 戸建て 1ギガ | 4,620円 | 5,720円 | ▲1,100円 |
| マンション 1ギガ | 3,520円 | 4,400円 | ▲880円 |
| 10ギガ | 5,445円 | 6,380円 | ▲935円 |


戸建て1ギガプランの場合、月1,100円の差は1年で13,200円、2年で26,400円、3年では39,600円になります。enひかりには現金キャッシュバックがない分、乗り換えた月から毎月この差額が積み上がっていきます。
ドコモスマホのセット割を使っている人は要注意
ドコモのスマートフォン(eximo・irumo等)を使っていて、ドコモ光とのセット割(最大月1,100円引き)を適用している場合、enひかりに乗り換えるとこの割引は受けられなくなります。月額の差額だけ見て「安くなる」と判断すると、スマホ代が上がって逆にコストが増えるケースもあります。
乗り換えを検討する前に、スマホ代を含めたトータルコストで比較してください。なおahamoはセット割の対象外のため、ahamo利用者はこの点を気にする必要はありません。
ahamo・povo・UQ mobileユーザーは「勝手に割」も活用できる
enひかりには「勝手に割」という追加割引があります。ahamo・povo(1.0・2.0)・UQ mobileのいずれかを契約していると、月110円の割引が受けられます。
ただし名前に「勝手に」とついていますが、スマホの契約情報と自動で連携されるわけではありません。自分からenひかりカスタマーセンターへ申請する必要があります。申請した月の翌月から割引が始まります。






- 対象:ahamo・povo(1.0・2.0)・UQ mobile(契約者本人または同居家族名義でも可)
- 申請方法:enひかりカスタマーセンターへ電話で自己申告。求められた場合は契約確認書類(マイページ画面等)の提示が必要
- 割引開始:申請月の翌月から適用
- 割引額:月110円(複数回線を持っていても増額なし・一律110円)
- 解約時の注意:対象スマホを解約・乗り換えた場合は1ヶ月以内にカスタマーセンターへ申告が必要
- 対象外プラン:enひかりクロス with お任せISP・enひかりクロス光回線のみプランは適用外
固定費削減を重視する方はenひかりを確認してみてください。
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乗り換えの手続きは、思ったより難しくない


「乗り換えって面倒そう」というイメージを持っている方も多いと思います。ドコモ光からenひかりへは転用または事業者変更という手続きで乗り換えられます。どちらもNTT回線の引き直し工事が不要なため、一般的な光回線の新規契約よりも手続きの負担がずっと少ないです。
まず確認すること——更新月と違約金の有無
ドコモ光に2年定期契約が設定されている場合、更新月以外で解約すると違約金が発生します。乗り換えを決める前に、My docomoで契約の更新月を確認しておきましょう。更新月であれば違約金なしで解約できます。
更新月の確認方法と乗り換えタイミングの考え方はこちらを参考にしてください。


申し込みから開通まで——転用・事業者変更なら工事不要
手続きの流れは大きく3ステップです。
① 事業者変更承諾番号を取得する
My docomoから事業者変更承諾番号(15桁)を取得します。有効期限は取得後15日間です。enひかりへの申し込みと合わせて取得するのがスムーズです。フレッツ光からドコモ光に乗り換えた経緯がある方は「転用承諾番号」ではなく「事業者変更承諾番号」が必要です。
② enひかりへ申し込む
enひかりの申し込みページで、取得した承諾番号を入力して手続きを進めます。申し込み時に開通希望日を選べるため、引っ越しや都合の悪い日を避けて設定できます。申し込みの詳細手順はこちらをご覧ください。


③ 開通・切り替え
事業者変更では工事が不要なケースがほとんどで、切り替え日にそのままenひかりへ移行します。切り替え前後に数時間、接続が不安定になる場合があるため、重要な作業がない日に設定しておくと安心です。
開通後にやること——機器返却と「勝手に割」の申請


開通後に対応が必要な点が2つあります。
機器の返却・撤去工事の確認
ドコモ光で設置したONUの返却が必要な場合があります。また光コンセントの撤去工事が発生するケースもあり、その際は費用が生じることがあります。事前に確認しておきましょう。


「勝手に割」の申請(ahamo・povo・UQ mobile利用者のみ)
対象のスマホサービスを使っている方は、開通後すぐにenひかりカスタマーセンターへ電話で申請してください。申請しない限り割引は始まりません。申請した月の翌月から月110円の割引が適用されます。
今すぐ動いていい? それとも待った方がいい?
enひかりへの乗り換えを考えているなら、自分がどのパターンに当てはまるか確認してください。
今すぐ乗り換えていい人
更新月が近い、またはすでに更新月を迎えている方は、違約金なしで乗り換えられるタイミングです。ドコモのスマホセット割を使っていなければ、月額の差額がそのまま固定費の削減になります。「縛りなしの状態に変えたい」「受け取り手続きなしでシンプルに乗り換えたい」という方も、動くなら今です。
- 更新月が近い、またはすでに更新月を迎えている
- ドコモのスマホセット割を使っていない(ahamoユーザーを含む)
- 縛りなし・違約金なしの状態にしたい
- キャッシュバックより毎月の固定費削減を重視している
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もう少し待った方がいい人
更新月まで期間が残っていて解約すると違約金が発生する方は、今すぐ動くと損します。まず更新月を確認して、そのタイミングに合わせて準備を進めましょう。
またドコモのスマホセット割(eximo・irumo等・最大月1,100円引き)を適用中の方は、enひかりに乗り換えるとその割引が消えます。月額の差額と失うセット割を比べて、トータルで得になるかどうか確認してから判断してください。
- 更新月まで期間が残っていて違約金が発生する
- ドコモのスマホセット割(eximo・irumo等)を適用中
更新月の確認方法はこちらをご覧ください。


enひかりより別の回線が向いている人
速度改善が主な目的なら、enひかりではなく独自回線・独自設備を持つサービスを選んでください。またauスマホユーザーはauひかりに乗り換えることで「スマートバリュー」によるスマホ代の割引が受けられる場合があり、enひかりよりトータルコストが下がるケースがあります。
- 光回線の速度改善が主な目的
- auスマホユーザーでスマートバリューを活用したい
他の乗り換え先も含めて比較したい方はこちらをご覧ください。目的・状況別に向いている回線をまとめています。










