ドコモ光から楽天ひかりに乗り換えて損しない?月額割引・ポイント還元を解説

「楽天ひかりはお得だと聞いたんだけど、今も乗り換える価値ある?」——そう思って調べ始めた方に、最初にお伝えしなければならないことがあります。かつて楽天ひかりを「お得」にしていた大型特典は、2025年3月にすべて終了しています。

ノココ
楽天モバイルと一緒に使うと月額がタダになるって聞いたんだけど……?

キノリ
その「6ヶ月0円」は2025年3月に終わってる。今の楽天ひかりは特典の仕組みが全然違うから、今の内容で判断しないといけないよ。

この記事では、かつて何がお得だったのか・今何が残っているのか・ドコモ光と数字で比べるとどうなのかを順番に整理します。読み終えたとき「自分には合う/合わない」という判断ができる状態を目指します。

目次

かつての楽天ひかりは、なぜお得だったのか

今の楽天ひかりを正しく評価するために、まず何が終わったのかを確認しておきます。

6ヶ月月額0円の正体——最大31,680円相当だった

かつての楽天ひかりには、新規申し込みで開通から6ヶ月間月額が0円になるキャンペーンがありました。月額そのものがかからないため、実質的な値引き額は以下のとおりです。

プラン月額6ヶ月間の恩恵
戸建て(ファミリープラン)5,280円31,680円相当
マンション(マンションプラン)4,180円25,080円相当
かつての6ヶ月月額0円キャンペーンの実質的な価値

さらに他社からの乗り換えユーザー向けには、12ヶ月間の月額割引(戸建て3,080円・マンション1,980円)という特典も用意されていました。これは年間で戸建て36,960円、マンション23,760円の割引に相当します。現金キャッシュバックではなく月額から直接引かれる仕組みで、受け取り手続きが不要な点も含めて非常に強力な特典でした。

これらの特典は2025年3月4日に完全終了した

月額0円・月額割引のいずれも、2025年3月4日をもって提供が終了しています。公式サイト経由・アフィリエイト代理店経由を問わず、現在は全ルートで現金キャッシュバックも月額割引も実施されていません。

「楽天ひかりはキャッシュバックがある」「6ヶ月無料になる」という情報は古い内容です。2025年3月以降に作成・更新されていない記事や比較サイトの情報を参照している場合、現状と一致しない可能性があります。

今の楽天ひかりに何が残っているか

大型特典が終了した現在、楽天ひかりの特典体系はポイント還元に完全移行しています。現在残っている主な特典を確認します。

最強おうちプログラム——楽天モバイルとセットで毎月1,000ポイント

楽天モバイル(Rakuten最強プラン)と楽天ひかりをセットで利用すると、「最強おうちプログラム」が適用され、毎月1,000ポイントが永年還元されます。

ここで重요なのは、家族の楽天モバイル回線数に関わらず、還元は1,000ポイント固定という点です。家族4人全員が楽天モバイルを使っていても、もらえるポイントは毎月1,000ポイントのみ。ドコモ光セット割のように「台数分だけ割引が増える」仕組みとは根本的に異なります。

SPU +2倍——楽天市場の買い物ポイントが増える

楽天ひかりを契約すると、楽天市場でのお買い物時のポイント倍率が+2倍されます(SPU:スーパーポイントアッププログラム)。ただし上限は月2,000ポイントです。楽天市場をほとんど使わない方には、この恩恵を受けられません。

工事費実質無料——ただし途中解約で残債一括請求

楽天ひかりは縛りなし・違約金なしのサービスですが、新規工事費(最大22,000円)が発生します。現在「工事費実質0円キャンペーン」が実施中で、工事費と同額のポイントが開通3ヶ月目から24回に分割して還元される仕組みです。

ポイント還元完了前(24ヶ月以内)に解約した場合、工事費の残債が一括請求されます。「縛りなし」とはいっても、工事費の観点では2年未満の解約にコストが伴う点を把握しておいてください。

  • 最強おうちプログラム:楽天モバイルとセットで毎月1,000ポイント永年還元(台数に関わらず固定)
  • SPU +2倍:楽天市場での買い物ポイントが+2倍(上限:月2,000ポイント)
  • 工事費実質無料:開通3ヶ月目から24回分割でポイント還元。途中解約は残債一括請求
  • 縛りなし・違約金なし(工事費残債を除く)
  • 現金キャッシュバック:なし

ドコモ光セット割と比べると、数字でどう違うか

「損しないか」の核心は、ドコモ光セット割との比較にあります。eximo・irumo等のドコモのスマートフォンを使っていてセット割を受けている方は、楽天ひかりに乗り換えるとその割引が終了します。代わりに得られるものと数字で並べてみます。

家族のスマホ台数ドコモ光セット割(月額)最強おうちプログラム(月間)差額
1台最大1,100円引き1,000ポイントほぼ同水準
2台最大2,200円引き1,000ポイント(固定)ドコモ光が1,200円有利
3台最大3,300円引き1,000ポイント(固定)ドコモ光が2,300円有利
4台最大4,400円引き1,000ポイント(固定)ドコモ光が3,400円有利
ドコモのeximo・irumo等(セット割対象プラン)使用時との比較。ドコモ光セット割は1台あたり最大1,100円引き。

台数が増えるほど、楽天ひかりへ乗り換えたときの実質的なコスト増が広がっていきます。家族でドコモのスマホを使っているなら、楽天ひかりへの乗り換えはセット割の喪失分を補えないケースがほとんどです。

ノココ
でもポイントは使えばお得でしょ?

キノリ
楽天市場でしっかり使いきれる人はそうなんだけど、ポイントは現金と違って使わないと消えることもある。「もらえる」と「得になる」は別の話なんだよね。

なおahamoはドコモ光セット割の対象外です。ahamo利用者はセット割を失わないため、この比較の前提が変わります。

それでも楽天ひかりが向いている人

数字の比較を踏まえた上で、それでも楽天ひかりへの乗り換えが意味を持つ条件を絞り込みます。

楽天モバイルを使っていて、楽天市場もよく利用する人

楽天ひかりの現在の特典は、楽天エコシステムの中で活動している方に集中しています。毎月1,000ポイントはそのまま楽天市場の購入や楽天ペイで消化でき、SPU+2倍と組み合わせれば毎月最大3,000ポイント相当の恩恵になります。ドコモのスマホセット割を受けておらず(ahamoや楽天モバイルへ乗り換え済み等)、楽天経済圏をフル活用している方には、通信費の実質的な削減につながります。

  • 楽天モバイルを使っている(最強おうちプログラムで毎月1,000ポイント永年還元の対象になる)
  • 楽天市場を月1〜2万円以上利用している(SPU+2倍の恩恵を十分に受けられる)
  • ドコモのスマホセット割を受けていない(ahamoユーザー・楽天モバイルユーザーを含む)
  • 更新月が近く、違約金なしで乗り換えられるタイミングにある

上の条件が重なるほど、乗り換えの実質的なメリットが大きくなります。公式サイトで現在のキャンペーン内容を確認してください。

\楽天モバイルとセットで毎月1,000ポイント永年還元!/ 楽天ひかりの公式サイトはこちら

楽天ひかりが合わない場合の乗り換え先

楽天ひかりが自分の状況に合わないと感じた方は、目的を絞って別の回線を検討してください。ドコモ光からの乗り換えで選ばれる主な回線を、目的別にまとめます。

速度を改善したい方

楽天ひかりもドコモ光も同じNTT光コラボ回線です。乗り換えだけでは速度は変わりません。速度を本気で改善したいなら、独自回線・独自設備を持つNURO光が選択肢になります。ドコモ光からの乗り換えで速度がどう変わるか、費用はどれくらいかかるかを詳しくまとめています。

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月額を下げたい方

月額そのものを削りたい方には、縛りなし・戸建て4,620円〜のenひかりが合っています。楽天ひかりよりさらに低い月額で、ポイント消化を気にせず固定費を抑えられます。キャッシュバックがない代わりに毎月の差額がそのまま節約になる仕組みで、長く使うほど効果が積み上がります。

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auスマホを使っている方

auスマホを使っているなら、auひかりとのスマートバリューでスマホ代を直接割引できます。ポイント還元ではなく月額から直接引かれる仕組みで、台数が増えるほど恩恵が大きくなります。auひかりがドコモ光からの乗り換えで本当に得になるかどうかは、こちらの記事で詳しく確認できます。

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どれが自分に合うか迷っている方

「速度なのか、料金なのか、スマホとのセット割なのか」——何を優先すべきか整理できていない方は、まずこちらの記事を読んでください。6回線を目的別に比較しており、自分に合う回線を絞り込む出発点として使えます。

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まとめ|楽天ひかりに乗り換えるべき人・そうでない人

かつてお得だった大型特典は終了し、現在の楽天ひかりの強みは楽天経済圏との連携に絞られています。ポイント還元を生かせる使い方ができるかどうかが、乗り換えを判断する唯一の軸です。

  • 乗り換えをおすすめできる人
  • 楽天モバイルを使っている→毎月1,000ポイント永年還元の対象になる
  • 楽天市場をよく使う→SPU+2倍で買い物のたびにポイントが増える
  • ahamo・楽天モバイル等でドコモ光セット割を受けていない→失うものがなく月額もわずかに下がる
  • 慎重に判断すべき人・別の回線が向いている人
  • ドコモスマホを複数台使ってセット割を受けている→台数が増えるほど楽天ひかりは不利
  • 楽天モバイルも楽天市場もほとんど使わない→ポイント還元の恩恵をほぼ受けられない
  • 速度改善が目的→NTT回線同士の乗り換えでは解決しない(NURO光・auひかりへ)
  • 月額を大きく下げたい→enひかりのほうが月額が低い
  • auスマホを使っている→auひかりのスマートバリューのほうが相性がよい

楽天経済圏をフル活用している方にとっては、毎月のポイント還元を通じて通信費を実質的に削れる選択肢です。一方、楽天をあまり使わない方には乗り換えの根拠が薄く、目的に合った別の回線を選ぶほうが得策です。

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