ノココ








ドコモ光を解約すると、ドコモ光電話も同時に終わります。ドコモ公式も、電話番号は消滅すると案内しています。
ただし消えるのは、何もしなかった場合だけです。番号を残す道は2つあり、どちらも手続きの順番が決まっています。
先に解約すると、その2つはどちらも使えなくなります。
ドコモ光をやめても電話番号は残せるが何もしなければ消える


ドコモ光をやめても、電話番号は残せます。ただし残せるのは、その番号をNTTの加入電話で取った場合に限られます。
判定は先に済ませてください。ここが分からないまま進むと、選べる道が変わります。
消えるのはドコモ光電話で新しく取った番号
ドコモ光の契約時に新しく発行された番号は残せません。ほかの電話サービスへ引き継ぐこともできません。
ドコモ公式も、ドコモ光電話で払い出した番号はNTTの加入電話へ切り替えられないと明記しています。
光電話で発番された番号は、解約と同時に使えなくなります。
NTTの加入電話から引き継いだ番号なら残せる
もともとNTTの加入電話で使っていた番号なら、ほかの固定電話サービスへ引き継げます。昔から家にある番号は、ほとんどがこちらにあたります。
どちらか分からない場合は、NTT東日本・NTT西日本に問い合わせれば発番元を確認できます。
NTTの加入電話で発番された番号なら、残す道があります。






解約の連絡をする前に、この確認を済ませてください。順番が逆になると、選べる道が減ります。
番号を引き継げる条件そのものは、こちらで詳しく解説しています。


ネットを続けて固定電話だけやめると番号は残らない


ドコモ光を続けたまま、ドコモ光電話だけをやめることはできます。ただしその場合、電話番号は残りません。
下がる金額と、失うものを先に並べます。
下がるのは月550円と付加サービスの分だけ
ドコモ光電話の基本料は月550円(税込)です。解約すると、この550円がなくなります。
発信者番号表示や転送でんわを使っているなら、その分も下がります。6つの付加サービスをすべて使っていた場合は1,870円です。
一方で、インターネットの月額は1円も変わりません。
安くなるのは電話の分だけです。回線の月額は変わりません。
いま何にいくら払っているかは、基本料と付加サービスの内訳で確認できます。


番号を取っておくにはNTTの加入電話へ戻す工事が要る
「電話をやめて、番号だけ取っておく」という形は選べません。番号を残すなら、NTTの加入電話へ戻す工事を申し込むことになります。
この手続きをアナログ戻しと呼びます。申込み先はNTT東日本・NTT西日本で、費用は宅内の設備状況によって変わります。
ドコモ光電話に休止の案内はありません。戻すか消すかです。






アナログ戻しにかかる費用と期間は、こちらにまとめています。


番号を残すルートは乗り換え先で2つに分かれる


番号を残すルートは2つです。ドコモ公式は、事業者変更と番号ポータビリティの2つを引き継ぎの方法として挙げています。
どちらになるかは、乗り換え先で決まります。
| 乗り換え先 | 番号を残す手続き | 番号の扱い |
|---|---|---|
| 光コラボ | 事業者変更 | そのまま持ち越す |
| 独自回線 | 番号ポータビリティ | 引き継ぐ申込みが要る |
光コラボへ移るなら事業者変更で番号ごと引き継げる
ビッグローブ光やソフトバンク光のような光コラボへ移る場合、手続きは事業者変更になります。NTTの設備をそのまま使うため、電話番号も持ち越せます。
番号を残すための工事は発生しません。用意するのは、ドコモから取る事業者変更承諾番号だけです。
契約期間の縛りと解約金がないものを探しているなら、enひかりも同じ光コラボです。
承諾番号の取り方と有効期限は、こちらで解説しています。


独自回線へ移るなら番号ポータビリティの手続きになる
auひかりやNURO光のような独自回線へ移る場合は、番号ポータビリティという手続きになります。NTTの設備を使わないため、事業者変更にあたらないからです。
ドコモ公式も、NTT東西以外の電話サービスへの番号ポータビリティで番号を引き継げると案内しています。
ただし乗り換え先によっては、NTTの加入電話へいったん戻す工事が伴います。その費用は宅内の設備状況で変わります。
ドコモ光電話は自分で解約してはいけない


ドコモ光電話は、自分から解約の手続きをしないでください。番号の切り替えと同時に、自動で解約される仕組みだからです。
先に解約すると、番号の引き継ぎそのものができなくなります。
引き継ぎを申し込む先はドコモではなく乗り換え先
番号を引き継ぐ手続きは、乗り換え先で申し込みます。ドコモ公式も、引継ぎの手続きは「ほかの固定電話サービス」で行うものだと案内しています。
ドコモに解約を申し出ても、番号は残りません。手続きの入口そのものが違うためです。
番号の引き継ぎを頼む相手は、乗り換え先の事業者です。
乗り換え先を決めて、そこへ番号を継続したいと伝えるところから始めてください。これが最初の1歩になります。
先に解約すると切り替えそのものができなくなる
auは公式で、切り替え時に他社の電話サービスは自動解約されるため、利用者が解約手続きを行わないよう案内しています。
あわせて解約すると切り替えができなくなるとも明記しています。よかれと思って先に動くほど、番号を残せる可能性は下がります。
電話は触らないでください。切り替わると自動で解約されます。






ネットの解約は電話の切り替えが終わってから申し込む


ドコモ光の解約を自分で申し込むかどうかは、乗り換え先で変わります。光コラボならドコモ光の解約を申し込む必要がなく、独自回線なら電話の切り替えが終わってから申し込みます。
電話とネットで、動かす順番が逆になります。
| 項目 | 光コラボへ移る | 独自回線へ移る |
|---|---|---|
| ドコモ光の解約 | 自動で解約される | 自分で申し込む |
| 申し込む時期 | 手続き不要 | 電話の切替後 |
| 回線の工事 | 原則なし | あり |
光コラボへ移るならドコモ光の解約手続きは要らない
事業者変更で光コラボへ移る場合、切り替えと同時にドコモ光は解約されます。自分で解約を申し込む必要はありません。
解約の連絡を入れる工程がない分、こちらで用意するのは承諾番号だけになります。
事業者変更なら、ドコモ光は切り替えと同時に解約されます。
独自回線へ移るなら電話の切替後にドコモ光を解約する
独自回線へ移る場合は、自分でドコモ光の解約を申し込みます。タイミングは、電話の切り替え工事が終わった後です。
ドコモの解約ページには、番号を継続するなら移行手続きの工事が完了してから申し込むよう書かれています。この注記は、Web・ドコモショップ・電話の3か所すべてに置かれています。
工事が終わる前に解約を申し込むと、受け付けてもらえません。
auも、電話以外のインターネット接続サービスは切り替わった後に解約するよう案内しています。
ネットの解約は、新しい回線で電話がつながることを確かめてから申し込んでください。
解約日は申込日の翌月末まで指定できる
ドコモ光の解約日は、申し込んだ日の翌月末まで指定できます。工事の日程が先に決まっていても、そこに合わせて申し込めます。
解約日や廃止工事日を変えたい場合は、7日前までに連絡します。
解約日は翌月末まで指定できます。変更は7日前までです。






ドコモ光の解約で残る費用は3つある


ドコモ光の解約で残る費用は3つです。解約金と、工事料の分割の残りと、解約月の月額になります。
番号を残すかどうかとは関係なく発生する費用です。
解約金は1ギガ戸建で5500円
定期契約のプランを契約期間内に解約すると、解約金がかかります。ドコモ光1ギガなら、戸建5,500円・マンション4,180円(税込)です。
2022年6月30日以前に申し込んだ場合は、戸建14,300円と大きく変わります。契約した時期で金額が違う点に注意してください。
契約満了月の当月・翌月・翌々月であれば、解約金はかかりません。
更新の時期に合わせれば、解約金はかかりません。
自分の契約でいくらになるかは、こちらで確認できます。


工事料の分割が残っていると翌月に一括で請求される
ドコモ光の工事料を分割で払っている場合、残りは契約解除の翌月に一括で請求されます。
新規工事料が実質0円になる特典も、dポイントの分割進呈で成り立っています。進呈は開通月の7か月後から始まり、途中でやめると残りは進呈されません。
受け取り終える前にやめると、工事料の一部は自己負担になります。
工事料の分割が残っていないか、先に確認してください。
解約月の月額は日割りされない
解約した月のドコモ光の基本使用料は、日割りされません。月初にやめても、1か月分が請求されます。
乗り換え先の料金と重なる期間があると、その月は両方を払うことになります。
切り替えの時期は、月末に寄せると無駄が出にくくなります。
解約金や工事料の残りが出る場合、その負担を軽くする特典を用意している乗り換え先もあります。
手続きの軽さで選ぶか、特典の大きさで選ぶかで候補が変わります。
ドコモ光の固定電話の解約でよくある質問


ドコモ光電話だけ先に解約してもいい?
番号を残したいなら解約しないでください。切り替えと同時に自動解約される仕組みのため、先に解約すると引き継ぎができなくなります。
番号が不要な場合に限り、先に解約しても差し支えありません。
ドコモ光を解約したあとでも番号を戻せる?
戻せません。ドコモ公式は、ドコモ光を解約するとドコモ光電話も解約となり、電話番号も消滅すると案内しています。
引き継ぎの手続きは、解約より前に済ませておくものです。
番号を残す手続きはドコモに頼めばいい?
頼めません。ドコモ公式は、引継ぎの手続きは「ほかの固定電話サービス」で行うものだと案内しています。
申し込む相手は、乗り換え先の事業者になります。
プロバイダの解約も自分でやる必要がある?
プランによります。プロバイダがセットになったプランなら順次契約解除されますが、単独タイプは自分で各プロバイダへ申し込みます。
プロバイダごとの扱いは、こちらにまとめています。


解約を申し込んでから回線が止まるまでどれくらい?
手続き後、回線の停止までに数日かかる場合があるとドコモ公式が案内しています。申し込んだその日に止まるわけではありません。
解約日そのものは、申込日の翌月末まで指定できます。
レンタルしていた機器は必ず返送する?
派遣工事になる場合は返送不要です。工事担当者が機器を回収するためだとドコモ公式が案内しています。
それ以外は、NTTから届く回収キットで返送します。返す物の一覧はこちらです。


番号を残したまま乗り換えるなら手続きの少なさで選ぶ


番号を残すことを優先するなら、選ぶ基準は手続きの少なさです。光コラボなら事業者変更だけで済み、回線の工事も番号を戻す工事も発生しません。
速度を優先して独自回線を選ぶ場合は、番号ポータビリティの申込みと工事が加わります。
enひかりは光コラボです。契約期間の縛りと解約金がないため、更新月を気にせずやめられます。
auひかりは独自回線です。電話の切り替えをKDDI側が進めるため、こちらから解約の連絡を入れずに済みます。
どちらも番号を残せます。手続きの数と工事の有無が違います。
auひかりは提供エリアが限られます。住所で使えるかどうかは、申込みの画面で調べられます。






ほかの乗り換え先も含めて比べたい方は、こちらで整理しています。


まとめ|番号を残せるかは手続きの順番で決まる


ドコモ光の固定電話を解約しても、電話番号は残せます。決め手になるのは費用ではなく、どこへ何を先に申し込むかです。
【この記事の要点】
- 残せるのはNTTの加入電話で発番された番号だけ
- ネットを続けて電話だけやめると番号は残らない
- 番号を残すルートは事業者変更と番号ポータビリティの2つ
- ドコモ光電話を自分で解約すると引き継ぎができなくなる
- 事業者変更ならドコモ光の解約手続きは要らない
- 解約月のドコモ光の月額は日割りされない














