ノココ








ドコモ光から楽天ひかりへ乗り換えて損をするかどうかは、家族に何台のドコモ回線があるかでほぼ決まります。失うドコモ光セット割のほうが、楽天市場で増えるポイントより大きくなりやすいためです。
もらえる楽天ポイントは、家族の回線数に関係なく毎月1,000ポイント固定。一方でドコモ光セット割は台数分だけ増えていきます。
ドコモ光から楽天ひかりへは工事なしで乗り換えられる


ドコモ光から楽天ひかりへは、宅内工事なしで乗り換えられます。どちらも同じNTTの光回線を使う光コラボのため、事業者変更という手続きで切り替わるからです。
工事がないので、インターネットが使えない期間もほぼ生じません。楽天ひかり側で最初にかかるのは、初期登録費1,980円だけです。
事業者変更なら、楽天ひかりの初期費用は初期登録費1980円のみです。
切り替えた月に月額を二重で払うこともありません。楽天ひかりは初月無料、ドコモ光は解約月に1か月分という組み合わせになるためです。






手続きはドコモ光側で事業者変更承諾番号を取るところから始まります。取得方法と即日発行の可否はこちらにまとめています。


楽天ひかりの1年間無料と6ヶ月0円はすでに終わっている
楽天ひかりの月額が無料になるキャンペーンは、いずれも終了しています。1年間無料は2024年1月、6ヶ月0円は2025年3月で提供が終わりました。
今の楽天ひかりに、現金キャッシュバックも月額割引もありません。還元はすべて楽天ポイントに一本化されています。
「楽天ひかりは6ヶ月無料」と書かれた記事は、現在の内容と一致しません。
事業者変更では工事費0円キャンペーンの恩恵がない
工事費が実質0円になるキャンペーンは、ドコモ光からの乗り換えでは意味を持ちません。事業者変更は宅内工事が不要で、そもそも工事費が発生しないためです。
楽天モバイル公式のキャンペーンルールにも、他社光コラボの利用者は宅内工事不要で開通すると明記されています。工事がなければ、22,000円分のポイントも入りません。






今の楽天ひかりでもらえるのは毎月最大2000ポイント


今の楽天ひかりでもらえるのは、毎月最大2,000ポイントです。最強おうちプログラムの1,000ポイントと、SPUで上乗せできる1,000ポイントを足した金額になります。
ただし満額に届く方は限られます。2つは条件が別で、SPU側は楽天市場での買い物額に比例するためです。
| 特典 | もらえる額 | 条件 |
|---|---|---|
| 最強おうちプログラム | 毎月1,000ポイント | 楽天モバイルの契約 |
| SPU+2倍 | 買い物額の2% 上限は月1,000ポイント | 楽天市場での買い物 |
| 初回申し込み特典 | 2,000ポイント 1回のみ | 楽天ひかりが初めて |
最強おうちプログラムは楽天モバイルとセットで毎月1000ポイント
楽天ひかりと楽天モバイルをセットで使うと、毎月1,000ポイントが還元されます。これが今の楽天ひかりで最も大きな特典です。
対象になるのはRakuten最強プランなどの楽天モバイル回線。楽天モバイルを契約していなければ、この1,000ポイントは受け取れません。
楽天モバイルを使っていない方は、この特典の対象になりません。
ドコモ光からの乗り換えでも、楽天ひかりが初めてなら対象です。公式のキャンペーンルール上も、事業者変更は「開通」として扱われます。
現在の適用条件と申し込みページは、楽天ひかりの公式サイトで確認できます。
家族が何台楽天モバイルを使っても1000ポイントのまま
還元額は、家族の楽天モバイル回線が何台あっても1,000ポイントのままです。公式ルールで、複数回線を利用していてもそれぞれ1回線のみが対象と定められています。
4人家族の全員が楽天モバイルでも、増えるのは1,000ポイントだけ。ドコモ光セット割のように台数分は積み上がりません。






楽天のポイントは台数で増えず、1000ポイントで頭打ちになります。
SPU+2倍で上乗せできるのは月1000ポイントまで
楽天ひかりを契約すると楽天市場のポイントが+2倍になりますが、上乗せの上限は月1,000ポイントです。楽天モバイル分の2,000ポイントとは別枠になります。
+2倍は買い物額の2%にあたるため、上限に届くには楽天市場で月5万円の買い物が必要です。
月2万円の買い物なら、SPUで増えるのは400ポイントです。
なおSPUはエントリーが必要で、プロバイダとして楽天ブロードバンドのみを契約している場合は対象外です。
楽天ひかりは縛りなしではなく2年ごとに更新がある


楽天ひかりに契約期間の縛りがないというのは誤りです。公式の料金ページには、2年ごとに更新される契約期間と契約解除料が明記されています。
「縛りなしだから気軽に試せる」は成り立ちません。特典の条件にも、見落としやすい線引きが3つあります。
契約解除料は戸建5280円マンション4180円
契約解除料は戸建てが5,280円、マンションが4,180円です。それぞれ月額基本料の1か月分にあたります。
更新月以外に解約すると、この金額がかかります。ドコモ光から楽天ひかりへ移り、合わずにまた戻すと解約金を2回払うことになります。
楽天ひかりにも2年ごとの更新があり、解約金が発生します。
毎月の1000ポイントは6カ月で失効する期間限定ポイント
毎月の1,000ポイントは現金ではなく、有効期間6か月の期間限定ポイントです。使わないまま期限が過ぎると失効します。
進呈のタイミングも、条件を満たした月の翌々月末ごろ。開通した翌月に届くわけではありません。






楽天IDが違うと特典の対象から外れる
楽天ひかりの申し込み時にログインした楽天IDと、楽天モバイルに登録している楽天IDが違うと、毎月1,000ポイントは受け取れません。
家族それぞれが別の楽天IDを持っている家庭で起こりやすい見落としです。ログイン中の楽天IDをそろえてから申し込んでください。
楽天ひかりと楽天モバイルは、同じ楽天IDにそろえます。
過去に楽天ひかりや楽天コミュニケーションズ光を開通したことがある場合も対象外です。同じ住所で同居の方がすでに申し込んでいるケースも含まれます。
損得を分けるのはドコモ回線の台数


楽天ひかりに乗り換えて損をするかどうかは、家族に何台のドコモ回線があるかでほぼ決まります。もらえるポイントは1,000で固定なのに、失うドコモ光セット割は台数分だけ増えるためです。
判断材料は楽天市場の利用額ではありません。先に数えるべきなのは、家族のドコモ回線です。
ドコモ光セット割は1回線あたり最大1210円で台数分だけ増える
ドコモ光セット割は、1回線あたり最大1,210円の割引です。ドコモ MAX・ドコモ ポイ活 MAX・ドコモ ポイ活 20・ドコモ miniが1,210円、eximoやirumo(3GB以上)が1,100円になります。
割引は同じファミリー割引グループの回線ごとに適用されます。台数が増えれば、その分だけ割引の合計も増える仕組みです。
ahamoはドコモ光セット割の対象外のため、ahamoユーザーは乗り換えで失うものがありません。対象プランと確認方法はこちらにまとめています。


ドコモ回線が2台以上なら毎月の収支はマイナスになる
家族にドコモ回線が2台以上ある場合、楽天ひかりに乗り換えると毎月の収支はマイナスになります。失うセット割が、月額の差と1,000ポイントの合計を超えるためです。
月額の差は戸建てで440円、マンションで220円。ドコモ光タイプAと楽天ひかりを比べた金額です。
| 家族のドコモ回線 | 失うセット割 | 月額の差 | 毎月の収支 | 1000ptで埋まるか |
|---|---|---|---|---|
| 0台 | 0円 | +440円 | +440円 | そもそも減らない |
| 1台 | -1,100円 | +440円 | -660円 | 埋まる |
| 2台 | -2,200円 | +440円 | -1,760円 | 埋まらない |
| 3台 | -3,300円 | +440円 | -2,860円 | 埋まらない |
| 4台 | -4,400円 | +440円 | -3,960円 | 埋まらない |
判定は単純です。申し込む前に、家族のドコモ回線を数えてください。






ドコモ回線が1台までなら成立し、2台以上では成立しません。
乗り換えで一度だけかかるのは解約金と初期登録費1980円
乗り換えのときに一度だけかかるのは、ドコモ光の解約金と楽天ひかりの初期登録費1,980円です。
ドコモ光の解約金は戸建て5,500円、マンション4,180円。更新期間に手続きすれば0円になります。
| 一度だけかかる費用 | 金額 | 0円にできるか |
|---|---|---|
| ドコモ光の解約金(戸建て) | 5,500円 | 更新期間なら0円 |
| ドコモ光の解約金(マンション) | 4,180円 | 更新期間なら0円 |
| 楽天ひかりの初期登録費 | 1,980円 | 0円にはならない |
もうひとつ、工事料の進呈が途中で止まる点にも注意が必要です。ドコモ光の工事料実質0円特典は、利用開始月の7か月後からdポイントが分割で進呈される仕組みだからです。
進呈が終わる前に解約すると、残りのdポイントは受け取れません。
更新期間の調べ方と、解約金を0円にする方法はこちらで解説しています。


楽天ひかりが向いているのはドコモ回線を持たない楽天モバイルユーザー


楽天ひかりが向いているのは、家族にドコモ回線がなく、楽天モバイルを使っている方です。セット割で失うものがなく、毎月1,000ポイントがそのまま上乗せになるためです。
ahamoへ乗り換え済みの方も、もともとドコモ光セット割の対象外なので同じ立場になります。
【楽天ひかりが成立する条件】
- 家族のドコモ回線が1台以下、またはahamoのみ
- 楽天モバイルを契約している
- 楽天ひかりを契約したことがない
- 楽天市場で毎月買い物をしている






ポイントは期間限定で失効します。毎月使い切れる使い道があるかを、先に確かめてください。
条件が合いそうなら、現在の内容は楽天ひかりの公式サイトで確かめられます。
楽天ひかりが合わないときの乗り換え先


楽天ひかりが合わない場合は、目的に合わせて別の回線を選ぶことになります。速度・月額・スマホのセット割のどれを優先するかで、答えが変わるためです。
ドコモ回線が2台以上あるなら、ドコモ光をそのまま続ける選択も有力です。
速度を上げたいならNURO光
速度の改善が目的なら、楽天ひかりへの乗り換えでは解決しません。楽天ひかりもドコモ光も、同じNTTの光回線を使う光コラボだからです。
独自の設備を持つNURO光なら、混雑の条件そのものが変わります。費用と工事の進み方はこちらで確認できます。


月額だけ下げたいならenひかり
月額そのものを下げたいなら、enひかりのほうが下がり幅は大きくなります。ポイントを毎月使い切る手間もかかりません。
契約期間の縛りがない点も、2年ごとに更新がある楽天ひかりとの違いです。


auスマホを使っているならauひかり
auのスマホを使っているなら、auひかりのスマートバリューでスマホ代が直接下がります。ポイント還元ではなく月額からの割引で、台数分だけ増える仕組みです。
ドコモ光からの乗り換えで得になる条件は、こちらで確認できます。


優先順位が決まらないなら目的別の比較から絞り込む
何を優先すべきか決まっていない場合は、目的別の比較から絞り込むのが早道です。速度・月額・セット割の軸で6回線を並べています。


一方、楽天モバイルを使っていて家族にドコモ回線がない方なら、楽天ひかりは素直に成立します。






ドコモ光から楽天ひかりへの乗り換えでよくある質問
乗り換えに工事は必要?
必要ありません。ドコモ光も楽天ひかりも同じNTTの光回線を使う光コラボのため、事業者変更という手続きで切り替わります。
ただしNTTの回線種別や機器を変更する場合は、3,300円または11,660円の工事費がかかることがあります。
ドコモ光のメールアドレスは楽天ひかりでも使える?
使えません。プロバイダが変わるため、ドコモ光で使っていたメールアドレスは解約とともに使えなくなります。
楽天ひかりでは、無料のメールアドレスを最大10個まで作れます。
楽天ひかりに10ギガプランはある?
ありません。公式の料金表にあるのは、マンションプランとファミリープランの2つだけです。
ドコモ光10ギガを使っている方にとっては、速度の上限が下がる方向の乗り換えになります。
切り替えた月は月額を二重に払う?
二重にはなりません。楽天ひかりは初月無料、ドコモ光は解約月に1か月分が請求される仕組みだからです。
楽天ひかりからドコモ光に戻すことはできる?
戻せます。同じ光コラボ同士なので、事業者変更で工事なしに切り替わります。
ただし楽天ひかりの更新月以外なら契約解除料がかかり、毎月1,000ポイントも受け取れなくなります。
まとめ|判断材料は楽天市場の利用額ではなく家族のドコモ回線


ドコモ光から楽天ひかりへの乗り換えは、家族のドコモ回線が1台以下なら成立し、2台以上なら成立しません。もらえるポイントが1,000で固定なのに対し、失うセット割は台数分だけ増えるためです。
【この記事の要点】
- 事業者変更なので工事は不要で、楽天ひかりの初期費用は初期登録費1,980円のみ
- 工事が発生しないため、工事費0円キャンペーンの22,000円分は受け取れない
- もらえるのは毎月最大2,000ポイントで、家族の台数では増えない
- 楽天ひかりにも2年ごとの更新があり、契約解除料は戸建て5,280円
- ドコモ光セット割は1回線あたり最大1,210円で、台数分だけ積み上がる














