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ドコモ光電話でナンバーディスプレイにあたるサービスは「発信者番号表示」で、月額は440円(税込)です。
NTT東日本・NTT西日本が2023年5月に始めた70歳以上の無償化は、ドコモ光電話には適用されません。
ドコモ光電話のナンバーディスプレイは月440円で70歳以上の無償化は対象外


ドコモ光電話の発信者番号表示は、年齢にかかわらず月440円がかかります。70歳以上を対象にした無償化が届くのは、この440円ではありません。
理由は、サービスを提供している会社が違うためです。同じ光回線でも、電話の契約先で扱いが分かれます。
NTT東西の無償化は加入電話とひかり電話に限られる
NTT東日本・NTT西日本は2023年5月から、70歳以上の契約者と、70歳以上の方と同居している契約者を対象に無償化を実施しています。
無料になるのはナンバー・ディスプレイとナンバー・リクエストの月額利用料と工事費。対象は加入電話・INSネット・ひかり電話です。
ドコモ光電話は、NTT東西ではなくドコモが提供する電話サービスです。契約先が違うため、この無償化は届きません。






NTT東西の無償化は、請求元がNTT東西の回線だけが対象です。
ドコモ光電話で無償化されるのは月額ではなく工事料
ドコモ光電話にも高齢者向けの無償化はあります。無料になるのは、発信者番号表示とナンバー・リクエストを申し込むときの工事料です。
ドコモ公式は「発信者番号表示およびナンバー・リクエストの高齢者お申込み時の工事費を無償化」と案内しています。この工事料は1サービスにつき1,100円です。
| 費用 | NTT東西のひかり電話 | ドコモ光電話 |
|---|---|---|
| 月額440円 | 無料になる | 無料にならない |
| 工事料1,100円 | 無料になる | 無料になる |
つまり高齢者の申込みでも、440円は毎月かかり続けます。一度きりの1,100円が消えるだけです。
ドコモ公式には年齢の基準が明記されていません。申し込むときにドコモ光サービスセンター(0120-800-000)で条件を確認してください。
月額440円と工事料1100円はかからなくなる条件が違う


発信者番号表示にかかる費用は2つあり、それぞれ消える条件が別です。月額440円はプランで、工事料1,100円は申し込むタイミングで決まります。
月額440円はドコモ光電話バリューを契約していればかからない
ドコモ光電話バリューは月1,650円のプランで、発信者番号表示を含む6つの付加サービスが最初から入っています。
すでにバリューを使っているなら、発信者番号表示に追加の月額はかかりません。申し込み忘れではないか、いまの契約内容を見ておくと安心です。
基本プラン550円に発信者番号表示440円を足すと990円。バリューとの差は660円です。
使う機能が番号表示だけなら、基本プランのほうが月660円安く収まります。
足す機能が増えるとどこかで逆転します。何を足すと得になるか決めかねている方は、分かれ目の金額をこちらで確認できます。


工事料1100円はドコモ光と同時に申し込めばかからない
付加サービスの工事料は1つにつき1,100円です。ただしドコモ光電話と同時に工事する場合、この交換機等工事料は適用されません。
すでに使っている回線に後から足すと、1,100円がそのままかかります。高齢者の申込みで無料になるのは、この後付けの分です。






ドコモ光の正規窓口のひとつがGMOとくとくBBで、申込みの画面で光電話と付加サービスをまとめて選べます。
光電話そのものの月額や工事料をまとめて把握しておきたい方は、料金の全体像をこちらで確認できます。


対応の電話機がなければ申し込んでも番号は表示されない


発信者番号表示を契約しても、ナンバー・ディスプレイ対応の電話機でなければ番号は表示されません。契約と機器はセットで揃える必要があります。
申し込んだのに番号が出ない、という相談の多くはここが原因です。
対応機かどうかは本体のマークで見分ける
対応した機器には、専用のマークや「ナンバー・ディスプレイ対応」の表記が本体に付いています。
画面が付いていても、対応していなければ番号は出ません。マークの表示がない機種もあるため、手元の取扱説明書で対応の有無を確かめてください。
未対応の電話機にかかってくると、短い断続音のあとに通常の呼び出し音へ変わります。切り替わるまでの目安は5〜6秒です。
呼び出し音が二段階で鳴るなら、電話機が未対応の可能性があります。
未対応の電話機ならアダプターを挟んで使える
電話機を買い替えずに済ませる方法もあります。ナンバー・ディスプレイ対応のアダプターを、電話機とドコモ光電話対応ルーターの間に入れる形です。
長年使ってきた電話機をそのまま残したい場合は、操作の手順が変わらないこの方法が向いています。






開通後は電話機側の番号表示設定をオンにする
ドコモ光電話対応ルーター側の「ナンバー・ディスプレイ」設定は、初期値が「使用する」です。ルーターを触る必要は基本的にありません。
残る作業は電話機のほうです。開通日を過ぎたら、電話機の番号表示の設定をオンに切り替えてください。
設定は開通日以降に行います。前倒しで変えても番号は出ません。
電話機の買い替えまで考えると、固定電話を続けるか自体を迷う方もいます。置かない場合にどうなるかは、こちらにまとめています。


番号が表示されない着信は理由のほうが表示される


番号が出ない着信では、代わりに出せない理由が画面に表示されます。表示は「非通知」「公衆電話」「表示圏外」の3種類です。
どれが出たかで、相手の状況と対策できる範囲が変わります。
非通知と公衆電話と表示圏外は出ない理由が違う
| 表示 | 出ない理由 |
|---|---|
| 非通知 | 相手が184を付けた、または通常非通知の契約 |
| 公衆電話 | 公衆電話からかけている |
| 表示圏外 | 一部の国際電話など、番号を通知できない経路 |
このうち相手の意思で番号を隠しているのは「非通知」だけです。公衆電話と表示圏外は、仕組みの都合で番号が届いていません。
この違いは、着信を止められる範囲が変わるため、あとで対策を選ぶときに効いてきます。
「0」以外で始まる番号が公的機関を名乗るなら国内からの発信ではない
ドコモ公式は、国内の加入電話や携帯電話から発信された場合に「0」以外から始まる番号が表示されることはない、と明記しています。
そのうえで、「0」以外から始まる番号が表示されているのに警察や官公庁を名乗る場合は、振り込め詐欺などの可能性に注意するよう呼びかけています。






「0」以外で始まる番号で公的機関を名乗る電話は、いったん切って構いません。
名乗りが本物かどうかを見分ける質問の仕方は、こちらで解説しています。ドコモを名乗る勧誘電話が多い方はあわせてご覧ください。


番号が表示されるだけでは受話器を取る手は止まらない


発信者番号表示は、出るか出ないかの判断を電話を使う人に委ねる仕組みです。鳴れば取ってしまう人には、440円を払っても手前で止まりません。






ドコモ光電話には、判断そのものを不要にする付加サービスが2つあります。どちらも着信音が鳴りません。
ナンバー・リクエストなら非通知の着信は鳴らずに済む
ナンバー・リクエストは月220円の付加サービスです。番号を通知せずにかけてきた相手へ音声メッセージで応答し、着信音は鳴りません。
電話を使う人は、非通知の着信があったことにも気づきません。判断する場面そのものが消える形です。
利用には発信者番号表示の契約が必要で、単独では申し込めません。契約直後は停止状態のため、電話機から148をダイヤルして開始の操作を行ってください。
契約しただけでは動きません。148での開始操作までがセットです。
迷惑電話ストップサービスは一度断った番号を二度鳴らさない
迷惑電話ストップサービスも月220円です。迷惑な電話を受けた直後に電話機で登録操作をすると、以後その番号からの着信はメッセージで応答され、ベルが鳴らなくなります。
登録できるのは1つのリストにつき最大30件。31件目を登録すると、最も古い番号から順に消えていきます。
登録した番号は、あとから一覧で確認できない仕様です。誰を登録したか記録しておきたい場合は、手元に控えを残しておくと安心できます。






番号を変える工事料は2023年4月から無料になっている
着信を止めきれない場合、電話番号そのものを変える選択もあります。ドコモ光電話では、2023年4月1日以降に受け付けた分から、この工事料を無料としています。
対象は、悪質な電話の被害を受けた場合と、受けるおそれがある場合です。状況を示す書面の提出を求められることがあります。
番号が変われば知人への連絡が必要になります。続けるか変えるかは、いまの着信の頻度を踏まえてご自身で判断してください。
表示だけで足りるか鳴らさない設定まで足すかは月220円で分かれる


選ぶ基準は金額の大小ではなく、電話を使う人が画面を見て自分で切れるかどうかです。差額は月220円しかありません。
| 組み合わせ | 月額合計 | 非通知の着信 | 出るか判断する人 |
|---|---|---|---|
| 基本プラン+発信者番号表示 | 990円 | 鳴る | 電話を使う人 |
| +ナンバー・リクエスト | 1,210円 | 鳴らない | 不要 |
画面を見て自分で切れるなら発信者番号表示だけで月990円
知らない番号なら出ない、と決めて実行できる人には発信者番号表示だけで足ります。基本プラン550円と合わせて月990円です。
着信履歴に番号が残るため、かけ直すべき相手を後から選べる利点もあります。留守番電話にメッセージがなくても番号は記録されます。
鳴れば出てしまうならナンバー・リクエストまで足して月1210円
鳴った電話に反射的に出てしまう人には、ナンバー・リクエストまで足した月1,210円が向いています。非通知の着信が鳴らなくなるためです。
離れて暮らす家族にとっては、その場にいなくても効き続ける点が大きな違いになります。毎回「気をつけて」と伝える必要がなくなります。
月220円の差で、出るかどうかを人が決める場面をなくせます。
迷惑電話ストップサービスまで足すと月1,430円。バリューの1,650円との差は220円まで縮まります。
ドコモ光電話のナンバーディスプレイでよくある質問


ナンバーディスプレイは後から追加できる?
できます。ドコモ光電話を使っている途中でも、発信者番号表示だけを追加で申し込めます。
後付けの場合は工事料1,100円がかかります。高齢者の申込みなら、この工事料が無償化の対象です。
ナンバー・リクエストだけを契約できる?
できません。ナンバー・リクエストの利用には、発信者番号表示の契約が前提になります。
非通知だけ止めたい場合も、月額は440円と220円の合計660円になります。
転送でんわを使っていても発信元の番号は表示される?
表示されます。転送の設定にかかわらず、転送先には転送元ではなく発信元の電話番号が表示されます。
ただし発信元が184を付けてかけた場合は、転送先でも番号は出ません。
迷惑電話ストップサービスとナンバー・リクエストはどちらが優先される?
迷惑電話ストップサービスが優先されます。リストに登録した番号から非通知でかけてきた場合、流れるのは迷惑電話ストップサービスのメッセージです。
どちらの場合も着信音は鳴らないため、受け取る側の体感は変わりません。
ドコモ光と光電話は同時に申し込むほうが工事料は安い


ドコモ光をこれから申し込むなら、電話と付加サービスも同じ流れで決められます。同時に申し込めば、光電話の基本工事料も付加サービスの工事料も適用されないためです。
発信者番号表示とナンバー・リクエストを両方付けるなら、後付けとの差は2,200円になります。
もうひとつ、申し込む窓口によって受け取れる特典が変わります。GMOとくとくBBのような正規窓口では、回線と電話のプランを同じ画面で選べます。
正直にお伝えすると、対象は新規・転用・事業者変更で申し込む方に限られます。すでにドコモ光を使っていて付加サービスだけを足す場合は対象外です。
受け取りには、開通月を含む4か月目に届くメールでの口座登録が必要です。金額と条件は申込みページに書かれています。






まとめ|無料になるのは工事料で月440円は毎月かかります


無償化されるのは申込み時の工事料で、月440円は毎月かかります。そのうえで選び方を決めるのは、電話を使う人が画面を見て自分で切れるかどうかです。
【この記事の要点】
- ドコモ光電話の発信者番号表示は月440円で、NTT東西の70歳以上の無償化は対象外
- ドコモ光電話で無料になるのは工事料1,100円のほうで、月額は残る
- バリューを契約していれば発信者番号表示に追加の月額はかからない
- ナンバー・ディスプレイ対応の電話機かアダプターがないと番号は表示されない
- 「0」以外で始まる番号が公的機関を名乗るなら国内からの発信ではない
- 鳴れば出てしまう人には、月220円のナンバー・リクエストで着信そのものを止められる














