テレワークに最適な光回線おすすめ10選!快適なネット環境の整え方を解説

ノココ
ねえキノリ、テレワークが始まったんだけど、Web会議の途中で画面がフリーズしちゃって…これって回線の問題かな?
キノリ
それは大変だったね!テレワークでは安定した通信環境が本当に大切なんだ。今使ってるのは何の回線?
ノココ
実はスマホのテザリングで何とかしのいでて…光回線ってやっぱり必要なのかな?
キノリ
なるほど!じゃあ、テレワークに最適な光回線について一緒に見ていこう!

テレワークが普及した現在、自宅の通信環境は仕事の生産性を大きく左右する重要な要素となりました。Web会議の途中で接続が切れたり、資料のアップロードに時間がかかったりといったトラブルは、業務効率を低下させるだけでなく、ストレスの原因にもなります。

しかし、光回線にはさまざまな種類があり、料金プランやサービス内容も多岐にわたるため、どれを選べばよいか迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。

本記事では、テレワークに最適な光回線の選び方から、おすすめのサービス10選、さらに快適なネット環境を整えるための具体的な方法まで、初心者の方にもわかりやすく解説します。この記事を読めば、自分に合った光回線を見つけて、安心してテレワークに取り組める環境を構築できるでしょう。

目次

テレワークで光回線が必要な理由

テレワークを快適に行うためには、なぜ光回線が推奨されるのでしょうか。ここでは、光回線がテレワークに適している理由について詳しく見ていきます。

安定した通信速度でWeb会議をスムーズに

テレワークで最も頻繁に利用するのがWeb会議でしょう。ZoomやMicrosoft Teams、Google Meetなどのビデオ会議ツールは、音声と映像をリアルタイムで送受信するため、安定した通信速度が不可欠です。

光回線は、最大通信速度が1Gbps(1,000Mbps)以上と高速で、モバイル回線やADSL回線と比較して圧倒的に安定しています。特に複数人が参加する会議や、画面共有を行う場合には、上り速度(アップロード速度)も重要になります。

光回線なら、Web会議中に映像が止まったり、音声が途切れたりするトラブルを最小限に抑えられます。特に1対1の会議では10Mbps程度、複数人参加の会議では25Mbps以上の通信速度が推奨されていますが、光回線であれば十分にカバーできる範囲です。

利用シーン推奨速度(下り)推奨速度(上り)
1対1のビデオ通話10Mbps5Mbps
グループビデオ会議25Mbps10Mbps
画面共有を含む会議30Mbps以上15Mbps以上

大容量データのやり取りもストレスなし

ノココ
そういえば、大きなファイルを送るときにすごく時間がかかるんだよね…
キノリ
それも光回線なら解決できるよ!データ容量の大きいファイルもスムーズに送受信できるんだ

テレワークでは、プレゼンテーション資料や動画ファイル、デザインデータなど、大容量のファイルをやり取りする機会が多くあります。特にクリエイティブ系の職種や、動画編集を行う方にとっては、ファイルのアップロード・ダウンロード速度は作業効率に直結します。

例えば、100MBのファイルをアップロードする場合、以下のような時間差が生じます。

  • 光回線(上り100Mbps):約8秒
  • モバイルルーター(上り10Mbps):約80秒
  • ADSLやテザリング(上り3Mbps):約4分以上

このように、光回線であれば数秒で完了する作業が、他の回線では数分かかってしまうこともあります。また、クラウドストレージ(GoogleドライブやDropboxなど)との同期も、光回線なら快適に行えます。

モバイルルーターやホームルーターとの違いを解説

テレワーク向けのインターネット回線には、光回線以外にもモバイルルーター(ポケットWiFi)ホームルーターという選択肢があります。それぞれにメリット・デメリットがあるため、違いを理解しておくことが大切です。

項目光回線ホームルーターモバイルルーター
通信速度最大1Gbps〜10Gbps最大4.2Gbps(5G対応)最大2.7Gbps(5G対応)
安定性◎ 非常に高い○ 良好(電波状況に依存)△ やや不安定
データ容量無制限実質無制限(制限あり)プランによる(月100GB程度が多い)
工事必要(約2週間〜1ヶ月)工事不要(即日利用可)工事不要(即日利用可)
月額料金4,000円〜6,000円程度4,000円〜5,000円程度3,000円〜4,500円程度
持ち運び✕ 不可✕ 不可(登録住所のみ)◎ 可能

ホームルーターやモバイルルーターは工事不要ですぐに使える点が魅力ですが、通信速度や安定性では光回線に劣ります。特に5Gエリア外では4G接続となり、速度が大幅に低下する場合も。また、短期間に大量のデータ通信を行うと速度制限がかかる可能性があるため、テレワークで常時利用する場合は注意が必要です。

光回線は初期工事が必要で開通まで時間がかかるものの、長期的に見れば最も安定して快適にテレワークを行える選択肢と言えます。

テレワークに必要な通信速度とネット環境の目安

テレワークを快適に行うためには、どの程度の通信速度が必要なのでしょうか。ここでは、具体的な数値とともに、必要なネット環境について解説します。

Web会議やクラウド作業に必要な速度の基準

ノココ
じゃあ、具体的にどのくらいの速度があればいいの?
キノリ
目安としては、下り30Mbps、上り10Mbps以上あれば快適だよ!

テレワークで行う主な作業ごとに、必要な通信速度の目安は以下の通りです。

作業内容必要な下り速度必要な上り速度
メールの送受信1Mbps1Mbps
Webページの閲覧5〜10Mbps1Mbps
クラウドサービス利用(同期)10〜25Mbps5〜10Mbps
Web会議(1対1)10Mbps5Mbps
Web会議(複数人)25Mbps10Mbps
HD動画視聴5〜10Mbps不要
4K動画視聴25Mbps以上不要
大容量ファイルのアップロード不要30Mbps以上

これらを踏まえると、テレワークを快適に行うためには、下り速度30Mbps以上、上り速度10Mbps以上が一つの目安となります。ただし、これはあくまで最低限の数値であり、実際には余裕を持った速度が望ましいでしょう。

光回線の実測値は、最大速度1Gbpsのプランで下り100〜300Mbps程度が一般的です。この速度であれば、テレワークで必要な作業を全てストレスなくこなせます。

複数デバイスを同時接続する場合の注意点

テレワーク中は、仕事用のパソコンだけでなく、スマートフォンやタブレット、家族の端末など、複数のデバイスが同時にインターネットに接続することが一般的です。

例えば、以下のような状況を想定してみましょう。

  • 自分:Web会議中(使用帯域:約15Mbps)
  • 配偶者:オンライン授業を受講(使用帯域:約10Mbps)
  • 子ども:動画視聴(使用帯域:約5Mbps)
  • その他:スマホのバックグラウンド通信など(使用帯域:約5Mbps)

この場合、合計で約35Mbpsの帯域が同時に使用されることになります。そのため、実測値で50〜100Mbps程度の速度が出る光回線であれば、複数デバイスの同時接続でも快適に利用できます。

モバイルルーターやホームルーターの場合、公称最大速度は高くても、実測値は光回線より低く、かつ同時接続台数が増えると速度が大幅に低下する傾向があります。家族でテレワークやオンライン授業を行う場合は、光回線の導入を強く推奨します。

快適なネット環境を整えるための基本構成

光回線を契約しただけでは、最大限のパフォーマンスを引き出せません。快適なテレワーク環境を実現するには、以下の構成が基本となります。

  1. 光回線契約:通信速度1Gbps以上のプランを選択
  2. 高性能ルーター:Wi-Fi 6(11ax)対応、またはそれ以上の規格に対応した機種
  3. 有線LAN接続:デスクトップPCなど固定で使用する機器は有線接続を推奨
  4. IPv6(IPoE)接続:混雑を回避して安定した通信を実現

特にIPv6(IPoE)接続は、従来のIPv4(PPPoE)接続と比べて混雑する時間帯でも速度が低下しにくいという大きなメリットがあります。多くの光回線サービスで標準対応していますが、契約時には必ず確認しましょう。

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また、ルーターの設置場所も重要です。できるだけ部屋の中央、床から1〜2メートルの高さに設置すると、電波が届きやすくなります。

テレワーク向け光回線の選び方|5つのポイント

光回線は数多くのサービスが存在するため、選び方のポイントを押さえておくことが重要です。ここでは、テレワークに適した光回線を選ぶための5つのポイントを紹介します。

① 通信速度の実測値と安定性を確認

光回線を選ぶ際、まず注目すべきは通信速度の実測値です。公式サイトに記載されている「最大1Gbps」といった数値は理論上の最大速度であり、実際にその速度が出るわけではありません。

実測値を確認するには、「みんなのネット回線速度(みんそく)」などの速度測定サイトが役立ちます。ここでは、実際のユーザーが測定した速度データが公開されており、光回線サービスごとの平均速度や時間帯別の速度を確認できます。

特に注目すべきは以下の3つの数値です。

  • 下り速度(ダウンロード):データを受信する速度。Web閲覧や動画視聴に影響
  • 上り速度(アップロード):データを送信する速度。Web会議やファイル送信に影響
  • Ping値:応答速度。数値が低いほど良く、50ms以下が理想的

テレワーク用途では、下り速度100Mbps以上、上り速度50Mbps以上、Ping値50ms以下を目安にすると良いでしょう。

② 月額料金・スマホセット割を比較

ノココ
料金も気になるんだよね…どのくらいが相場なの?
キノリ
戸建てで5,000円前後、マンションで4,000円前後が相場かな。スマホとのセット割を使うともっとお得になるよ!

光回線の月額料金は、住居タイプによって異なります。一般的な相場は以下の通りです。

  • 戸建てタイプ:月額5,000〜6,000円程度
  • マンションタイプ:月額3,800〜5,000円程度

ただし、月額料金だけで判断するのは危険です。多くの光回線サービスでは、スマホとのセット割引を提供しており、これを活用することで実質的な負担額を大きく抑えられます。

光回線サービス対応キャリア割引額(1回線あたり)
ドコモ光ドコモ最大1,100円/月
ソフトバンク光ソフトバンク・ワイモバイル最大1,100円/月
auひかりau・UQモバイル最大1,100円/月
ビッグローブ光au・UQモバイル最大1,100円/月

家族でまとめて契約している場合、複数回線分の割引が適用されるため、年間で数万円の節約になることもあります。

格安SIMを使用している場合は、セット割引がない光回線サービス(enひかりやGMOとくとくBB光など)を選ぶと、月額料金が安く設定されていることが多いです。

③ 開通工事の有無と導入までの期間

光回線を導入する際、基本的には開通工事が必要になります。工事の内容と期間は、住居タイプや建物の設備状況によって異なります。

住居タイプ工事内容開通までの期間
戸建て電柱から光ファイバーを引き込む2週間〜1ヶ月程度
マンション(未導入)建物まで光ファイバーを引き込み、各戸に配線1〜2ヶ月程度
マンション(導入済み)宅内工事のみ1〜3週間程度

工事には立ち会いが必要なため、スケジュール調整が必要です。特に3〜4月の引越しシーズンや年末年始は工事が混み合うため、早めに申し込むことをおすすめします

マンションの場合、建物のオーナーや管理会社の許可が必要になることがあります。特に賃貸物件では、事前に確認しておきましょう。また、すでに光回線が導入されている物件では、工事不要ですぐに利用できる場合もあります。

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開通までの期間、インターネットが使えないと困る場合は、ポケットWiFiの無料レンタルサービスを提供している光回線もあります。

④ サポート体制とトラブル対応

インターネット回線は、時にトラブルが発生することがあります。そんな時に頼りになるのが、サポート体制です。

光回線サービスを選ぶ際は、以下のサポート内容を確認しておきましょう。

  • 電話サポートの受付時間:24時間対応か、平日のみか
  • チャットサポート:リアルタイムで相談できるか
  • 訪問サポート:有料・無料、対応範囲
  • 遠隔サポート:パソコンの設定を遠隔でサポートしてくれるか

特にインターネットやパソコンの設定に不安がある方は、訪問サポートや遠隔サポートが充実している光回線を選ぶと安心です。一部のサービスでは、初回の設定を無料で行ってくれる場合もあります。

⑤ 契約期間と解約金の条件

光回線の多くは、2年または3年の契約期間が設定されており、期間内に解約すると違約金が発生します。

契約タイプ特徴解約金の目安
2年契約月額料金が安い3,000〜5,000円程度
3年契約月額料金がさらに安い5,000〜10,000円程度
契約期間なしいつでも解約可能だが月額料金が高めなし

最近では、契約期間の縛りがない、または解約金が発生しない光回線も増えています。引越しの予定がある方や、光回線を試してみたい方は、契約期間なしのプランを検討すると良いでしょう。

2022年7月の電気通信事業法改正により、解約金の上限が月額料金1ヶ月分までに制限されました。そのため、以前と比べて解約時の負担は軽減されています。

テレワークにおすすめの光回線10選【比較一覧】

それでは、テレワークに最適な光回線サービスを10社厳選して紹介します。それぞれの特徴や料金、おすすめポイントを詳しく見ていきましょう。

おすすめ① ドコモ光|ドコモユーザーに最適

ドコモ光は、NTTドコモが提供する光回線サービスで、全国のフレッツ光回線を利用した光コラボレーションモデルです。

項目内容
月額料金(戸建て)5,720円(税込)
月額料金(マンション)4,400円(税込)
最大通信速度1Gbps(10Gbpsプランも選択可)
契約期間2年
解約金戸建て:5,500円、マンション:4,180円
工事費キャンペーンで実質無料
スマホセット割ドコモスマホが最大1,100円/月割引

ドコモ光のおすすめポイント

  • ドコモスマホとのセット割で、家族全員のスマホ料金が割引される
  • 23社から選べるプロバイダで、自分に合ったサービスを選択できる
  • dポイントが貯まる・使える
  • 全国エリア対応で、引越し先でもそのまま利用可能

特にプロバイダ「GMOとくとくBB」を選ぶと、高性能Wi-Fiルーターが無料レンタルでき、v6プラス対応で高速通信が可能です。実測値も平均300Mbps以上と高速で、テレワークに最適です。

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おすすめ② ソフトバンク光|スマホ割でお得

ソフトバンク光は、ソフトバンクが提供する光回線サービスで、フレッツ光回線を利用した光コラボです。

項目内容
月額料金(戸建て)5,720円(税込)
月額料金(マンション)4,180円(税込)
最大通信速度1Gbps(10Gbpsプランも選択可)
契約期間2年または5年
解約金月額料金1ヶ月分
工事費キャンペーンで実質無料
スマホセット割ソフトバンク・ワイモバイルが最大1,100円/月割引

ソフトバンク光のおすすめポイント

  • ソフトバンクだけでなく、ワイモバイルユーザーもセット割対象
  • 他社からの乗り換えで違約金・撤去工事費を最大10万円まで還元
  • 開通前にWi-Fiルーターを無料レンタル可能
  • IPv6高速ハイブリッド通信で安定した高速通信

ソフトバンク光は、他社から乗り換える際の違約金を負担してくれるキャンペーンが魅力です。現在の回線に不満があって乗り換えたい方におすすめです。

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おすすめ③ auひかり|混雑に強い独自回線

auひかりは、KDDIが提供する光回線で、独自の光ファイバー網を使用しているため、フレッツ光回線と比べて混雑しにくいのが特徴です。

項目内容
月額料金(戸建て)1年目:5,610円、2年目:5,500円、3年目以降:5,390円(税込)
月額料金(マンション)4,180円〜(税込、建物により異なる)
最大通信速度1Gbps(5Gbps・10Gbpsプランも選択可)
契約期間2年または3年
解約金戸建て:4,730円、マンション:2,730円
工事費キャンペーンで実質無料
スマホセット割au・UQモバイルが最大1,100円/月割引

auひかりのおすすめポイント

  • 独自回線で混雑しにくく、夜間や休日も安定した高速通信
  • 実測値が平均400Mbps以上と非常に高速
  • 高額キャッシュバックキャンペーンが充実
  • au・UQモバイルユーザーはセット割でお得

ただし、auひかりは提供エリアが限定されており、一部の地域や建物では契約できない場合があります。また、マンションの場合、建物にauひかりの設備が導入されていないと契約できません。

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おすすめ④ NURO光|業界最速クラスの通信速度

ノココ
NURO光って名前はよく聞くけど、何がすごいの?
キノリ
標準で下り最大2Gbpsだから、他の光回線の2倍の速度なんだ!動画編集とか大容量データを扱う人に人気だよ

NURO光は、ソニーネットワークコミュニケーションズが提供する光回線で、独自の技術により最大2Gbpsの高速通信を実現しています。

項目内容
月額料金(戸建て・マンション)5,200円(税込)
最大通信速度2Gbps(10Gbps・20Gbpsプランも選択可)
契約期間2年または3年
解約金3,850円
工事費キャンペーンで実質無料
スマホセット割ソフトバンクが最大1,100円/月割引

NURO光のおすすめポイント

  • 標準プランで最大2Gbpsの超高速通信
  • 実測値も平均500Mbps以上と業界トップクラス
  • 高性能Wi-Fiルーター(ONU一体型)が無料レンタル
  • セキュリティソフトが無料で利用できる

NURO光は、提供エリアが関東・東海・関西・九州・北海道の一部地域に限定されています。また、開通工事が2回必要で、開通まで1〜3ヶ月程度かかる場合があります。ただし、その速度は他の光回線を圧倒するため、エリア内であれば最優先で検討したい光回線です。

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おすすめ⑤ 楽天ひかり|楽天ポイントで実質料金を節約

楽天ひかりは、楽天モバイルが提供する光回線サービスで、楽天経済圏を活用している方に特におすすめです。

項目内容
月額料金(戸建て)5,280円(税込)
月額料金(マンション)4,180円(税込)
最大通信速度1Gbps
契約期間2年
解約金月額料金1ヶ月分
工事費戸建て:19,800円、マンション:16,500円
楽天ポイント利用料金の1%分付与

楽天ひかりのおすすめポイント

  • 楽天市場でのポイント還元率がアップ(SPU対象)
  • 楽天モバイルとセットで利用すると、さらにポイント優遇
  • IPv6対応で高速通信
  • 楽天ポイントで実質的な月額料金を抑えられる

楽天ひかりは、楽天ポイントが貯まりやすく、楽天市場や楽天モバイルを利用している方には特にお得です。ただし、工事費が実質無料にならないため、初期費用がやや高めになる点は注意が必要です。

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おすすめ⑥ ビッグローブ光|初心者にも安心のサポート

ビッグローブ光は、老舗プロバイダのBIGLOBEが提供する光回線で、充実したサポート体制が魅力です。

項目内容
月額料金(戸建て)5,478円(税込)
月額料金(マンション)4,378円(税込)
最大通信速度1Gbps(10Gbpsプランも選択可)
契約期間2年または3年
解約金3,360円〜4,230円
工事費キャンペーンで実質無料
スマホセット割au・UQモバイルが最大1,100円/月割引

ビッグローブ光のおすすめポイント

  • 電話サポートが365日受付で、初心者でも安心
  • IPv6対応の高性能ルーターが12ヶ月無料レンタル
  • au・UQモバイルユーザーはセット割でお得
  • 高額キャッシュバックキャンペーン実施中

ビッグローブ光は、サポート体制が充実しており、インターネット初心者や設定に不安がある方におすすめです。また、老舗プロバイダならではの安定性も魅力です。

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おすすめ⑦ GMOとくとくBB光|格安でも高品質

GMOとくとくBB光は、GMOインターネットグループが提供する光回線で、格安SIMユーザーに最適なサービスです。

項目内容
月額料金(戸建て)4,818円(税込)
月額料金(マンション)3,773円(税込)
最大通信速度1Gbps(10Gbpsプランも選択可)
契約期間なし
解約金なし
工事費キャンペーンで実質無料
スマホセット割なし

GMOとくとくBB光のおすすめポイント

  • 契約期間の縛りなし、解約金なしで自由に利用できる
  • 月額料金が業界最安級
  • v6プラス対応で高速通信
  • 高性能Wi-Fiルーターが無料レンタル

GMOとくとくBB光は、スマホキャリアの縛りがなく、格安SIMを使っている方でもお得に利用できるのが最大の特徴です。また、契約期間がないため、引越しの予定がある方にもおすすめです。

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おすすめ⑧ excite MEC光|シンプルで安い料金体系

excite MEC光は、エキサイト株式会社が提供する光回線で、シンプルな料金体系と契約期間の縛りがないのが特徴です。

項目内容
月額料金(戸建て)4,950円(税込)
月額料金(マンション)3,850円(税込)
最大通信速度1Gbps
契約期間なし
解約金なし
工事費戸建て:19,800円、マンション:16,500円(キャンペーンで割引あり)
スマホセット割なし

excite MEC光のおすすめポイント

  • 契約期間の縛りなし、解約金なしで自由に利用できる
  • 月額料金が業界最安級でシンプルな料金体系
  • IPv6 IPoE接続(transix)対応で混雑時も快適
  • オプション料金が明確で、追加費用の心配が少ない

excite MEC光は、複雑な割引やキャッシュバックがなく、わかりやすい料金設定が魅力です。格安SIMユーザーや、シンプルな契約を好む方に最適です。また、契約期間の縛りがないため、引越しの予定がある方にもおすすめです。

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おすすめ⑨ So-net光プラス|高額キャッシュバック特典

So-net光プラスは、ソニーネットワークコミュニケーションズが提供する光回線で、NURO光と同じ会社が運営しています。

項目内容
月額料金(戸建て)6,138円(税込)
月額料金(マンション)4,928円(税込)
最大通信速度1Gbps
契約期間2年
解約金4,580円
工事費キャンペーンで実質無料
スマホセット割au・UQモバイルが最大1,100円/月割引

So-net光プラスのおすすめポイント

  • 高額キャッシュバックで実質料金がお得
  • v6プラス対応で高速通信
  • セキュリティソフトが無料で利用できる
  • au・UQモバイルユーザーはセット割でお得

So-net光プラスは、高額なキャッシュバックキャンペーンを実施しており、実質的な負担額を抑えられます。また、セキュリティソフトが標準で無料提供されるため、別途購入する必要がありません。

おすすめ⑩ enひかり|契約縛りなしで柔軟に利用可能

enひかりは、株式会社縁人が提供する光回線で、契約期間の縛りがなく、いつでも自由に解約できるのが最大の特徴です。

項目内容
月額料金(戸建て)4,620円(税込)
月額料金(マンション)3,520円(税込)
最大通信速度1Gbps(10Gbpsプランも選択可)
契約期間なし
解約金なし
工事費戸建て:16,500円、マンション:16,500円
スマホセット割なし

enひかりのおすすめポイント

  • 契約期間の縛りなし、解約金なし
  • 月額料金が業界最安級
  • v6プラス・transix・クロスパスに対応
  • シンプルでわかりやすい料金体系

enひかりは、契約期間の縛りがなく、月額料金も安いため、自由度の高い光回線を求める方に最適です。ただし、工事費が実質無料にならないため、初期費用が発生する点には注意が必要です。

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光回線の種類と選び方を解説

光回線には大きく分けて「光コラボレーション」と「独自回線」の2種類があります。それぞれの特徴を理解して、自分に合った光回線を選びましょう。

光コラボ・独自回線の違いとメリット

ノココ
光コラボと独自回線って、どう違うの?
キノリ
光コラボはNTTの回線を使うから全国で使えて、独自回線は自社の回線だから混雑に強いんだよ
項目光コラボレーション独自回線
回線NTTフレッツ光の回線を利用各社が独自に敷設した光回線
提供エリア全国(フレッツ光のエリア)限定的(主要都市中心)
主なサービスドコモ光、ソフトバンク光、ビッグローブ光、OCN光、楽天ひかり、GMOとくとくBB光、enひかりなどauひかり、NURO光、eo光、コミュファ光など
メリット全国ほぼどこでも利用可能。フレッツ光からの転用が簡単混雑しにくく、通信速度が安定。実測値が速い傾向
デメリット夜間など混雑時に速度が低下しやすい提供エリアが限定的。マンションでは導入できない場合も

光コラボは、NTT東日本・西日本のフレッツ光回線を各プロバイダが借り受けて提供するサービスです。そのため、フレッツ光が利用できるエリアであれば、ほぼ全国で契約できます。一方、独自回線は、各社が独自に光ファイバーを敷設しているため、提供エリアは限定的ですが、フレッツ光回線を共有しないため混雑しにくく、安定した高速通信が期待できます。

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マンションタイプと戸建てタイプの違い

光回線の料金プランは、戸建てタイプマンションタイプに分かれています。それぞれの違いを理解しておきましょう。

項目戸建てタイプマンションタイプ
対象一戸建て住宅、アパート(個別に回線を引く場合)集合住宅(マンション、アパート)
配線方式電柱から直接自宅に光ファイバーを引き込む建物の共用部まで光ファイバー、各戸へはVDSLや光配線など
月額料金5,000〜6,000円程度3,800〜5,000円程度
通信速度最大1Gbps(占有)最大1Gbps(建物内で共有)
メリット占有回線なので安定した高速通信月額料金が安い。工事が比較的簡単
デメリット月額料金が高め配線方式によっては速度が低下する可能性

マンションの配線方式には、「光配線方式」「VDSL方式」「LAN配線方式」の3種類があります。このうち、VDSL方式は既存の電話線を使用するため、最大速度が100Mbpsに制限されます。マンションで光回線を契約する場合は、配線方式を事前に確認しておくことをおすすめします。

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自宅環境に合った回線を選ぶポイント

自宅の環境に応じて、最適な光回線を選ぶポイントは以下の通りです。

  • 戸建て住宅の場合:独自回線(auひかり、NURO光など)を優先的に検討。提供エリア外であれば光コラボを選択
  • マンションの場合:建物の設備状況を確認。光配線方式が導入されていれば、どの光回線でも快適に利用できる
  • 賃貸住宅の場合:大家さんや管理会社に工事の許可を取る必要がある。許可が得られない場合は、工事不要のホームルーターも検討
  • 引越しが多い場合:契約期間の縛りがない光回線(enひかり、GMOとくとくBB光など)を選ぶ

また、提供エリアの確認も重要です。特に独自回線は提供エリアが限定的なため、契約前に必ず公式サイトでエリア確認を行いましょう。

光回線以外の選択肢|ホームルーター・ポケットWiFiも検討

光回線以外にも、工事不要で利用できるホームルーターポケットWiFi(モバイルルーター)という選択肢があります。それぞれの特徴を見ていきましょう。

ホームルーターのメリットと使える場合

ホームルーターは、コンセントに挿すだけで使える据え置き型のWiFiルーターです。工事不要で、契約後すぐにインターネットを利用できます。

ホームルーターのメリット

  • 工事不要で、端末が届いたらすぐに使える
  • コンセントに挿すだけの簡単設定
  • 引越し時も住所変更だけで継続利用可能
  • データ容量が実質無制限(一部制限あり)

ホームルーターのデメリット

  • 光回線と比べて通信速度や安定性が劣る
  • 5Gエリア外では4G接続となり、速度が大幅に低下
  • 短期間に大量のデータ通信を行うと速度制限がかかる可能性
  • 登録した住所以外では使用できない
サービス名提供会社月額料金最大通信速度
home 5Gドコモ4,950円(税込)下り最大4.2Gbps
SoftBank Airソフトバンク5,368円(税込)下り最大2.1Gbps
WiMAX +5GUQコミュニケーションズほか4,000円〜5,000円程度下り最大4.2Gbps

ホームルーターは、光回線の工事ができない建物や、すぐにインターネットを使いたい方に適しています。ただし、テレワークでWeb会議を頻繁に行う場合は、通信の安定性を考慮して光回線を選ぶことをおすすめします。

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ポケットWiFi(モバイルルーター)は、持ち運び可能な小型のWiFiルーターです。外出先でもインターネットに接続できるのが最大の特徴です。

ポケットWiFiのメリット

  • どこでも持ち運んで使える
  • 工事不要で、端末が届いたらすぐに使える
  • 自宅でも外出先でも同じ端末で接続できる
  • 月額料金が比較的安い

ポケットWiFiのデメリット

  • データ容量に制限がある場合が多い(月100GB程度が一般的)
  • 通信速度や安定性が光回線やホームルーターより劣る
  • バッテリー駆動のため、充電が必要
  • 同時接続台数が少ない(5〜10台程度)

ポケットWiFiは、出張が多い方や、カフェなど外出先でも仕事をする機会が多い方に適しています。ただし、自宅でのテレワークがメインの場合は、光回線やホームルーターの方が快適です。

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光回線以外を選ぶ際の注意点

ホームルーターやポケットWiFiを選ぶ際は、以下の点に注意しましょう。

  1. 5Gエリアを確認する:5G対応端末でも、エリア外では4G接続となり、速度が大幅に低下します
  2. データ容量制限を確認する:「無制限」と謳っていても、短期間に大量のデータ通信を行うと速度制限がかかる場合があります
  3. 実測値を確認する:公称最大速度と実際の速度には大きな差があるため、口コミや速度測定サイトで実測値を確認しましょう
  4. 契約期間と解約金を確認する:光回線と同様に、契約期間の縛りがある場合があります

テレワークで常時Web会議を行う場合、ホームルーターやポケットWiFiでは通信が不安定になるリスクがあります。特に重要な会議や大容量データのやり取りが多い場合は、光回線の導入を強くおすすめします。

快適なテレワーク環境を整える方法

光回線を契約しただけでは、最大限のパフォーマンスを引き出せません。ここでは、快適なテレワーク環境を整えるための具体的な方法を紹介します。

Wi-Fiルーターの選び方と設置のコツ

ノココ
光回線を契約したのに、なんだか速度が遅い気がする…
キノリ
それ、ルーターが古いか、設置場所が悪いのかも。ルーターも重要なんだよ!

光回線の性能を最大限に活かすには、高性能なWi-Fiルーターが不可欠です。ルーターを選ぶ際は、以下のポイントを確認しましょう。

規格最大速度特徴
Wi-Fi 4(11n)600Mbps古い規格。現在は非推奨
Wi-Fi 5(11ac)6.9Gbps一般的な規格。コストパフォーマンスが良い
Wi-Fi 6(11ax)9.6Gbps最新規格。複数デバイスの同時接続に強い
Wi-Fi 6E(11ax拡張)9.6Gbps以上6GHz帯対応。さらに高速で安定

テレワーク用途では、Wi-Fi 6(11ax)以上の規格に対応したルーターを選ぶことをおすすめします。Wi-Fi 6は、複数のデバイスが同時接続しても速度が低下しにくい「OFDMA」技術に対応しているため、家族でインターネットを共有する場合でも快適です。

ルーターの設置場所も重要です。以下のポイントを押さえましょう。

  • 部屋の中央に設置する
  • 床から1〜2メートルの高さに設置する
  • 電子レンジや冷蔵庫など、電波を発する家電から離す
  • 壁や家具で遮られない場所に設置する
  • 窓際は避ける(電波が外に漏れてしまう)
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有線LAN接続で安定性を高める方法

Wi-Fi接続は便利ですが、有線LAN接続の方が通信速度が速く、安定性も高くなります。特にデスクトップPCなど、固定で使用する機器は有線接続を推奨します。

有線LAN接続のメリット

  • 通信速度が安定し、速度低下が少ない
  • Wi-Fiの電波干渉を受けない
  • セキュリティリスクが低い
  • 遅延(ラグ)が少ない

有線接続を行う場合は、LANケーブルの規格にも注意が必要です。古いLANケーブルを使用すると、光回線の速度を活かせません。

カテゴリ最大速度推奨用途
CAT5100Mbps非推奨(古い規格)
CAT5e1Gbps1Gbpsの光回線に対応
CAT61Gbps1Gbpsの光回線に推奨
CAT6A以上10Gbps10Gbpsの光回線に対応

1Gbpsの光回線を契約している場合は、CAT5e以上のLANケーブルを使用しましょう。ケーブル本体に「CAT5e」「CAT6」などの表記があるので確認してください。

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IPv6(IPoE)接続を有効にして速度を改善

IPv6(IPoE)接続は、従来のIPv4(PPPoE)接続と比べて、混雑する時間帯でも速度が低下しにくい接続方式です。

項目IPv4(PPPoE)IPv6(IPoE)
接続方式電話回線を模した接続直接インターネットに接続
混雑夜間や休日に混雑しやすい混雑しにくい
速度混雑時に大幅に低下安定して高速
設定ユーザー名・パスワード入力が必要自動設定(ルーターが対応していれば)

多くの光回線サービスでは、IPv6(IPoE)接続に標準対応しています。ただし、ルーターがIPv6に対応していない場合、この恩恵を受けられません。ルーターを選ぶ際は、「v6プラス」「IPv6 IPoE」「transix」「クロスパス」などの対応を確認しましょう。

IPv6接続を有効にするには、以下の手順を実施します。

  1. 光回線サービスのIPv6オプションを申し込む(無料の場合が多い)
  2. IPv6対応ルーターを用意する
  3. ルーターの設定画面でIPv6接続を有効にする(自動設定の場合は不要)
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光回線の契約・導入の流れを解説

光回線を契約してから実際に利用開始するまでの流れを、ステップごとに解説します。

申し込みから開通までのステップ

光回線の導入は、以下のステップで進めます。

  1. エリア確認:公式サイトで自宅が提供エリア内か確認
  2. プラン選択:戸建て・マンションタイプ、速度プラン、オプションなどを選択
  3. 申し込み:公式サイトまたは代理店から申し込み(キャンペーンを要確認)
  4. 工事日程の調整:工事業者から連絡があり、日程を調整
  5. 開通工事:立ち会いのもと、光ファイバーの引き込み工事を実施(所要時間1〜2時間程度)
  6. 機器の設定:ONU(光回線終端装置)とルーターを接続し、初期設定を行う
  7. 利用開始:インターネットに接続できることを確認

申し込みから開通までの期間は、戸建てで2週間〜1ヶ月、マンションで1〜3週間程度が目安です。ただし、3〜4月の引越しシーズンや年末年始は工事が混み合うため、2ヶ月以上かかる場合もあります。余裕を持って申し込みましょう。

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工事不要ですぐ使えるケース

以下の場合、開通工事が不要、または簡略化される場合があります。

  • フレッツ光から光コラボへ「転用」する場合:工事不要で切り替え可能。1〜2週間程度で開通
  • 光コラボから別の光コラボへ「事業者変更」する場合:工事不要で切り替え可能。1〜2週間程度で開通
  • マンションに光回線の設備が導入済みの場合:宅内工事のみで済む場合があり、比較的短期間で開通

特にフレッツ光や光コラボを既に利用している場合、工事不要で乗り換えできるため、手続きが非常に簡単です。

開通までの期間と準備しておくこと

開通までの期間、インターネットが使えないと困る場合は、以下の対策を検討しましょう。

  • ポケットWiFiの無料レンタルサービスを利用する:一部の光回線で提供されています
  • スマホのテザリング機能を活用する:一時的な対応として有効ですが、データ容量に注意
  • カフェやコワーキングスペースを利用する:外出先で仕事をする機会と割り切る

また、開通工事には立ち会いが必要なため、スケジュール調整が重要です。特に平日しか工事ができない場合もあるため、有給休暇の取得なども検討しましょう。土日祝日の工事は追加料金(3,300円程度)がかかる場合があります。

工事前に準備しておくことは以下の通りです。

  • ONUやルーターを設置する場所を確保しておく
  • 電源コンセントの位置を確認しておく
  • パソコンやスマホなどの接続機器を用意しておく
  • マンションの場合、管理会社やオーナーの許可を得ておく

契約時の注意点と比較検討のコツ

光回線を契約する際は、以下の注意点を押さえて、後悔しない選択をしましょう。

プラン・オプション・キャンペーンを比較

光回線を契約する際、月額料金だけで判断するのは危険です。以下の項目を総合的に比較しましょう。

比較項目チェックポイント
月額料金戸建て・マンションタイプの基本料金
初期費用事務手数料・工事費(キャンペーンで無料になるか)
スマホセット割家族全員分の割引額を計算
キャッシュバック金額・受取時期・受取条件
契約期間2年・3年・縛りなし
解約金期間内に解約した場合の違約金
オプション料金Wi-Fiルーターレンタル・セキュリティソフトなど

特に注意したいのが、キャッシュバックの受取条件です。申請期間が限定されていたり、複数のオプション加入が条件になっていたりする場合があります。キャッシュバックの受取時期も、契約後数ヶ月〜1年後と遅いことが多いため、確実に受け取れる方法を選びましょう。

実質料金とサポート体制で選ぶ

光回線を比較する際は、実質料金で判断することが重要です。実質料金とは、月額料金から割引やキャッシュバックを差し引いた、実際の負担額のことです。

実質料金の計算式:

実質月額料金 = (月額料金 × 契約月数 + 初期費用 – キャッシュバック – 割引総額) ÷ 契約月数

例えば、以下の2つの光回線を比較してみましょう(2年契約の場合)。

  • A社:月額5,500円、初期費用3,300円、工事費無料、キャッシュバック30,000円
  • B社:月額5,000円、初期費用3,300円、工事費19,800円、キャッシュバックなし

A社の実質月額料金:(5,500円 × 24ヶ月 + 3,300円 – 30,000円) ÷ 24ヶ月 = 4,387円

B社の実質月額料金:(5,000円 × 24ヶ月 + 3,300円 + 19,800円) ÷ 24ヶ月 = 5,962円

このように、月額料金が安くても、実質料金では高くなる場合があります。必ず実質料金で比較しましょう。

また、サポート体制も重要な選択基準です。特にインターネット初心者の方は、電話サポートの受付時間や、訪問サポートの有無を確認しておくと安心です。

引越しや解約時の費用を事前に確認

光回線を契約する際は、引越しや解約時の費用も確認しておきましょう。

引越し時の費用:

  • 移転工事費:戸建て9,900円、マンション8,250円程度
  • 事務手数料:2,200円〜3,300円程度
  • 引越し先がエリア外の場合:解約金が発生

解約時の費用:

  • 解約金:契約期間内の解約で発生(月額料金1ヶ月分が一般的)
  • 工事費の残債:工事費を分割払いしている場合、残額を一括請求される
  • 撤去工事費:一部の光回線では必須(auひかりの戸建てタイプなど)

特に注意が必要なのは、工事費の残債です。「工事費実質無料」のキャンペーンは、工事費を分割払いにして、その金額と同額を毎月割引する仕組みです。そのため、契約期間内に解約すると、残りの工事費を一括で支払う必要があります。

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まとめ|自分に合った光回線で快適なテレワーク環境を実現しよう

ノココ
光回線について、よくわかったよ!早速申し込んでみるね
キノリ
自分に合った光回線を選んで、快適なテレワーク環境を作ってね!

テレワークを快適に行うためには、安定した通信速度と信頼性の高いネット環境が不可欠です。本記事で紹介した内容をまとめます。

テレワーク向け光回線選びのポイント

  • 通信速度は下り30Mbps以上、上り10Mbps以上を目安に
  • 実測値が平均100Mbps以上の光回線を選ぶ
  • スマホとのセット割を活用して、実質料金を抑える
  • IPv6(IPoE)接続対応で、混雑時も快適
  • サポート体制が充実している光回線を選ぶ

おすすめの光回線:

  • ドコモユーザー:ドコモ光
  • ソフトバンク・ワイモバイルユーザー:ソフトバンク光
  • au・UQモバイルユーザー:auひかり、ビッグローブ光
  • 最速を求める方(エリア内):NURO光
  • 格安SIMユーザー:GMOとくとくBB光、enひかり
  • 楽天経済圏ユーザー:楽天ひかり

また、光回線を契約するだけでなく、高性能なWi-Fiルーターの導入、有線LAN接続の活用、IPv6接続の有効化など、環境整備も重要です。

テレワークでは、通信の安定性が業務の効率や生産性に直結します。本記事で紹介した選び方やポイントを参考に、自分に最適な光回線を選んで、快適なテレワーク環境を実現しましょう。

光回線の導入は、初期費用や工事の手間がかかりますが、長期的に見れば、安定した高速通信が得られることで、仕事の質や生活の快適さが大きく向上します。ぜひ、この機会に光回線の導入を検討してみてください。

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