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「レンタルがないなら、自分で買うしかない」。そう思って機種を探し始める方は多いはずです。
ただ、enひかりの場合は機種選びから入ると、たいてい損をします。買う場所によって、支払う金額が8,000円以上変わるからです。
enひかりのルーターは公式の大特価が最安|1万円台の機種が2,200円で買えます


enひかり公式は、v6プラス対応のWi-Fiルーターを2,200円から販売しています。申し込みと同時に頼んだ人だけが使える、大特価キャンペーンです。
対象は4機種。メーカー価格と並べると、値引きの幅がはっきりします。
| 機種 | 大特価 | メーカー価格 |
|---|---|---|
| エレコム WRC-X3000GS4-B | 2,200円 | 10,637円 |
| NEC Aterm 3000D4AX | 5,500円 | 12,078円 |
| BUFFALO WSR-3000AX4L/C | 5,720円 | オープン価格 |
| アイ・オー・データ WN-7D36QR | 6,600円 | オープン価格 |
4機種のうち3機種がWi-Fi 6対応、アイ・オー・データの1台だけがWi-Fi 7対応です。ただし1ギガの回線では、どれを選んでも出せる速度は変わりません。
回線側が先に頭打ちになるためです。変わるのは、同時につなげる台数と離れた部屋での安定さです。
家が広い場合や接続台数が多い場合は、上位機種が効きます。
送料は全国一律880円で、こちらは自己負担です。最安の組み合わせでも、実際に払うのは3,080円で済みます。
4機種のどれを選んでも、同じ機種を市販で買うより安く済みます。






対応機種を持たないまま契約した人は、従来のPPPoE接続のまま使い続けることになります。速度の苦情を減らすほうが、enひかり側にとっても得なわけです。
対象機種と価格はenひかりの公式キャンペーンページに掲載されています。機種は予告なく入れ替わるため、申し込む時点の一覧で確かめてください。
対象は申し込みのときだけ。開通後は買えません
対象になるのは、enひかり+v6プラスかenひかりLiteで申し込んだ人です。標準プランをオプションなしで契約すると、この価格では買えません。
公式は「新規お申込時に1契約につき1台迄」と条件を定めています。開通したあとで、この価格で買い足すことはできません。
対象は新規だけではありません。フレッツ光からの転用、他社の光コラボからの事業者変更で申し込む人も含まれます。
ただし10ギガの「enひかりクロス」は別のキャンペーンで、そちらは新規申込のみが対象です。クロスを転用や事業者変更で申し込む場合、ルーターは含まれません。
商品が届くのは工事日が決まったあとで、工事当日に到着するよう発送されます。開通のご案内と一緒に届く形です。
申し込みのときに頼まなければ、この価格は二度と使えません。
申し込みの確認電話で、ルーターも一緒に頼みたいと伝えてください。フォームを送信すると、2営業日以内にenひかりから連絡が入ります。
enひかりLiteは、対応ルーターがないとつながりません
enひかりLiteを選ぶ場合、対応ルーターは「あったほうがいい」ではなく必須です。Liteでは従来のPPPoE接続が使えないためです。
公式も、対応ルーターを持っていない人には大特価での購入をすすめています。大特価キャンペーンは、Liteの申し込みでも同じように使えます。
対応機種がないと、Liteは開通しても通信できません。
Liteと標準プランの料金差や、どちらを選ぶべきかは、こちらで整理しています。


買わずに済ませる方法もある|無線LAN付きHGWは月330円


ルーターを買わない選択肢もあります。NTTのホームゲートウェイには無線LAN機能付きのモデルがあり、enひかり公式の料金欄に月330円と記載されています。
このホームゲートウェイは、v6プラスの動作確認済み機器としても公式の一覧に載っています。つまり「レンタルがないから買うしかない」は正確ではありません。
なお、ONUとVDSLモデムの貸し出しは無料です。料金が発生するのは、その先のホームゲートウェイからになります。
9ヶ月を超えて使うなら、買ったほうが安く済みます
初期費用と毎月の負担を並べると、損得が入れ替わる時期を計算できます。
| 大特価で買う | HGWを借りる | |
|---|---|---|
| 最初に払う額 | 3,080円 | 0円 |
| 毎月 | 0円 | 330円 |
| 1年後の合計 | 3,080円 | 3,960円 |
3,080円を330円で割ると、およそ9ヶ月。10ヶ月目を境に、買ったほうが安くなる計算です。
1年以上使うつもりなら、買うほうが得になります。






短期の利用が決まっている場合や、機器を増やしたくない場合はレンタルが合います。enひかりには最低利用期間がないため、短く使って抜けることもできます。
「IPv6対応」では足りない|v6プラスとtransixは別の機種が要ります


ルーター選びで最も外しやすいのがここです。商品説明に「IPv6対応」と書いてあるだけでは足りません。
enひかりのIPv6オプションは、方式ごとに中身が違います。v6プラスはMAP-E、transixはDS-Liteという別々の技術です。
公式も、方式ごとに別のリストを公開しています。片方に載っていても、もう片方には載っていない機種があります。
| オプション | 月額 | HGWだけで使えるか |
|---|---|---|
| v6プラス | 198円 | 使える |
| transix | 198円 | 使えない |
| 超transix | 399円 | 使える |
同じ「IPv6」でも、必要な機器は方式ごとに変わります。
このほかにXpassとIPv6オプションも各198円で用意されています。いずれも併用はできず、ひとつを選ぶ形になります。
超transixだけは、ホームゲートウェイひとつで使えます
公式は「transixはNTT製のHGWのみでは利用できない」と明記しています。一方、2025年7月に始まった超transixはHGWだけで使えます。
月額は399円。v6プラスより201円高いかわりに、ルーターを1台も買わずに済む組み合わせです。
手持ちのルーターは、公式一覧で型番を照合する
いま持っている機種が使えるかどうかは、型番を1文字ずつ照合するのが確実です。enひかりの公式ページに、メーカー別の一覧が掲載されています。
見落としやすいのが、ファームウェアの条件です。Aterm WX3600HPは「Ver 1.1.4以降」、バッファローのWSR-2533DHP2は「Ver 1.11以降」と、バージョンを指定された機種があります。
型番が合っていても、古いバージョンのままだとつながりません。
買う前に、型番とバージョンの両方を公式の一覧で確かめてください。ここを飛ばすと、使えない機種が手元に残ります。
大特価が使えない人の選び方|確認するのは3点だけ


すでに開通している人や、大特価の対象機種が合わない人は、市販から選ぶことになります。確認するのは3点だけです。
最優先は、公式の対応機種一覧にその型番があるかどうか。ここを満たさない機種は、どれだけ高性能でも意味がありません。
次にWi-Fi 6以上であること。手持ちのスマホやパソコンが、すでに対応している可能性が高いためです。
最後に有線ポートの速度です。1ギガのプランなら、1Gbps対応で足ります。
【市販で選ぶときの3点】
- 公式の対応機種一覧に、その型番があるか
- Wi-Fi 6(11ax)以上か
- 有線ポートが1Gbps以上か
ここから先は、使い方から絞ると早く決まります。判断材料になるのは、部屋の広さと、同時につなぐ機器の台数です。
使い方別に3タイプを並べておきます。どれを選ぶ場合も、購入前に型番を公式の一覧と照合してください。
部屋の広さと接続台数で、選ぶべき1台は決まります
| タイプ | 特徴 |
|---|---|
| 一人暮らし・1LDK向け (BUFFALO WSR-3000AX4P等) | スマホやPC5〜10台程度なら十分。設定も簡単です。 |
| 家族で同時接続・戸建て向け (NEC Aterm WX5400HP等) | 複数人・広範囲でも安定。電波の届きにくさも軽減。 |
| オンラインゲーム・動画配信向け (TP-Link Archer AX80等) | 速度とパワー重視。長時間利用でも安定します。 |
中古とWi-Fi 5は選ばない
費用を抑えたくなりますが、中古のルーターはすすめられません。ファームウェアが古いままだと、対応表の条件を満たせないためです。
Wi-Fi 5(11ac)の機種も、いま新たに買う理由はありません。価格差が小さく、性能の差だけが残ります。
ルーターを替えても直らない遅さもあります


遅いと感じて買い替えを考えている方には、先に確かめてほしいことがあります。ルーターを替えても直らない遅さがあります。
みんなのネット回線速度に投稿されたenひかりの測定を接続方式で割ると、IPoEが574.67Mbps、PPPoEが162.33Mbpsでした(2026年7月23日時点)。
差はおよそ3.5倍。この開きは機種ではなく、v6プラスなどを申し込んでいるかどうかで生まれています。
遅さの原因は、機種より接続方式であることが多いです。
買い替える前に、一度有線でつないで速度を測ってください。有線で速いなら、原因は回線ではなくWi-Fi側にあります。
建物内の配線がVDSL方式の場合は、上限が100Mbpsに固定されます。この場合は、どのルーターを買っても超えられません。
原因の切り分け方と、時間帯ごとの実測はこちらでまとめています。


enひかりのルーターでよくある質問
公式サイトで確認できた内容に絞って、迷いやすいところをまとめました。
Q. 今使っているルーターは、そのまま使えますか
公式の対応機種一覧に型番があれば使えます。載っていない機種は、v6プラスを申し込んでもIPoEにはなりません。
機種によってはファームウェアのバージョン条件があるため、そこまで含めて確認してください。
Q. ルーターの大特価キャンペーンはいつまでですか
終了日は決まっていません。公式は「2026年現在終了日未定で継続中」と案内しています。
ただし対象機種は予告なく入れ替わると明記されています。申し込む時点の一覧で確認するのが確実です。
Q. 大特価で買ったルーターに保証はつきますか
つきます。enひかりの開通日から1年間のメーカー保証です。
故障したときの窓口は各メーカーになるため、同封の保証書と「開通のご案内」は保管しておいてください。
Q. 商品が届いたあとに開通できなかったら、どうなりますか
ルーターは返却になります。理由を問わず、大特価の対象から外れる扱いです。
返却時の送料は、自己都合なら自己負担、NTTの設備都合ならenひかり負担と案内されています。
Q. 10ギガの「enひかりクロス」でも、同じルーターが使えますか
使えません。クロスではDHCPv6-PDに対応し、10Gポートを備えた機種が必要になります。
対応機種と料金は、こちらで確認できます。


申し込みと同時に頼むのが、いちばん安く済みます


ここまでの内容を行動に落とすと、ひとつだけになります。回線・v6プラス・ルーターを、同じタイミングで頼むことです。
順番を分けると、ルーターは大特価の対象から外れます。v6プラスも、契約後に申し込むと初期費用2,200円がかかります。
まとめて頼むだけで、初期費用が1万円以上変わります。






確認の電話で、v6プラスとルーターの両方を希望すると伝えてください。言い忘れると、どちらも後戻りができません。
月額もオプションの条件も、申し込みページにそのまま書かれています。読み返しながら決められます。
申込みの手順と、フォームを送ったあとにやることはこちらで確認できます。


まとめ|機種を選ぶ前に、公式で買うか市販で買うかを決める


公式の大特価は4機種だけですが、市販より8,000円以上安く買えます。そのぶん、申込時にしか買えません。
市販ならいつでも好きな機種を選べます。4機種の中に使いたいものがあるかどうかを、申し込む前に確かめてください。
【ルーター選びで押さえる4点】
- 公式の大特価は4機種。最安のエレコムは市販より8,000円以上安い
- 買えるのは申込時だけ。しかもv6プラスかLiteの申込みが条件
- 借りるなら無線LAN付きHGWが月330円。10ヶ月目が分かれ目
- 公式の4機種以外を使うなら「IPv6対応」では足りない。方式ごとに対応機種が違う
















