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光回線の解約と聞くと、高額な違約金や複雑な手続きを想像してしまいますよね。しかし、enひかりは「契約縛りなし」を最大の特徴としており、いつ解約しても違約金は0円です。
この記事では、enひかりの解約手順から費用、引越し時の選択肢まで、解約に関するすべての情報を網羅的に解説します。
この記事で分かること:
- enひかり解約時にかかる費用の詳細(違約金0円の真相)
- 解約手続きの具体的な4ステップ
- 引越し時の「解約」と「移転」の選び方
結論から言えば、enひかりは違約金0円でいつでも解約可能です。解約手続きもマイページから簡単に行えるため、他社と比べて圧倒的にリスクが低い光回線と言えます。
enひかり解約時にかかる費用
まずは解約時にかかる費用について、項目ごとに詳しく見ていきましょう。enひかりは違約金0円が大きな特徴ですが、それ以外にも確認すべき費用があります。
違約金は0円
enひかり最大の特徴が、契約縛りなし=違約金0円という点です。
多くの光回線サービスでは「2年縛り」「3年縛り」といった最低利用期間が設定されており、期間内に解約すると5,000円〜20,000円の違約金が発生します。しかしenひかりには最低利用期間がなく、契約から1ヶ月で解約しても、5年使った後に解約しても、違約金は一切かかりません。






工事費の残債(該当者のみ)
違約金は0円ですが、工事費の分割払いが残っている場合は残債を一括請求されます。
enひかりの標準工事費は16,500円(税込)で、多くの方が分割払いを選択しています。たとえば、契約から1年で解約した場合、残りの工事費約8,250円が一括で請求されることになります。
工事費を完済している方(契約から2年以上経過)であれば、この費用は発生しません。
解約月の月額料金
enひかりの月額料金は日割り計算されません。そのため、月の途中で解約しても1ヶ月分の料金が請求されます。
たとえば、3月5日に解約手続きをして3月末で解約が完了した場合でも、3月分の月額料金(戸建て4,620円/マンション3,520円)が満額請求されます。






撤去工事費(基本不要)
通常、enひかりの解約時に撤去工事は不要です。ONUやルーターを返却すれば、それで解約手続きは完了します。
ただし、賃貸物件で大家や管理会社から撤去を要求された場合のみ、撤去工事費が発生する可能性があります。この場合の費用は状況により異なるため、事前にenひかりのカスタマーセンターに確認しましょう。
費用まとめ
| 費用項目 | 金額 | 発生条件 |
|---|---|---|
| 違約金 | 0円 | なし |
| 工事費残債 | 最大16,500円 | 分割払い中の場合のみ |
| 解約月月額 | 1ヶ月分 | 日割りなし |
| 撤去工事 | 0円(通常) | 大家要求時のみ有料 |
enひかりの解約手順【4ステップ】


enひかりの解約は、マイページまたは電話で簡単に手続きできます。ここでは、解約の流れを4つのステップに分けて詳しく解説します。
ステップ1: マイページまたは電話で解約申請
enひかりの解約申請は、マイページから行うのが最も簡単です。24時間いつでも手続き可能で、電話のように待たされることもありません。
マイページにログインし、「契約情報」→「解約申請」の順に進むだけで手続きが完了します。
電話での解約も可能ですが、enひかりのカスタマーセンターは繋がりにくいことがあるため、マイページからの手続きを推奨します。






enひかりカスタマーセンター(電話で解約する場合)
電話番号: 03-5534-9997
受付時間: 10:00〜19:00(年中無休)
ステップ2: 解約日の確定
解約申請をすると、解約日が自動的に確定します。基本的に、申請した月の月末が解約日になります。
たとえば、3月10日に解約申請した場合、解約日は3月31日となり、3月31日まではenひかりを利用できます。ただし、月末ギリギリに申請すると、翌月末の解約になる可能性があるため、余裕を持って申請しましょう。






ステップ3: 機器の返却(該当者のみ)
enひかりで使用していたONU(光回線終端装置)は、NTTからレンタルしている場合のみ返却が必要です。
解約手続き後、NTTから返却用キットが送られてきます。同梱されている説明書に従ってONUを梱包し、指定の配送業者に渡すだけでOKです。
返却を忘れると、機器代金として数千円〜1万円程度の請求が発生する可能性があるため、必ず返却しましょう。






ステップ4: 撤去工事(必要な場合のみ)
基本的に撤去工事は不要ですが、賃貸物件で大家や管理会社から「原状回復のため光回線を撤去してほしい」と要求された場合は、撤去工事が必要になります。
この場合、enひかりのカスタマーセンターに連絡し、撤去工事の日程を調整します。工事日は立ち会いが必要なため、引越しのスケジュールと合わせて早めに調整しましょう。
撤去工事が必要かどうかは、契約時の大家・管理会社との取り決めによります。不安な場合は、解約前に確認しておくと安心です。






解約手続きの流れまとめ
解約申請 → 解約日確定 → 機器返却(該当者) → 撤去工事(必要時) → 解約完了
この4ステップを踏めば、enひかりの解約はスムーズに完了します。手続き自体は非常にシンプルで、他社と比べても圧倒的に簡単です。
引越し時の選択肢:解約 vs 移転


引越しの際、enひかりを「解約」するか「移転」するか迷う方も多いでしょう。ここでは、それぞれのメリット・デメリットを詳しく比較します。
選択肢1:解約する
メリット:
- 引越し先で自由に回線を選べる(他社への乗り換えも可能)
- 違約金0円だから気軽に解約できる
デメリット:
- 工事費残債がある場合は一括請求される
- 新居で新規契約が必要(また工事費がかかる)






選択肢2:移転する
メリット:
- 継続利用で工事費残債が引き継げる(一括請求されない)
- 移転手数料2,200円のみで引越し先でも使える
デメリット:
- 新居で再度工事が必要な場合は工事費が発生(最大16,500円)
- エリア外への引越しは移転不可(NTTフレッツ光エリア外)






解約vs移転:比較表
| 項目 | 解約 | 移転 |
|---|---|---|
| 費用 | 工事費残債+新規工事費 | 移転手数料2,200円+新居工事費(必要時) |
| 自由度 | 高い(他社も選べる) | 低い(enひかり継続) |
| 手続き | 解約→新規契約 | 移転手続きのみ |
どちらを選ぶべき?
移転がおすすめ:
- enひかりに満足している
- 工事費残債がまだ残っている
- 引越し先もNTTフレッツ光エリア内
解約がおすすめ:
- 他社に乗り換えたい(スマホセット割を使いたいなど)
- 工事費を完済済み(契約から2年以上経過)
- 引越し先がNTTフレッツ光エリア外
他社への乗り換え手順
enひかりから他の光回線に乗り換える場合、手順は乗り換え先によって異なります。ここでは、光コラボへの乗り換えと、独自回線への乗り換えの2パターンを解説します。
乗り換え先の選択
乗り換え先が同じ光コラボ(ドコモ光、ソフトバンク光、楽天ひかりなど)の場合は「事業者変更」という手続きになり、工事不要で簡単に乗り換えられます。
一方、auひかりやNURO光など独自回線への乗り換えは「新規契約」扱いとなり、開通工事が必要です。






事業者変更の流れ(光コラボへの乗り換え)
- enひかりのマイページまたは電話で「事業者変更承諾番号」を取得
- 乗り換え先(ドコモ光、ソフトバンク光など)に申込み、事業者変更承諾番号を伝える
- 指定日に自動的に回線が切り替わる(工事不要)
- enひかりは自動解約される
事業者変更なら工事不要で、ネットが使えない期間もほぼ発生しません。事業者変更承諾番号の有効期限は15日間なので、取得したらすぐに乗り換え先に申し込みましょう。
新規契約の流れ(独自回線への乗り換え)
- enひかりを解約(解約日を確定)
- 乗り換え先(auひかり、NURO光など)に新規申込み
- 開通工事を実施
- 利用開始
独自回線への乗り換えは工事が必要なため、enひかりの解約日と新回線の開通日を調整し、ネットが使えない空白期間を作らないよう注意しましょう。






乗り換え先候補
enひかりから乗り換える場合、以下のような選択肢があります。
- ドコモユーザー: ドコモ光(スマホセット割で月額最大1,100円引き)
- auユーザー: auひかり(スマホセット割で月額最大1,100円引き)
- ソフトバンクユーザー: ソフトバンク光(スマホセット割で月額最大1,100円引き)
- 格安SIMユーザー: GMOとくとくBB光、楽天ひかり(セット割不要ならコスパ重視)
他の光回線についてもっと詳しく知りたい方は、こちらの記事もご覧ください。


解約前に確認すべきこと
enひかりを解約する前に、必ず確認しておくべきポイントを5つ紹介します。これらを確認せずに解約すると、後悔するリスクがあります。
確認事項1: 工事費残債の金額
まずは、工事費残債がいくら残っているかを必ず確認しましょう。enひかりのマイページにログインすれば、残債の金額が表示されます。
工事費残債が多い場合、解約すると一括請求されるため、金銭的な負担が大きくなります。残債が多い方は、移転手続きも検討してみてください。






確認事項2: 解約月の料金
enひかりは日割り計算されないため、月途中で解約しても1ヶ月分の料金が請求されます。つまり、月初に解約しても月末に解約しても、支払う金額は同じです。
そのため、解約するなら月末まで使い切った方がお得です。月の前半に解約申請して、月末解約日を設定しましょう。
確認事項3: メールアドレス
enひかりが提供しているメールアドレスを使っている場合、解約後は使えなくなります。
各種サービスの登録に使っている場合は、解約前にGmailやYahoo!メールなどのフリーメールに変更しておきましょう。友人や取引先にも、メールアドレス変更の連絡を忘れずに。
確認事項4: 引越し先のネット環境
引越しを機にenひかりを解約する場合、次の回線が決まってから解約することをおすすめします。
解約後にネットが使えない期間が発生すると、リモートワークや動画視聴に支障が出ます。新居で新しい光回線が開通してから、enひかりを解約するようにしましょう。
確認事項5: 解約後の連絡先
解約後も、enひかりから請求書や返却キットが送られてくる可能性があります。引越しの場合は、転送設定や新住所の登録を忘れずに行いましょう。
また、工事費残債がある場合は請求書が郵送されるため、確実に受け取れる連絡先を確保しておくことが重要です。
enひかり解約のベストタイミング
解約のタイミング次第で、数千円〜数万円の損得が発生することがあります。ここでは、enひかりを解約する最適なタイミングを3つ紹介します。
ベストタイミング1: 月末解約
日割り計算されないため、月末まで使い切るのが最もお得です。月初に解約申請をして、当月末解約日を設定しましょう。
たとえば、3月5日に解約申請をすれば3月31日までenひかりを使えます。月末ギリギリの申請だと翌月末解約になるため、余裕を持って手続きしてください。






ベストタイミング2: 工事費完済後
工事費残債がある状態で解約すると一括請求されるため、工事費を完済してから解約するのが理想的です。
enひかりの標準工事費16,500円を分割払いしている場合、契約から2年以上経過すれば完済できます。急ぎでなければ、完済まで待ってから解約するのが賢い選択です。
ベストタイミング3: 乗り換え先開通の直前
他社に乗り換える場合、新しい回線が開通する直前にenひかりを解約するのがベストです。
新回線の開通が4月10日なら、enひかりは3月末解約にして、4月1日〜9日はenひかりが使えない期間を作らないよう調整しましょう。ただし、二重請求期間を最小化するため、できるだけギリギリのタイミングを狙います。
避けるべきタイミング
- 月初に解約申請→翌月末解約: 月末申請だと翌月末扱いになり、2ヶ月分請求される可能性
- 工事費残債が多い時期: 契約から半年〜1年の時期は残債が大きい
よくある質問(FAQ)
enひかりの解約に関して、よくある質問をまとめました。
Q1: 違約金は本当に0円?
A: はい、いつ解約しても違約金0円です。ただし工事費残債は別途請求されます。
Q2: 解約申請してからいつまで使える?
A: 解約日(月末)まで使えます。申請した瞬間に使えなくなることはありません。
Q3: 電話番号(光電話)はどうなる?
A: 光電話を使っている場合、解約と同時に使えなくなります。他社に乗り換える場合は番号ポータビリティで引き継ぎ可能です。
Q4: 引越し先がエリア外の場合は?
A: NTTフレッツ光エリア外への引越しの場合、解約するしかありません。違約金0円なので負担は最小限です。
Q5: 解約後に再契約できる?
A: できます。新規契約扱いになるため、再度工事費が発生します。
まとめ:enひかりは違約金0円でいつでも解約OK
enひかりの解約について、重要なポイントをまとめます。
- 違約金0円: いつ解約してもリスクゼロ
- 解約手続き: マイページから簡単に申請可能
- 引越し時: 解約か移転か、状況に応じて選択
- 工事費残債: 分割払い中の方は一括請求に注意
enひかりの最大の特徴は、契約縛りなし=違約金0円という点です。これは他社にはない大きなメリットで、「試しに使ってみる」という選択ができる数少ない光回線です。
解約手続きも非常にシンプルで、マイページから24時間いつでも申請できます。引越しや乗り換えを検討している方にとって、enひかりは圧倒的にリスクが低い選択肢と言えるでしょう。






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