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すでに続ける方向で決めているけど、まだ手順や判断に迷いが残っているという方は、先にこちらの記事で全体像を確認しておくとスムーズです。


無派遣なら5,500円・派遣なら数千円〜22,000円で差が出る
まず押さえておきたいのが、移転手続きには「派遣工事」と「無派遣工事」の2種類があるということです。
文字通り、工事の担当者が自宅を訪問するかどうかの違い。ですが実際には、費用と期間の両方に差が出ます。
無派遣は5,500円、派遣は数千円〜22,000円
移転で無派遣工事になった場合、支払う費用は2つです。
無派遣工事料3,300円(税込)と、移転する方全員に発生する移転事務手数料2,200円(税込)。合計で5,500円(税込)です。






一方、派遣工事になった場合の工事料は数千円〜最大22,000円と幅があります。
無派遣と比べると、数千円〜2万円近い差が生まれることになります。
無派遣は立会い不要で早い、派遣は立会い必須で延びやすい
費用だけでなく、開通までのスピードにも違いが出ます。
無派遣工事なら、工事担当者の訪問自体が発生しません。そのため立会いが不要なケースが多く、開通までの日数も短くなる傾向があります。


ここまでの違いを整理すると、次の通りです。
| 無派遣工事 | 派遣工事 | |
|---|---|---|
| 費用の目安 | 5,500円 | 数千円〜最大22,000円 |
| 立会い | 不要なケースが多い | 必須 |
派遣工事になると、日程調整で開通までの期間が延びやすくなります。
その間ネットが使えない状況が不安な方は、WiFiレンタルどっとこむのような短期レンタルで一時的につなぐという方法もあります。
エリアをまたぐ移転は派遣工事になりやすい
ここからは、無派遣工事になるかどうかを左右する条件について見ていきます。
まずは「これに当てはまると、派遣工事になりやすい」という代表的な条件から確認しておきましょう。








NTT東日本のエリアからNTT西日本のエリア(またはその逆)への移転では、旧設備をそのまま引き継げないケースが多くなります。



移転先にすでに光コンセントなどの設備が整っていれば、無派遣工事(3,300円)で済むケースもあります。
整っていない場合は派遣工事になりやすく、費用は最大22,000円かかることもあります。
「エリアをまたぐ=必ず派遣工事」ではありません。無派遣になる条件を満たすハードルが上がる、というのが正確です。
旧居と新居が東西どちらのエリアかは、あらかじめ確認しておきましょう。
エリアをまたぐと分かったら、無派遣工事を前提にしないこと。派遣工事の費用感(最大22,000円)で予算と工事日程を見ておくと、あとで慌てずに済みます。
速度プラン変更・VDSL物件は無派遣工事がほぼ期待できない
もう一つ、派遣工事になりやすいのが通信速度プランの変更を伴う移転です。
たとえば「今は1ギガ契約だけど、新居では10ギガにしたい」というケース。この場合、NTT局内でのポート変更だけでは済みません。
追加で宅内機器(ONU)の交換や配線規格の変更が必要になる可能性が高く、派遣工事になりやすい傾向があります。
新居がVDSL方式やLAN配線方式の物件の場合も同様です。建物の共有部までしか光ファイバーが来ておらず、宅内での機器接続確認等が発生します。
いずれの場合も、派遣工事の費用感(最大22,000円)は想定した上で予算を組んでおくと安心です。
入居前に自分でできるチェック方法
上記の条件に当てはまらない場合、次に気になるのが「じゃあうちは無派遣工事になりそうなのか」という点だと思います。
完全に確定させることはできません。ですが、内見の段階でかなり精度高く推測する方法があります。
内見時は「光コンセント SC」の表示を探す


部屋の壁の端子、主にリビングの電話線やテレビ端子の近くを見てください。
そこに「光」または「光コンセント SC」と書かれた差込口があるかを確認します。単なるLANポートや電話線用のモジュラージャックとは見た目が異なります。
逆に見当たらない場合は、不動産会社や管理会社への質問で確認するのが確実です。
「光配線かVDSLか」「残置か撤去済みか」の2点を聞く


内見時や契約前に、不動産会社や管理会社へ次の2点を明確に質問しておくと、判断材料がぐっと増えます。






もう一つは「前の入居者さんは、退去時に光回線の撤去工事をしましたか? それとも残置されていますか?」という質問です。
この「残置」というキーワードへの回答が、実は無派遣工事の可能性を大きく左右します。
【内見時のチェックポイント】
- 光コンセントの表示あり→光配線方式・無派遣工事の可能性大
- VDSL方式と案内された→無派遣工事はほぼ消滅
- 残置あり→無派遣工事の可能性が跳ね上がる
「残置回線」はラッキーとリスクの表裏一体
先ほどの質問の中に出てきた「残置」という言葉。実はここが、今回いちばんお伝えしたいポイントです。
前の入居者が光回線を撤去せず残していった、いわゆる残置回線。これには大きなメリットと見落としがちなリスクの両方があります。
残置回線があれば無派遣工事の可能性が極めて高い






物理的な光ファイバーが、NTT局内から部屋まで繋がったままになっているためです。
機器(ONU)を送ってつなぐだけで、通信が確立できるケースが多くなります。
残置でも前の住人の解約未了なら1ヶ月以上延びることがある
ただし、ここには見落としやすい落とし穴があります。
前の住人が解約や移転の手続きを完了しておらず、NTTのシステム上で「利用中」のステータスのまま残っている場合です。






物理的に設備が残っていても、システム上でポートが空いていなければ手続きは進みません。
新しい入居者としての開通登録ができず、エラーで止まってしまうのです。
このトラブルに巻き込まれると、開通が通常より1ヶ月以上遅れる可能性があります。
前の住人の解約状況は、新しい入居者側でコントロールできることではありません。
引越しまでのスケジュールに余裕がない方は、開通希望日を1ヶ月ほど前倒しで申し込んでおくと、万一の遅れにも慌てずに対応できます。
それでも「1ヶ月以上ネットなし」になる可能性はゼロではありません。
MONSTER MOBILEのような月額固定のモバイルWi-Fiを、万一の備えとして頭に入れておくと安心です。
最終判断はドコモ側。自己チェックの限界も知っておく
ここまで紹介したチェック方法は、いずれもかなり精度の高い推測材料になります。ですが、100%の確定はできません。
無派遣工事になるかどうかの最終判断は、あくまでドコモ側のシステム上での判定によって決まります。
自己チェックはあくまで目安
光コンセントの有無や、不動産会社からの回答。これらは入居前の段階で読者自身ができる目安づくりにすぎません。
最終的な工事内容は、移転の申込み後にドコモ側で設備状況が確認されて決まります。「絶対に無派遣工事になる」と断定できるものではないのです。
結果を待たず、早めに申込みを動かすのが安全策












工事の有無は事前に確定できません。だからこそ申込みは早めに、費用は派遣工事を基準に見積もるのが安全です。
申込みの具体的な手順や逆算スケジュールの立て方は、こちらの記事で詳しく説明しています。








引っ越し後のつなぎWi-Fiはこの2択
・月額1,980円〜、縛りなしプランなら違約金0円
・14日間のお試し期間ありで、合わなければ気軽に解約可能
・ギガが足りない時はアプリからすぐチャージできる
・事務手数料・解約違約金は一切0円
・15時までの申込みで最短翌日到着
・1日単位の自動延長で、工事日が延びても無駄なし
まとめ:工事の有無は「派遣工事になりやすい条件」と「残置の有無」で見極める
ここまでのポイントを整理します。
【この記事のまとめ】
- エリアまたぎ・速度プラン変更・VDSL/LAN配線方式は派遣工事になりやすい
- 光コンセントの有無+不動産会社への2つの質問で精度高く推測できる
- 残置回線は無派遣工事のチャンスだが、解約未了なら開通遅延のリスクも
- 最終判断はドコモ側。自己チェックはあくまで目安
- 判定を待たず早めに申込み、費用は派遣工事を基準に見積もるのが安全















