
dカードゴールド、年会費高いし解約しようかな~。

解約は簡単だけど、その前にやっとくこととか、知っておいた方がいいことがあるよ。

そうなの?dカードゴールドの解約って、もしかしてめんどくさい?

どうかな、内容にもよるよね。ひとまず解約の手続き前にやらなきゃいけないこととか、退会のデメリット、教えとくね。
docomoのdカードゴールドは年会費がかかるカード。解約するにはどうしたらいいのか、解約して困ることはないか、解約金はかかるのか、その他デメリットがあるのか?など退会で気になることをまとめてご紹介します。
dカードGOLD 解約前に知っておきたい退会によるデメリット
docomoのdカードゴールドの解約を検討するなら、その前に知っておきたいことがあります。解約後に後悔しないように、内容を確認してから解約手続きをするのがベスト。
それは、
- dカードゴールドの特典が受けられなくなること
- 家族カードやETCカードも自動解約となる
- 退会のタイミングによっては年会費を請求される
などです。dカードGOLDを解約するのであれば、しっかり事前チェックはしておきましょう。

例えばETCカード。無効になっているのを忘れて車にセットしたままだと事故につながる危険性もあるよね。
では、それぞれの項目を詳しく見ていきましょう。
dカードゴールドの特典がなくなる
dカードゴールドは、会費11,000円のカードですから、その特典もメリットが大きいですよね。もちろん退会すればこれらの特典がすべて受けられなくなります。
- ドコモケータイやドコモ光の利用料金の10%還元
- dカードゴールドの年間ご利用額特典がなくなる
- ケータイ補償3年
- ケータイ補償10万
- 国内旅行保険
- 海外旅行保険
- 国内・ハワイの主要空港ラウンジが利用無料
ケータイ補償3年間最大10万円や、国内外の旅行保険など、活用できているのであれば、使えなくなるデメリットはなかなか大きいですね。

家族カードやETCカードは自動解約
dカードゴールドを退会すると自動的にそれに付随する家族カードやETCカードも解約となります。家族カードを持っていれば、家族のケータイ料金の10%還元もありますが、退会すればこれもなくなります。
退会のタイミングによっては年会費を請求される
退会のタイミングがちょうどカード更新時期と重なる場合には、年会費の請求のタイミングより前に解約しておかなければ無駄に会費を払うことになってしまいます。
dカードゴールドの退会を検討するなら真っ先に次回の年会費請求がいつなのか、確認することをおすすめします。
加入日がわかれば、年会費の請求日もわかりますので、まず加入日を確認しましょう。
加入日は、WEBのdカード会員ページ「ご利用明細照会」の画面で確認ができます。もしくは、カードが届いたときの台紙があれば、そちらでも確認が可能です。
dカードゴールドは、加入日の日付によって、次回の年会費のタイミングが変わってきます。
dカードゴールド加入日が
- 1日~15日の場合は、当月の15日が締日となり翌月10日払い
- 16日~月末の場合は、翌月10日が締日となり翌月10日払い
となりますので、それぞれの締日前に解約を済ませておかないと、年会費を支払うことになってしまいます。
ギリギリで解約するとなると、手続きで問題発生した場合など、1日でも遅れれば年会費がかかります。解約前に準備しておかなければならないこともありますので、更新時期が近い場合はできるだけ早めの手続きをおすすめします。
ではつづいて、dカードゴールドの解約前にしておかなければならない手続きについて見ていきましょう。
dカードGOLD解約に必要な事前準備
dカードゴールドの退会をすればカードが使えなくなりますので、前もって準備しておくこともあります。
例えば
- iD利用がある
- 引き落としにdカードゴールドを設定している
- dカードゴールドの家族カードがある
といった場合です。それぞれ詳しく見ていきましょう。
おサイフケータイiDを利用している場合
dカードGOLDを退会すれば、それに付随した電子マネーiDも解約となります。
そのため、おサイフケータイの設定を解約前に必ず削除しておかなければなりません。
iDの削除方法は
- iDアプリを起動
- d払い(iD)をタップ
- メニューの「各種お問い合わせ/お手続き」をタップ
- d払い(iD)を解約をタップ
- ネットワーク暗証番号の入力
- 「d払い(iD)を解約します。よろしいですか。」の表示で「はい」をタップ
- 「処理が完了しました。iDアプリを終了します。」の表示で「OK」をタップ
これでiDの削除が完了しました。これはdカードゴールドの解約手続きではありません。あくまでもiDアプリからカード情報を削除しただけですので、カード解約の手続きは別途行う必要があります。
解約後の引き落とし ドコモの電話料金など
解約後の引き落としに注意しましょう。
例えば、ドコモのケータイ料金などをdカードゴールドで支払い設定している場合、解約すれば当然支払い設定も無効となります。他のクレジットカードを使う場合など、支払い方法の設定が必要になります。
家族カードがあるなら家族にも
dカードゴールドで家族カードを発行していた場合、家族カードも自動解約となりますので、家族カードも処分が必要です。家族がdカードゴールドのETCカードを利用している場合も忘れずに処分しましょう。
dカードGOLDの解約手続き方法
dカードGOLDを解約はWEBや窓口ではなく電話、もしくは郵送による手続きとなります。
dカードゴールドの解約連絡先
ドコモ携帯から *9010(無料)
一般電話等から 0120-700-360(無料)
電話であれば、電話したその日に解約となります。
郵送での手続きの場合は、まず電話をして書類が届くまで1週間ほど。そこから返送してトータルで3週間ほどかかります。
ちなみに、電話での手続きはdカード加入者本人のみが手続きできます。
もし、カード加入者本人が手続きできない場合は、電話にて郵送の手続きを依頼するしかありません。
なお、dカードの解約については、連絡先がdカードセンターとなります。
ドコモ携帯から *8010(無料)/ 一般電話から 0120-300-360(無料)
dカードGOLD退会による解約金や違約金など
ドコモケータイなどとは違って、dカードゴールドには契約縛りなどもなく、解約時に解約金や違約金がかかることはありません。カードが使えなくなるだけです。
dカードGOLD解約後の請求 支払い残高はどうなる?
カードを解約しても支払いは当然残ります。当初の支払日も変わりません。
分割払いやリボ払いの支払い残高も、解約前と同様の支払いが継続となり、一括で請求されることもありません。
ただし、一括で残りの支払いを済ませたいという場合には電話で相談すれば対応してもらえます。
その場合の連絡先はdカードゴールドデスクになります。
ドコモ携帯から *9010(無料)
一般電話等から 0120-700-360(無料)
dカードGOLD退会でポイント残高は?
dカードゴールドで貯まっていたポイントは、dカードではなく、dポイントクラブに紐付けがされています。ですから、dカードゴールドを退会しても、dポイントクラブを退会しなければポイントはそのまま。
dポイントカードやdポイントクラブアプリで、引き続きdポイントを利用することも貯めることもできます。
dカードゴールドからdカードに変更も可能
dカードゴールドは年会費が11,000円かかるので、年会費無料のdカードに切り替えるという方法もあります。
dカードGOLDからdカードに変更の手続き方法
dカードゴールドから、年会費無料のdカードに切り替えをする場合は、dカードゴールドデスクへ電話で切り替えしたい旨を伝え、送られてくる書面で手続きをすることになります。
WEB手続きやドコモショップの窓口での手続きはできません。
dカードゴールドからdカードに変更する際の注意点
dカードGOLDからdカードに変更する場合でも、以下のような注意点があります。
- カード番号変わる
- 支払い方法の設定変更などが必要
- 特典が変わる
- iD解約
- 家族カード解約
- ETCカード解約
同じdカードではありますが、カード番号が変わりますので、支払い方法に設定している場合など変更の手続きが必要です。
また、iDも解約となりますので、こちらも事前にゴールドカードの情報を削除します。
家族カードやETCカードも自動解約となりますので、dカードでも家族カードやETCカードが必要な場合は、改めて申し込みが必要です。
dカードの特典は以下の通りです。
- 年会費永年無料
- dカードお支払割
- 家族カード永年無料
- ケータイ補償 1年間最大1万円
会費11,000円ですが、dカードGOLDの特典は
- ドコモケータイやドコモ光の利用料金の10%還元
- dカードゴールドの年間ご利用額特典がなくなる
- ケータイ補償3年
- ケータイ補償10万
- 国内旅行保険
- 海外旅行保険
- 国内・ハワイの主要空港ラウンジが利用無料
ですので、この部分でよく利用しているような特典があれば、解約前にチェックしておきましょう。
dカードゴールドの解約後の再発行
dカードGOLDを解約したけど、やっぱりあの特典使えたなぁ、なんていう場合、改めて申し込みをすることになります。
もちろん、改めての審査が必要となりますし、カード番号なども新しいものに変わります。
docomoのdカードGOLDはメリットも多いカードですので、解約を検討するのであれば、こちらでご紹介した内容を踏まえて、後悔のないように検討しましょう。