dカードのケータイ補償があれば、メーカー保証とか保険とかなくても安心ってことか?
メーカー保証や保険とは、ちょっと違うかもね。dカードのはケータイ”補償”とは、カバーできる部分が違うのよ。
そうなの?じゃ、dカードのケータイ補償ってどんなときに補償してくれるの?
dカードのケータイ補償はね、もう修理が無理ですよ~!ってときにだけ使えるの。
dカードゴールドのケータイ補償とは
dカードゴールドのケータイ補償での補償範囲
dカードゴールドのケータイ補償の対象となるのは、とてもシンプルに言えば、修理で対応できない場合に新端末を購入する費用です。
- 偶然の事故で
- 盗難・紛失・水漏れ・全損等により
- 修理不能となった
この条件をすべて満たす場合に使うことができます。
例えば、「iphoneの画面割れ」では使えません。
dカードのケータイ保証は、修理等には対応してないの。だから、メーカー保証やスマホ保険、アップルケアなんかとは別ものなのよね。
ただし、新端末は、所持していたものと同じ機種で、同じ色のものを購入するのが基本です。
もしも、同じものの在庫がない場合などは、ドコモが指定する端末に変更することとなります。
なお、この補償を受けるには審査がありますので、わざと壊すなどの不正行為では審査に落ちる可能性が高いですね。
dカードゴールド ケータイ補償の補償金額
dカードゴールドでは、ケータイ補償が最大10万円までとなっています。
dカードゴールド ケータイ補償の補償期間
dカードゴールドの場合、ケータイ補償は、「購入後3年位内」の端末が補償対象となります。
一度補償を利用しても、そこから1年経過していれば、再びケータイ補償を利用することができます。
また、家族カードとは別々に補償が受けられます。例えば家族カードでケータイ補償を受け、そこから1年経っていなくてもメインカードのケータイ補償も使うことができます。
dカードとdカードゴールドのケータイ補償の違い
dカード | 購入から1年以内 | 最大1万円まで |
dカードゴールド | 購入から3年以内 | 最大10万円まで |
dカードもdカードゴールドも、補償の対象や条件については同じです。
dカードの場合は、保証期間が1年で補償金額は最大1万円までとなっています。dカードゴールドの3年位内、10万円までの補償は手厚くて頼もしい補償ですね。
dカードゴールド ケータイ補償の対象となる端末は
dカードのケータイ補償で対象となる端末は
という指定があります。
ちょっと表現がわかりにくいですよね。
要はdカードに紐付けされている電話番号で使っているケータイで、かつドコモでの購入履歴が確認できるもの、ということになります。
家族カードに紐付けしている電話番号についても、その回線での購入履歴があれば保証対象となります。
購入から3年以内でこの条件に当てはまるケータイであれば対象となります。
dカードゴールド ケータイ補償を受けるには
ケータイ補償 補償の条件
ケータイ補償では、
- 盗難や紛失の場合は、利用中断の手続きをしていること
- 警察への紛失届/盗難届けの届け出をしていること(火災の場合は消防署への届け出)
- 本人が自分でショップ等にいき、新端末をdカード利用で支払っていること
- 事故発生日より 60 日以内に上記手続きが完了していること。
- 上記手続き完了日から過去1年以内に発生した別の事故により、本特典の適用を受けていないこと。
など、補償の条件というのがあります。
※dカードケータイ補償規約より一部引用
盗難・紛失の場合の手続き
ケータイ補償の対象となる端末が盗難や紛失にあった場合は、まずはドコモで利用中断の手続きをして不正利用されるのを防ぎましょう。
0120-524-360(24時間受付)
この際の連絡は本人からの申し出のみ対応してもらえます。
また、警察に盗難届けまたは紛失届け、消防署の罹災届といった届け出も必要です。届け出をしたときの受理番号などが必要なので、大事に保管しておきましょう。
そして、dカードゴールドのケータイ補償を利用したい旨、dカードゴールドデスクに連絡をしましょう。
ドコモ携帯から *9010(無料)
一般電話から 0120-700-360(無料)
受付時間 AM10:00~PM8:00(年中無休)
dカードゴールドデスクに連絡をすると、
- 携帯電話番号
- 契約者名
- 購入したショップ
- 機種名
- 色
- いつ故障または紛失・盗難にあったか
といったことを聞かれ、その後の手続きについての説明があります。
盗難や紛失であれば、ほぼ新端末を購入して補償を受けられる流れとなります。
dカードゴールドデスクの指示に従って、ショップで新端末を購入します。
購入時には、必ずdカードゴールドでの一括払いで決済をします。分割払いにしてしまうと、最初の支払い分しか補償されず、残りの支払いは自己負担になってしまうので、必ず一括払いにしましょう。
故障で補償を受ける場合の手順
補償を受ける端末がiPhoneか、そうでないかで対応が異なります。
iPhoneでケータイ補償を受ける場合
AppleストアまたはAppleの正規代理店へ対象端末を持参し、修理の範囲内か、それとも修理不可か、確認してもらいます。
アップルケアなどの保証対象外の修理で、故障したものと同じ機種、同色のものを購入する場合であれば、dカードゴールドの補償対象となります。
このとき、必ずdカードゴールドの支払いで一括払いで購入をします。分割での支払いなどにしてしまうと、最初の一回分しか補償されません。
ただし、アップルケアなどで対応する修理対象となる場合は、dカードゴールドの補償対象外となります。
もしもショップで同じ機種の同色のものがない場合は、dカードゴールドデスクへ連絡をしてその旨を伝えます。
場合によってはドコモショップで別の端末に交換となるといった対応になることもあります。
ちなみに、Appleで保証対象外であっても、その修理や交換にかかる上限金額は、最高でも6万円台ですので、dカードゴールドのケータイ補償で十分にカバーできます。
Android端末でケータイ補償を受ける場合
Android端末の場合は、ドコモショップでの対応となります。
ドコモショップで、「dカードゴールドのケータイ補償を使いたい」と伝えて故障した端末を持参します。
ドコモショップで修理できないと判断された場合に、同じ機種、同色の端末を購入することになり、dカードゴールドのケータイ補償が利用できます。
端末の支払いはdカードゴールドで、一括払いでの支払いとします。分割払いにしてしまうと、初回分しか補償されませんので注意しましょう。
もし同じ端末がなければ、ドコモが指定する端末に変更となります。
この場合、店舗によって対応が変わることもあります。機種がどうなるか心配であれば、同じ機種があるか、なかった場合には機種が選べるかなど、事前に店舗に確認をしておきましょう。
補償の審査が通った場合
dカードのケータイ補償を利用する場合、必ず審査がありますが、この審査は新しい機種を購入したあとに行われます。
dカードでの利用料金の請求額から補償金額分が減額されることで補償が実行されます。
もしも、利用料金より補償金額の方が多ければ、dカードの利用料金から減額した分との差額が決済口座への振り込みにて支払われます。
dカードケータイ補償 審査に落ちた場合
補償の審査に落ちたら自己負担
万が一、審査に落ちた場合には、補償されずに、一括払いした代金は自己負担となります。
何も不正や違反するようなことがなければ、通常は審査に落ちるということはなさそうですが、保証対象から外れるケースというのもありますので、事前に確認しておきましょう。
dカードケータイ補償の対象外となるケース
- 故障修理を行った場合の故障修理代金
- ドコモショップやメーカーで故障修理可能であると判断された場合の新端末交換代金
- 故意または重過失、法令違反によって生じた事故
- 戦争・外国の武力行使等や、類似の暴動などで生じた事故
- 放射線照射または放射能汚染による損害
- 地震・噴火・津波・洪水・台風など風水災とうによる事故の損害
- 補償金額の詐取を目的とした偽装された事故による損害
これらの場合には、dカードケータイ補償の補償対象外となります。
ケータイ補償目的でわざと壊すのは、「故意」になりますし、iPhoneの画面割れなどは修理可能であればdカードケータイ補償の対象外。
故障対象なのに、無理に新端末に交換をしても、補償の対象にはなりません。
これらに該当する場合は審査に落ちる可能性が高くなります。
dカードのケータイ補償は、あくまでも修理不可とショップ等で判断された場合の新端末購入代金を補償するものです。
修理では対象となりませんし、自己判断では補償対象かどうかの判断はできません。まずはショップに持参して、修理が可能な故障や破損なのか、判断をあおぎましょう。