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ドコモ光の初期設定は、スマホだけで完了します。同梱のCD-ROMも、パソコン用のセットアップツールも必要ありません。
ただし、パソコンがない場合にだけ起きる詰まりどころがあります。つまずくのは入力ではなく、その手前の「設定画面が開けない」ところです。
ドコモ光の初期設定はスマホだけで終わります


必要なのはスマホ1台だけです。iPhoneでもAndroidでも手順は変わりません。
設定は、届いた機器の設定画面をブラウザで開いて行います。パソコン専用の作業はひとつもありません。
同梱のCD-ROMは開封しなくて構いません。使わずに設定は完了します。
その前に|設定そのものが不要なケースがあります


書類を探し始める前に、確かめてほしいことがあります。認証IDを入力する作業そのものが、もう発生しないことがあるのです。
理由は接続方式にあります。現在の主流であるIPoE(v6プラスなど)では、従来のPPPoEで必要だった認証ID・認証パスワードの入力が要りません。
ドコモ公式も、ドコモnetの案内で「IPv4 over IPv6機能では従来方式の認証ID・認証パスワードの設定は不要」と明記しています。






判定は簡単です。機器をつないで電源を入れ、スマホをWi-Fiに接続してから、何かのサイトを開いてみてください。
ページが表示されたなら、設定はすでに終わっています。この先の手順は読まなくて構いません。
サイトが開けたら設定は完了しています。書類を探す必要はありません。
プロバイダによって、この自動接続が使えるかどうかは変わります。たとえばGMOとくとくBBは、公式サイトでv6プラスを標準提供しており、つないで30分待つだけで設定が完了すると案内しています。
v6プラスの仕組みや、自分のプロバイダが対応しているかの調べ方は、こちらでくわしく解説しています。


パソコンなしで詰まるのは設定画面が開けないところ


サイトが開けなかった方は、設定が必要です。やることは、ブラウザのアドレスバーに「http://ntt.setup/」と手で打ち込むことだけです。
ここが、多くの解説記事で飛ばされている一歩です。「ブラウザを開くと設定画面が出ます」と書かれていることがありますが、スマホでは自動で表示されません。
スマホのブラウザは、起動時にGoogleなどの検索ページを開くよう設定されています。そのページは暗号化された通信で読み込まれるため、機器側が設定画面へ横取りできないのです。
待っていても出てきません。アドレスは自分で打ち込む必要があります。






「ntt.setup」で開かない場合は、代わりに「http://192.168.1.1/」と入力してください。どちらも同じ画面につながります。
この方法が使えるのは、NTTのホームゲートウェイが置かれている場合です。本体の側面や底面に、次のような型番のシールが貼られています。
【ntt.setup で開ける機器の型番】
- RX-600KI/RX-600MI/RX-601KI/RX-601MI
- PR-600KI/PR-600MI/PR-500KI/PR-500MI/PR-400KI/PR-400MI
- RT-500KI/RT-500MI/RS-500KI/RS-500MI
- RV-440KI/RV-440MI/XG-100NE
4G・5Gがオンのままだと開けないことがあります


アドレスを正しく打ったのに開かない。その原因の多くは、スマホ側のモバイル通信にあります。
Wi-Fiにつないだつもりでも、スマホは4G・5Gの回線を優先してしまうことがあります。すると入力したアドレスが宅内の機器ではなく、外のインターネットへ飛んでいってしまうのです。
GMOとくとくBBも公式サポートで、モバイルデータ通信の影響で設定画面にアクセスできない場合があると案内しています。
設定画面を開くあいだだけ、モバイルデータ通信をオフにしてください。機内モードではなく、モバイル通信だけを切るのがポイントです。
Wi-Fiはオンのまま、モバイルデータ通信だけをオフにします。






ここが、この記事でいちばんお伝えしたい部分です。パソコンでは絶対に起きない、スマホだけの落とし穴だからです。
打ち込むアドレスは機器のメーカーで変わります


「ntt.setup」で開けるのはNTTの機器だけです。Wi-Fiルーター側を設定する場合は、メーカーごとに別のアドレスを打ちます。
GMOとくとくBBが公式サポートで公開している一覧が、そのまま使えます。
| 機器 | 打ち込むアドレス |
|---|---|
| NTTのひかり電話対応ルーター | http://ntt.setup/ http://192.168.1.1/ |
| BUFFALO | http://192.168.11.1/ |
| NEC | http://192.168.10.1/ |
| ELECOM | http://192.168.2.1/ |
| I-O DATA | http://192.168.0.1/ |
| TP-Link | http://tplinkwifi.net |
どちらを開けばいいかは、ひかり電話を契約しているかで見分けられます。契約していればNTTの機器が置かれ、そちらで接続設定を行うのが基本です。
届いた機器がどれなのか自体があいまいな方は、機器の役割から整理したほうが早く進みます。


使うのはプロバイダの認証IDでアクセスキーではありません


設定画面で入力するのは、プロバイダの認証ID・認証パスワードです。ドコモ光のご契約IDとアクセスキーは、この設定では使いません。
ここを取り違えて手が止まる方がとても多いところです。届く書類が複数あり、どれも「IDとパスワード」に見えるからです。
紛らわしい3種類を並べて整理します。
| 名前 | 届く場所 | 初期設定で使うか |
|---|---|---|
| 認証ID・認証パスワード | プロバイダからの書類 | 使う |
| ご契約ID・アクセスキー | ドコモの「開通のご案内」 | 使わない |
| 機器設定用パスワード | 自分でその場で決める | 使う |






探すのは、プロバイダの社名が書かれた封筒です。差出人がGMOとくとくBBやOCNインターネットなら、それが正解になります。
ドコモから届いた「開通のご案内」は、この作業では出番がありません。
なお、ドコモ光タイプCを契約している場合は、そもそも開通のご案内が送付されません。ドコモ公式は、その場合My docomoで確認するよう案内しています。
契約IDやCAF番号がどの手続きで必要になるかは、こちらで整理しています。


認証情報を探す手間そのものが要らないプロバイダもあります。GMOとくとくBBのレンタルルーターは、接続ID・パスワードの設定が不要だと公式に案内されています。
スマホだけで進める初期設定の5ステップ


ここからは実際の手順です。iPhoneとAndroidで違いはありません。
手順1|機器をつないで電源を入れる
壁の光コンセントから機器へ光ケーブルをつなぎ、電源を入れます。ランプが安定するまで1〜2分待ちましょう。
手順2|スマホをWi-Fiにつなぐ
機器の本体に、SSIDと暗号化キーが書かれたシールが貼られています。スマホの設定画面からそのSSIDを選び、暗号化キーを入力してください。
このときあわせて、モバイルデータ通信をオフにしておきます。
手順3|ブラウザにアドレスを打ち込む
SafariやChromeを開き、アドレスバーに「http://ntt.setup/」と入力します。検索窓ではなくアドレスバーに入れてください。
手順4|機器設定用パスワードを自分で決める
最初に「機器設定用パスワードの初期設定」という画面が出ます。ここで入力するのは、あなたがその場で考えた新しいパスワードです。






決めたパスワードは必ず控えておいてください。次の画面でユーザー名「user」とあわせて使います。
忘れると機器を初期化するしかなくなります。メモを取ってから進めましょう。
手順5|認証IDと認証パスワードを入力する
「接続先設定」または「設定ウィザード」の画面で、プロバイダの認証IDと認証パスワードを入力します。接続先名は自由に付けて構いません。
保存すれば完了です。ブラウザで適当なサイトを開き、表示されれば設定は成功しています。
オフにしていたモバイルデータ通信を、忘れずに戻しておきましょう。
それでも開かないときに見る3か所


設定画面が開かないときは、疑う場所が3つに絞られます。どれもスマホ側だけで確かめられます。
ひとつめはモバイルデータ通信です。オフにし忘れていないか確かめてください。
ふたつめはSSIDの取り違えです。NTTの機器と市販ルーターの両方が電波を出していると、似た名前が並びます。






みっつめは、アドレスを検索窓に入れてしまう取り違えです。検索結果の一覧が出てきたら、入れる場所が違っています。
【設定画面が開かないときの確認順】
- モバイルデータ通信がオフになっているか
- 接続しているSSIDが、設定したい機器のものか
- アドレスを検索窓ではなくアドレスバーに入れたか
設定は終わったのに、そもそもインターネットにつながらないという場合は、配線や機器側の問題が考えられます。


つながったものの速度に不満がある方は、原因の絞り込みから始めるのが近道です。


設定でつまずくかどうかはプロバイダ選びで決まります


ここまで読んで気づかれた方もいるはずです。この記事の作業は、そもそも発生しないほうが望ましいものです。
認証IDの入力が要るかどうかは、契約したプロバイダで決まります。設定の手間は、申し込みの段階でほぼ確定しているのです。






GMOとくとくBBは、ドコモ光の正規窓口のひとつです。v6プラスを標準提供しており、レンタルルーターは接続ID・パスワードの設定が不要だと公式に案内されています。
ひとつだけ正直にお伝えすると、キャッシュバック特典の対象は新規・転用・事業者変更の方に限られます。すでにドコモ光を契約中で、プロバイダだけを変更する場合は対象外です。
ルーターを無料でレンタルできる条件を先に知っておきたい方は、こちらが入り口です。


まとめ|詰まるのは1か所だけです


パソコンがなくても、ドコモ光の初期設定でつまずく場所はひとつだけです。覚えておくことをまとめます。
【スマホだけで初期設定するポイント】
- まずWi-Fiにつないでサイトが開けるか試す。開けたら設定は不要
- 設定画面は自動で出ない。アドレスバーに ntt.setup と手で打つ
- 開かないときは、モバイルデータ通信をオフにする
- 入力するのはプロバイダの認証ID。アクセスキーは使わない














