も~!P2P規制か!? 通信制限かかった~!
P2Pかぁ、ファイル共有ソフトはプロバイダに嫌われてるからね~。
これってどうにかならないわけ~??
う~ん、それはもう制限のかからないプロバイダに乗り換えるしかないかな。
ドコモ光 P2P規制を回避!おすすめのプロバイダ
ドコモ光の場合、以下のISP(プロバイダ)を選ぶことで「規制を回避」できます。
- かもめインターネット
- 府中インターネット
- ちょっパヤネット
この3つのプロバイダであれば、帯域制限なしでインターネットを利用することができます。
実は、これら3つのプロバイダは、ドコモ光のタイプA・B合わせて23のプロバイダ群の中にはありません。23社のプラバイダそれぞれの提供条件書や公式webサイトを確認したところ、現在は全てのプロバイダでP2Pの帯域制限を行う旨の記載があることが確認されました。
具体的な通信量の上限については明言されていないものの、1日あたり15GBもしくは30GBのアップロードで制限がかかる可能性があることが推察されます。
たとえP2Pによる通信を行うとしても、通常の個人使用で上限を上回ることはほぼないでしょう。しかし、どうしてもP2Pで大量のデータ通信をできないと困るんだ、という場合は契約プランを「単独タイプ」に切り替え、別途プロバイダ契約することで通信制限のストレスからは解放されるでしょう。
P2P規制回避におすすめのISP「かもめインターネット」
転送量も通信方式も制限なしのかもめインターネット。
- 基本接続サービス
- V6プラスサービス
- V6プラスXサービス
の3つのプランがあります。
かもめインターネットは契約の縛りがなく解約金もかかりません。
⇒ かもめインターネット の公式サイトはこちら
P2P規制回避におすすめのISP「府中インターネット」
府中インターネットも制限・規制なしで利用できます。
府中インターネットには
- ADSLコース
- フレッツ光コース
のふたつのコースがあり、フレッツ光コースでドコモ光と合わせて契約可能です。
府中インターネットは解約時の違約金等は一切かかりません。
⇒ 府中インターネット の公式サイトはこちら
P2P規制回避におすすめのISP「ちょっパヤ!ネット」
転送量制限、通信制限が一切なし!
ゲーム中のラグや、サイト閲覧中に動作が重いと感じる原因の一つに「プロバイダによる制限」があります。
ちょっパヤ!ネットではこれらの制限が一切ないため、データ通信量が多い人や、複数の端末が同時にWi-Fi接続するような環境にいる人にとって最適なプロバイダです。
23社内から選ぶなら「GMOとくとくBB」
とくとくBBではV6プラス採用、IPv6 IPoE + IPv4 over IPv6の接続方式を採用しています。そして、この「IPv6 IPoE接続方式」にはアクセス回線側で帯域制限をかけていません。
ただし、V6プラスが当たり前になってきている現在では、GMOとくとくBB以外のプロバイダでもオプションなしでV6プラス通信が可能な場合も多いです。
今後さらにV6プラス通信が増えていき、国のインフラ整備事業が追いつかないようなケースに陥れば、たとえP2Pを使っていない場合や、V6プラス通信の場合でも通信制限がかかってくる可能性はあるでしょう。
とは言え、現時点で23社内からプロバイダを選ぶとすれば、GMOとくとくBBはキャンペーンも充実しているのでおすすめです。
ドコモ光でとくとくBBを選ぶと、
- V6プラス対応のWi-Fiルーターの無料レンタル
- 開通まで最大3ヶ月無料になるポケットWi-Fiのレンタル
- 最大55,500円のキャッシュバック
といった特典が受けられます。
⇒ドコモ光のセットプロバイダ(23社)の詳細
⇒とくとくBB(V6プラス)の公式サイト
P2Pによる帯域制限とは?
P2Pは「ピアツーピア」と言い、大容量のデータをネットワーク参加者同士で効率よく通信し合える通信技術。クライアントサーバーを経由しないため、通信速度が速く、匿名性も高いなどのメリットがあります。
しかし、匿名で大容量のデータ通信が可能というメリットが悪用されるケースもありました。たとえば、ファイル共有ソフトを介した違法ファイルのやりとりでは、著作権侵害などの問題が指摘されています。また、セキュリティ面でもリスクがあり、ウィルス感染で個人情報等の流出事件が多発した事例もありました。
違法アップロードによる逮捕者が出たり、P2Pファイル交換ソフト「Winny」の開発者が逮捕されたりと大きな問題となったことがあるのです。
P2Pによる通信はその特性ゆえに、クライアント・サーバー型の通信と比べると、通信量が大きくなりがちです。個人がP2Pで大量のデータ通信を行うことによって回線を占有してしまうと、同じ回線を共有している他のユーザーの通信の妨げになってしまうのです。
プロバイダとしては、1人の回線占有者を優遇するよりも、その他大勢の利用者に満足してもらうほうが全体の幸福度が高まりますし、企業の利益にも繋がります。そのために、プロバイダはP2P通信による大量のトラフィックを監視し、場合によっては速度制限やネットワーク遮断といった対策を取るようになったのです。
こうした背景を見ると、ファイル交換ソフトを使用していない自分には関係ないように思うかもしれませんが、実はそうではありません。
たとえば、LINEやSkype、オンラインゲーム、仮想通貨の取引でもP2Pの通信技術が使われているのです。
P2Pを回避したければネットの使い方を見直すべき
現時点でP2Pによる帯域制限を行っていないプロバイダはたしかに存在します。ただし、インターネットそのものや新しい通信技術が普及していくにつれて、そこに集まる人の数は増えていきます。人が増えればサービスを維持するために、規制や制限が設けられるというのは自然な流れですよね。
過去を振り返ってみると、以前は特に制限を行っていなかったプロバイダや光回線も、今では制限を設けているといったケースもあります。そう考えると、現時点で「無制限」を謳っているプロバイダを利用しても、将来的には制限が設けられたり、使用料が高くなるという可能性も十分考えられるでしょう。
そこで、元も子もない話になってしまうのですが、P2Pの制限を回避したければプロバイダや光回線を変更するのではなく、そもそものインターネットの使い方を見直すことをおすすめします。
制限の目安となる15GBってどのくらい?
各プロバイダでは、はっきりと「15GB以上の通信を行うと制限しますよ」と記載しているわけではありません。でも、一部のプロバイダで制限の目安と言われている15GB/日って、実際どういった使い方をすれば到達してしまうのか気になりますよね。
1GBでできること | |
LINE(音声通話) | 55.5時間 |
LINE(ビデオ通話) | 3.5時間 |
LINE(メッセージ) | 約200通 |
オンラインアクションゲーム | 約7時間 |
仮想通貨 | 未検証 |
どうでしょうか。
問題なさそうだと感じませんか?
P2Pによる利用制限を受けることはレアケース
DVD1枚は4.7GBなので、もしファイル共有ソフトを使って映画などを違法アップロードをすれば3~4本で15GBに到達してしまいます。大量のデータをアップロードし続けるといった使い方をすれば、P2Pの利用制限を受けることがあるかもしれません。
しかし、P2P通信をすること自体は違法でも何でもありません。たとえファイル共有ソフトを使用したとしても、通常の個人使用であれば、なかなか15GB/日に到達することはないでしょう。しかも、15GB以上に達すれば100%制限がかかるというわけでもありません。
通信速度が遅くてもP2Pによる規制とは限らない
ドコモ光に限らず、通常の光回線はベストエフォート方式で提供されています。
一般的な光回線は、理論上では下り最大1GBの速度で通信できることになっています。しかし、実際はインフラのグレードや他の利用者などの影響もあり、100Mbps前後の通信速度となるケースが多いです。
また、通信速度は曜日や時間帯にも影響されるため、通信速度が遅いからと言って必ずしもP2Pの利用制限を受けているとは限りません。むしろ、P2Pの制限というよりは回線の混雑による影響を受けているケースがほとんどでしょう。
以前は快適な速度で通信出来ていたプロバイダでも、利用者が増えると通信速度が下がる可能性はあります。利用者の増加に見合うだけのインフラ増強がされれば問題ないのですが、現実にはそうでない場合も多いです。
こんな場合に通信規制がかかることがあるよ
戸建ての場合は自己管理すればよいだけですが、マンションなどの集合住宅では他の利用者が原因で通信規制を受けてしまうこともあります。たとえば、誰か一人がP2Pで大容量の通信を行っただけで、マンション全体が通信規制の対象となるといったケースもあるようです。
P2Pではない、クライアント・サーバー型の通信でも、数日間で100GB超や、数時間で10GB超など短期間で通信量が多い場合も通信規制がかかることがあります。明確な上限が示されていないのでやっかいですが、回線を独占するような異常な使い方は避けるべきです。
また、スパムメールの送信、誹謗中傷、危険性のあるメッセージなどの送信によってアクセス制限がかかる場合もあります。
とはいえ、普通にインターネットを利用するだけなら特に問題とならないのがP2Pの利用制限ですというお話でした。