固定回線を選ぶ際、最も気になるのが「料金」ではないでしょうか。月額料金や初期費用、キャンペーン特典など、各社で料金体系が大きく異なるため、どのサービスが本当にお得なのか判断するのは簡単ではありません。







この記事では、主要20社の固定回線料金を徹底比較し、料金が安い光回線ランキングやコスパの良いおすすめプランをご紹介します。一人暮らし、ファミリー世帯、スマホキャリア別など、あなたの利用状況に合わせた選び方も詳しく解説。契約時の注意点やよくある質問にも答えているので、この記事を読めば固定回線選びで失敗することはありません。
それでは、固定回線料金比較で押さえるべき基本ポイントから見ていきましょう。
固定回線料金比較で押さえる基本ポイント
固定回線の料金を比較する際、月額料金だけを見て判断するのは危険です。実際にかかる費用を正確に把握するためには、いくつかの重要なポイントを押さえておく必要があります。
ここでは、料金比較で必ず確認すべき3つの基本ポイントを解説します。これらを理解しておけば、表面的な安さに惑わされることなく、本当にお得な光回線サービスを選べるようになります。
月額料金だけでなく実質料金で比較する
光回線を選ぶ際、多くの方が月額料金に注目しがちですが、本当に重要なのは「実質料金」です。実質料金とは、月額料金に加えて初期費用、工事費、キャッシュバック、割引特典などをすべて含めた、実際に負担する総額のことを指します。
例えば、月額料金が安くても工事費が高額だったり、キャッシュバックがなかったりすると、結果的に高くついてしまうケースがあります。逆に、月額料金がやや高めでも、高額なキャッシュバックや工事費無料キャンペーンがあれば、トータルでお得になることも。
実質月額料金 = (月額料金 × 契約月数 + 初期費用 + 工事費 – キャッシュバック – 割引額)÷ 契約月数
この計算をすることで、各社のサービスを公平に比較できます。契約期間中にかかる費用の総額を月数で割ることで、実際に毎月いくら負担するのかが明確になるのです。






特に注目すべきは以下の項目です。
- 初期費用(事務手数料):多くの場合3,300円程度
- 工事費:戸建てで約20,000〜48,000円、マンションで約16,000〜48,000円
- キャッシュバック:10,000円〜最大79,000円まで幅がある
- 月額割引:初月無料や数ヶ月間の割引など
これらをすべて考慮した上で、実質的にいくらかかるのかを比較することが賢い選び方と言えます。
戸建てとマンションで料金が異なる
光回線の料金は、戸建てタイプとマンションタイプで大きく異なります。一般的に、マンションタイプの方が月額料金は1,000円〜1,500円程度安く設定されています。
この料金差が生まれる理由は、設備投資の違いにあります。戸建ての場合、電柱から自宅まで専用の光ファイバーケーブルを引き込む必要があり、一軒ごとに工事が必要です。一方、マンションでは建物の共用部分まで光回線を引き込み、そこから各戸に分配する仕組みのため、コストを複数の世帯で分担できるのです。
タイプ | 月額料金の目安 | 工事費の目安 | 特徴 |
---|---|---|---|
戸建てタイプ | 4,500円〜5,610円 | 20,000円〜48,950円 | 専用回線で安定した高速通信 |
マンションタイプ | 3,500円〜5,390円 | 16,000円〜48,950円 | 共用設備利用でコストを抑制 |
ただし、マンションタイプには注意点もあります。建物の配線方式によって通信速度が異なる場合があり、光配線方式(最大1Gbps)、VDSL方式(最大100Mbps)、LAN配線方式などが存在します。料金だけでなく、自分のマンションがどの配線方式に対応しているかも確認しておくことが重要です。
また、マンションでも戸数が少ない場合や、建物に光回線設備が導入されていない場合は、戸建てタイプでの契約が必要になることもあります。この場合、料金は戸建てと同じになるため、事前に確認しておきましょう。
スマホセット割で通信費全体を削減


固定回線を選ぶ際に見逃せないのが、スマホとのセット割引です。多くの光回線事業者は、特定のスマホキャリアとセットで契約することで、スマホ料金から毎月割引を受けられるサービスを提供しています。






スマホセット割の大きなメリットは、家族全員が割引対象になることです。例えば、ドコモ光とドコモのスマホをセットにすると、家族全員のスマホ料金から毎月最大1,100円の割引が適用されます。4人家族なら月4,400円、年間52,800円もの節約になるのです。
主なスマホセット割引は以下の通りです。
スマホキャリア | おすすめ光回線 | 割引額(1回線あたり) | 最大適用回線数 |
---|---|---|---|
ドコモ | ドコモ光 | 最大1,100円/月 | 20回線 |
au | auひかり、ビッグローブ光など | 最大1,100円/月 | 10回線 |
ソフトバンク | ソフトバンク光、NURO光 | 最大1,100円/月 | 10回線 |
楽天モバイル | 楽天ひかり | 月額料金6ヶ月無料 | – |
ただし、セット割を適用するには光電話(月額550円程度)への加入が条件となる場合が多いため、オプション料金も含めて総合的に判断することが大切です。それでも、家族が複数人いればセット割のメリットは十分に大きいでしょう。
主要20社の固定回線料金比較一覧
ここからは、主要な光回線サービス20社の料金を徹底比較していきます。月額料金、初期費用、キャッシュバック、実質料金など、契約前に知っておくべき重要な情報を一覧表にまとめました。
各社の料金体系には大きな差があり、単純に月額料金だけを見ても判断できません。キャンペーン特典やスマホセット割を含めた実質的な負担額を確認することが、本当にお得なサービスを見つける鍵となります。
光回線20社の料金比較表
主要20社の固定回線料金を、重要な項目ごとに比較できる一覧表を作成しました。この表を見れば、各社の料金体系やサービス内容を一目で把握できます。
事業者名 | 月額料金 (戸建て) |
月額料金 (マンション) |
工事費 | キャッシュバック | 実質月額 | 契約期間 | 最大速度 | スマホ割引 | 提供エリア |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
NURO光 | 5,500円 | 3,850円 | 48,950円 | 最大78,000円 | 約4,146円 | 3年 | 2Gbps | ソフトバンク | 全国 |
auひかり | 5,610円 | 5,390円 | 48,950円 | 最大79,000円 | 約4,146円 | 3年 | 1Gbps | au/UQモバイル | 全国 |
ドコモ光 | 5,200円 | 4,000円 | 無料 | 最大40,000円 | 約4,000円 | 2年 | 1Gbps | ドコモ | 全国 |
ソフトバンク光 | 5,200円 | 4,200円 | 無料 | 最大50,000円 | 約4,000円 | 2年 | 1Gbps | ソフトバンク | 全国 |
J:COM光 | 5,280円 | 5,280円 | 無料 | 最大20,000円 | 約4,800円 | 2年 | 1Gbps | UQモバイル | 一部エリア |
BB.excite光 | 4,980円 | 3,980円 | 無料 | 最大30,000円 | 約4,500円 | 2年 | 1Gbps | ソフトバンク | 全国 |
@nifty光 | 5,200円 | 4,200円 | 無料 | 最大30,000円 | 約4,400円 | 2年 | 1Gbps | ドコモ | 全国 |
ぷらら光 | 5,200円 | 4,200円 | 無料 | 最大30,000円 | 約4,400円 | 2年 | 1Gbps | ドコモ | 全国 |
enひかり | 4,500円 | 3,500円 | 無料 | 最大20,000円 | 約3,900円 | 2年 | 1Gbps | ドコモ | 全国 |
おてがる光 | 4,708円 | 3,608円 | 22,000円 | 最大10,000円 | 約4,500円 | 2年 | 1Gbps | ソフトバンク | 全国 |
コミュファ光 | 5,000円 | 4,500円 | 無料 | 最大30,000円 | 約4,300円 | 2年 | 1Gbps | au | 中部地方 |
eo光 | 5,000円 | 4,500円 | 無料 | 最大30,000円 | 約4,300円 | 2年 | 1Gbps | au | 関西地方 |
BBIQ光 | 5,000円 | 4,500円 | 無料 | 最大30,000円 | 約4,300円 | 2年 | 1Gbps | au | 九州地方 |
ピカラ光 | 5,000円 | 4,500円 | 無料 | 最大30,000円 | 約4,300円 | 2年 | 1Gbps | au | 四国地方 |
楽天ひかり | 4,800円 | 3,800円 | 無料 | 最大20,000円 | 約4,200円 | 2年 | 1Gbps | 楽天モバイル | 全国 |
ビッグローブ光 | 5,200円 | 4,200円 | 無料 | 最大30,000円 | 約4,400円 | 2年 | 1Gbps | ドコモ | 全国 |
OCN光 | 5,200円 | 4,200円 | 無料 | 最大30,000円 | 約4,400円 | 2年 | 1Gbps | ドコモ | 全国 |
@スマート光 | 4,500円 | 3,500円 | 無料 | 最大20,000円 | 約3,900円 | 2年 | 1Gbps | ドコモ | 全国 |
とくとくBB光 | 4,500円 | 3,500円 | 無料 | 最大20,000円 | 約3,900円 | 2年 | 1Gbps | ドコモ | 全国 |
NTTフレッツ光 | 5,000円 | 3,500円 | 約18,000円 | なし | 約4,000円 | 2年 | 1Gbps | プロバイダ別 | 全国 |






この比較表から分かる重要なポイントは、月額料金が安いからといって必ずしもお得とは限らないということです。工事費が高額な場合や、キャッシュバックがない場合は、実質的な負担が大きくなります。
また、提供エリアにも注意が必要です。コミュファ光(中部地方)、eo光(関西地方)、BBIQ光(九州地方)、ピカラ光(四国地方)など、地域限定のサービスは、その地域に特化したサポートやサービスを提供している特徴があります。全国対応のサービスと比較検討する際は、提供エリアをしっかり確認しましょう。
料金が安い光回線ランキングTOP5


実質月額料金の安さで選ぶなら、以下のランキングTOP5がおすすめです。初期費用やキャッシュバックを含めた実質的な負担額で比較しているため、本当にお得なサービスが一目で分かります。
第1位:enひかり・@スマート光・とくとくBB光(実質月額約3,900円)
これら3社は、シンプルで分かりやすい料金体系が特徴です。複雑なオプションや条件がなく、誰でも安心して契約できます。特に一人暮らしや、できるだけ通信費を抑えたい方にとって最適な選択肢と言えるでしょう。
IPv6対応で通信速度も安定しており、料金の安さと引き換えに品質が落ちるということはありません。ドコモユーザーならスマホセット割も適用でき、さらにお得になります。
第2位:ドコモ光・ソフトバンク光(実質月額約4,000円)
ドコモ光は戸建て5,200円、マンション4,000円の月額料金で、ドコモスマホとのセット割が最大の魅力です。家族全員のスマホ料金が割引されるため、ドコモユーザーには特におすすめ。プロバイダ一体型で設定も簡単です。
ソフトバンク光も同様の料金体系で、ソフトバンクまたはワイモバイルのスマホとセットにすると大幅な割引が受けられます。キャッシュバックが最大50,000円と高額なのも魅力的なポイントです。
第3位:NURO光・auひかり(実質月額約4,146円)
NURO光は、最大2Gbpsの高速通信が最大の特徴です。通常の光回線の2倍の速度でインターネット接続が可能なため、オンラインゲームや高画質動画視聴、テレワークなど、大容量通信を頻繁に利用する方に最適。ソフトバンクユーザーならスマホセット割も適用できます。
auひかりは、auスマホとのセット割「auスマートバリュー」が魅力。家族全員のauスマホ料金から毎月最大1,100円割引されます。独自回線を使用しているため、NTT回線に比べて混雑しにくく、安定した高速通信が期待できるのも大きなメリットです。
第4位:楽天ひかり(実質月額約4,200円)
楽天ひかりは、楽天経済圏を利用している方に特におすすめです。楽天モバイルとセットで契約すると、月額料金が6ヶ月間無料になり、大幅な節約が可能。また、楽天ポイントも貯まりやすくなるため、楽天市場でよく買い物をする方にとってメリットが大きいサービスです。
工事費も無料で、初期費用を抑えられるのも魅力的。IPv6対応で通信速度も安定しており、コストパフォーマンスに優れた光回線と言えます。
第5位:地域限定光回線(実質月額約4,300円)
これらの地域限定光回線は、その地域に特化したサポート体制が大きな魅力です。地元のサポートセンターが対応するため、トラブル時の対応が早く、安心して利用できます。
また、地域電力会社系のサービスが多く、電気とセットで契約するとさらに割引が受けられるケースもあります。auスマホとのセット割も適用できるため、auユーザーで対象エリアにお住まいの方には特におすすめです。






コスパで選ぶおすすめ光回線ランキングTOP5


料金の安さだけでなく、通信速度、サービス品質、サポート体制などを総合的に評価したコスパランキングをご紹介します。
第1位:NURO光


NURO光の最大の魅力は、下り最大2Gbps、上り最大1Gbpsという圧倒的な通信速度です。一般的な光回線の2倍の速度でありながら、実質料金は約4,146円と非常にリーズナブル。オンラインゲームや4K動画のストリーミング、大容量ファイルのアップロードなど、高速通信が必要な用途に最適です。
さらに、無線LANルーターが無料でレンタルでき、セキュリティソフトも標準装備。ソフトバンクユーザーならスマホセット割「おうち割 光セット」で、家族全員のスマホ料金が割引されます。
高額キャッシュバック(最大78,000円)も魅力的で、工事費実質無料キャンペーンも実施中。提供エリアは限定されますが、対象エリア内なら最もおすすめの光回線です。
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第2位:auひかり


auひかりは、KDDIの独自回線を使用しているため、NTTフレッツ光回線を使う光コラボと比べて混雑しにくく、安定した高速通信が期待できます。特に夜間や休日などの混雑時間帯でも速度が落ちにくいのが大きなメリット。
auスマホとのセット割「auスマートバリュー」で、家族全員のスマホ料金から最大1,100円割引されます。UQモバイルユーザーも同様の割引が適用可能です。
キャッシュバックが最大79,000円と業界最高水準で、工事費も実質無料。プロバイダも複数から選べるため、自分に合ったサービスを選択できます。サポート体制も充実しており、初めて光回線を契約する方でも安心です。
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第3位:ドコモ光


ドコモ光は、NTTが提供する信頼性の高い光回線サービスです。全国どこでも利用可能で、フレッツ光の回線を使用しているため、提供エリアが広いのが特徴。マンションでも戸建てでも対応できる可能性が高く、引っ越しの際も継続して利用しやすいメリットがあります。
ドコモスマホとのセット割「ドコモ光セット割」で、家族全員のスマホ料金が毎月最大1,100円割引。最大20回線まで適用できるため、家族が多いほどお得です。
工事費無料キャンペーンやdポイントプレゼント、キャッシュバック最大40,000円など、特典も充実。プロバイダ一体型で設定も簡単なため、インターネット回線の設定に不安がある方でも安心して利用できます。
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第4位:ソフトバンク光


ソフトバンク光は、ソフトバンクまたはワイモバイルのスマホユーザーにとって最もお得な光回線です。「おうち割 光セット」により、家族全員のスマホ料金から毎月最大1,100円割引されます。
他社からの乗り換えキャンペーンが充実しており、違約金や工事費の残債を最大100,000円まで負担してくれるため、現在他社の光回線を契約中で乗り換えを検討している方には特におすすめ。
IPv6高速ハイブリッド接続対応で、混雑時間帯でも快適にインターネットを利用できます。工事費も実質無料で、初期費用を抑えられるのも魅力的です。
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第5位:ビッグローブ光


ビッグローブ光は、1986年創業の老舗プロバイダであるビッグローブが提供する光回線サービスです。長年の実績に基づく安定したサービスとサポート体制が魅力。
auスマホとのセット割「auスマートバリュー」、UQモバイルとのセット割「自宅セット割」が適用でき、家族全員のスマホ料金から毎月最大1,100円割引されます。さらに、ビッグローブモバイルとのセット割もあるため、格安SIMユーザーにもおすすめです。
工事費実質無料、キャッシュバック最大30,000円に加え、無線LANルーターが1年間無料でレンタルできます。IPv6対応で通信速度も安定しており、コストパフォーマンスに優れたサービスです。
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用途別の固定回線選び方
光回線は、利用者の住居形態やライフスタイル、使用しているスマホキャリアによって最適なサービスが異なります。ここでは、様々な用途や状況に応じた固定回線の選び方を詳しく解説します。
自分に合った光回線を選ぶことで、料金面でもサービス面でも満足度の高いインターネット環境を構築できるでしょう。
一人暮らし向けの選び方とおすすめ光回線


一人暮らしの方が光回線を選ぶ際は、月額料金の安さと契約の柔軟性を重視するのがポイントです。使用するデバイス数も限られるため、超高速プランは必要ないケースが多く、コストパフォーマンスを優先すべきでしょう。






一人暮らし向けの光回線選びで押さえるべきポイントは以下の通りです。
- 月額料金の安さ:マンションタイプなら3,500円〜4,500円程度が目安
- 工事費無料キャンペーン:初期費用を抑えられる
- 契約期間の縛り:転勤や引っ越しの可能性があるなら、縛りが緩い方が安心
- スマホセット割:使っているスマホキャリアに合わせると通信費全体が削減できる
おすすめ1:enひかり
実質月額約3,900円と業界最安水準で、契約期間の縛りが緩いのが特徴です。マンションタイプなら月額3,500円で利用でき、解約金も比較的安価。工事費無料で初期費用も抑えられます。
IPv6対応で通信速度も十分で、一人暮らしでの利用には必要十分な品質です。ドコモユーザーならスマホセット割も適用できるため、さらにお得になります。
おすすめ2:楽天ひかり
マンションタイプ月額3,800円で、楽天モバイルユーザーなら6ヶ月間無料という大きなメリットがあります。楽天経済圏を活用している方なら、ポイントも貯まりやすく、トータルでお得です。
工事費無料で初期費用を抑えられ、IPv6対応で通信速度も安定しています。楽天モバイルを使っている一人暮らしの方には最適な選択肢と言えるでしょう。
おすすめ3:@スマート光
月額3,500円(マンション)という低価格で、シンプルな料金体系が魅力です。複雑なオプションや条件がなく、誰でも分かりやすく契約できます。
工事費無料でキャッシュバックも最大20,000円と充実。IPv6対応で通信品質も問題なく、コストを最優先したい一人暮らしの方におすすめです。
ファミリー世帯向けの選び方とおすすめ光回線


ファミリー世帯では、複数のデバイスを同時に接続しても快適に使える通信速度と、家族全員がお得になるスマホセット割が重要なポイントとなります。
家族それぞれがスマホ、タブレット、パソコンを使い、同時に動画視聴やオンライン会議、オンラインゲームなどを行うことも多いため、安定した高速通信が必須です。
ファミリー世帯向けの光回線選びで重視すべきポイントは以下の通りです。
- 通信速度と安定性:複数デバイスでの同時接続に対応できる高速回線
- スマホセット割:家族全員のスマホ料金が割引されるため、節約効果が大きい
- サポート体制:トラブル時に迅速に対応してもらえる充実したサポート
- Wi-Fiルーター:無料レンタルできると端末購入費用を節約できる
おすすめ1:NURO光


最大2Gbpsの圧倒的な通信速度で、家族全員が同時にインターネットを使っても快適です。オンラインゲームや4K動画のストリーミングも余裕でこなせます。
無線LANルーターが無料でレンタルでき、セキュリティソフトも標準装備。ソフトバンクユーザーなら家族全員のスマホ料金が割引されるため、通信費全体を大幅に削減できます。
高額キャッシュバック(最大78,000円)と工事費実質無料で、初期費用の負担も少ないのが魅力です。
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おすすめ2:auひかり


独自回線による安定した高速通信が特徴で、混雑時間帯でも速度が落ちにくいメリットがあります。家族が多く、夜間に複数のデバイスを同時に使用する家庭に最適です。
auスマホとのセット割「auスマートバリュー」で、家族全員のスマホ料金から最大1,100円割引。4人家族なら月4,400円、年間52,800円もの節約になります。UQモバイルユーザーも対象です。
最大79,000円のキャッシュバックと工事費実質無料で、コストパフォーマンスにも優れています。
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おすすめ3:ドコモ光


全国対応でNTTの信頼性の高いサービスが魅力です。引っ越しの多い家庭でも、全国どこでも継続して利用できる安心感があります。
ドコモスマホとのセット割「ドコモ光セット割」で、家族全員のスマホ料金が毎月最大1,100円割引。最大20回線まで適用できるため、大家族や三世代同居の家庭には特にお得です。
工事費無料、dポイントプレゼント、キャッシュバック最大40,000円など特典も充実。プロバイダ一体型で設定も簡単なため、機器の設定に不安がある家庭でも安心です。
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スマホキャリア別のおすすめ光回線
固定回線を選ぶ際、現在使用しているスマホキャリアに合わせることで、スマホセット割による大幅な割引が受けられます。ここでは、各スマホキャリア別に最適な光回線をご紹介します。






ドコモユーザーにおすすめの光回線


ドコモ光とドコモスマホをセットで契約すると、「ドコモ光セット割」が適用され、家族全員のスマホ料金から毎月最大1,100円割引されます。最大20回線まで適用可能なため、家族が多いほどお得です。
戸建て月額5,200円、マンション月額4,000円で、工事費無料キャンペーンを実施中。dポイントプレゼントやキャッシュバック最大40,000円など特典も充実しています。全国対応で、NTTの高品質な回線を利用できる安心感も大きなメリットです。
プロバイダ一体型のため、面倒な設定が不要で初心者でも簡単に始められます。ドコモユーザーなら、迷わずドコモ光を選ぶべきでしょう。
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auユーザーにおすすめの光回線


auひかりとauスマホをセットにすると、「auスマートバリュー」が適用され、家族全員のauスマホ料金から毎月最大1,100円割引。UQモバイルユーザーも「自宅セット割」で同様の割引が受けられます。
独自回線による安定した高速通信が特徴で、混雑時間帯でも速度が落ちにくいメリットがあります。最大79,000円のキャッシュバックと工事費実質無料で、初期費用の負担も少なく済みます。
また、地域限定サービスのコミュファ光(中部)、eo光(関西)、BBIQ光(九州)、ピカラ光(四国)も、auスマートバリューが適用可能です。対象エリアにお住まいなら、地域密着型のサポートが受けられるこれらのサービスも検討する価値があります。
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ソフトバンクユーザーにおすすめの光回線


ソフトバンク光とソフトバンク・ワイモバイルのスマホをセットにすると、「おうち割 光セット」が適用され、家族全員のスマホ料金から毎月最大1,100円割引されます。
月額料金は戸建て5,200円、マンション4,200円で、工事費実質無料。他社からの乗り換えなら違約金や工事費残債を最大100,000円まで負担してくれるため、現在他社の光回線を使っている方も安心して乗り換えできます。キャッシュバックも最大50,000円と高額です。
さらに高速通信を求めるなら「NURO光」もおすすめ。最大2Gbpsの圧倒的な速度でありながら、同じく「おうち割 光セット」が適用できます。オンラインゲームや高画質動画視聴を頻繁に行う方には、NURO光が最適でしょう。
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楽天モバイルユーザーにおすすめの光回線


楽天ひかりと楽天モバイルをセットで契約すると、楽天ひかりの月額料金が6ヶ月間無料になります。戸建て4,800円、マンション3,800円の月額料金が半年間タダになるため、約24,000円〜28,800円の節約になる計算です。
工事費無料で初期費用も抑えられ、IPv6対応で通信速度も安定しています。楽天ポイントも貯まりやすくなるため、楽天経済圏を活用している方には特におすすめです。
楽天市場での買い物が多い方や、楽天カードを使っている方なら、ポイント還元率がアップするメリットも。通信費を抑えながらポイントも貯められる、一石二鳥のサービスです。
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料金以外で比較すべきポイント
固定回線を選ぶ際、料金だけに注目していては本当に満足できるサービスを見つけることはできません。通信速度、サポート体制、ルーターの有無など、日常的な使い心地に関わる要素も重要な比較ポイントとなります。
ここでは、料金以外で必ずチェックすべき3つのポイントを詳しく解説します。これらを確認しておくことで、契約後に「思っていたのと違った」という失敗を防げるでしょう。
通信速度と安定性で比較する
光回線の通信速度は、「最大速度」と「実測値」の2つで評価する必要があります。多くのサービスが「最大1Gbps」と謳っていますが、これはあくまで理論上の最大値であり、実際に使用する際の速度は環境によって大きく異なります。






最大速度の種類
最大速度 | サービス例 | 向いている用途 |
---|---|---|
2Gbps | NURO光 | オンラインゲーム、4K動画、大容量ファイル転送 |
1Gbps | ドコモ光、auひかり、ソフトバンク光など | 一般的なネット利用、HD動画視聴、テレワーク |
100Mbps | VDSL方式のマンションタイプ | メール、SNS、標準画質の動画視聴 |
用途別に必要な速度の目安は以下の通りです。
- Webサイト閲覧・メール:10Mbps程度
- HD動画視聴(YouTube、Netflix):25Mbps程度
- 4K動画視聴:50Mbps以上
- オンラインゲーム:30Mbps以上(低遅延が重要)
- テレワーク(ビデオ会議):10〜30Mbps程度
- 大容量ファイルのアップロード:50Mbps以上
IPv6対応の重要性
従来のIPv4(PPPoE方式)では、夜間や休日など利用者が多い時間帯に混雑が発生し、速度が大幅に低下することがありました。IPv6(IPoE方式)は、混雑しやすいポイントを回避する接続方式のため、安定した高速通信が維持できます。
現在、主要な光回線サービスのほとんどがIPv6に対応していますが、契約前に必ず確認しておきましょう。また、IPv6を利用するには、対応したルーターが必要な場合もあります。
実測値については、口コミサイトや速度測定サイトで確認できます。ただし、利用環境によって速度は大きく変わるため、参考程度に留めておくのが良いでしょう。
サポート体制で比較する
光回線を長く快適に利用するためには、充実したサポート体制が欠かせません。特に、インターネット接続やルーターの設定に不安がある方にとって、サポートの質は重要な選択基準となります。
チェックすべきサポート体制のポイントは以下の通りです。
- 問い合わせ方法:電話、メール、チャット、LINEなど、複数の連絡手段があるか
- 対応時間:平日のみか、土日祝日も対応しているか
- 訪問サポート:初期設定やトラブル時に自宅まで来てくれるか
- オンラインサポート:FAQやマニュアルが充実しているか
- 解決スピード:問い合わせから解決までの時間
大手キャリアの光回線(ドコモ光、auひかり、ソフトバンク光)は、全国にサポート拠点があり、電話サポートも24時間365日対応している場合が多いため、初心者でも安心です。
一方、地域限定の光回線(コミュファ光、eo光、BBIQ光、ピカラ光)は、地域密着型のきめ細かなサポートが特徴。地元のサポートセンターが対応するため、トラブル時の対応が早く、顔の見える安心感があります。
また、初期設定が不安な方は、訪問設定サポートが無料または安価で利用できるサービスを選ぶと良いでしょう。専門スタッフが自宅に来て、ルーターの設置からWi-Fi接続、パソコンやスマホの設定まで行ってくれます。
ルーターレンタルの有無と費用
光回線を利用するには、Wi-Fiルーター(無線LANルーター)が必要です。ルーターの入手方法は、「レンタル」と「購入」の2つがあり、それぞれメリット・デメリットがあります。
ルーターレンタルのメリット・デメリット
項目 | メリット | デメリット |
---|---|---|
無料レンタル | 初期費用ゼロ、故障時の交換無料、最新機種が使える場合も | 性能が低い機種の場合がある |
有料レンタル | 故障時の交換無料、設定サポートが受けやすい | 月額330円〜550円のコストが継続的にかかる |
自分で購入 | 好きな性能の機種を選べる、長期的にはコスト安 | 初期費用5,000円〜15,000円、故障時は自己負担 |






主要光回線のルーター提供状況
- 無料レンタル:NURO光、ドコモ光(プロバイダによる)、ソフトバンク光、楽天ひかり、enひかりなど
- 有料レンタル:auひかり(月額550円)、ビッグローブ光(月額550円、1年間無料)など
- 自己準備が必要:一部の格安光回線サービス
ルーターを自分で購入する場合は、IPv6対応、Wi-Fi6(IEEE 802.11ax)対応、複数端末接続に強い機種を選ぶと、快適なインターネット環境が構築できます。価格は5,000円〜15,000円程度が目安です。
固定回線契約・乗り換えで注意すべきポイント
固定回線を契約または乗り換える際には、見落としがちな注意点がいくつか存在します。これらを事前に理解しておくことで、契約後のトラブルを防ぎ、本当にお得に光回線を利用できるでしょう。
ここでは、契約・乗り換え時に必ず確認すべき6つの重要ポイントを詳しく解説します。
キャンペーン適用条件を確認する
光回線のキャンペーンは非常に魅力的ですが、適用条件をしっかり確認しないと、思っていた特典が受けられない可能性があります。






キャンペーン適用で注意すべき主なポイントは以下の通りです。
- オプション加入が必須:光電話や光テレビなどのオプションに加入しないとキャッシュバックがもらえない
- 適用期間の制限:特定の期間内に申し込まないと対象外になる
- 受け取り手続きが複雑:契約後、数ヶ月後に自分で申請しないとキャッシュバックが受け取れない
- 受け取り時期が遅い:キャッシュバックが1年後など、かなり後になるケースがある
- 分割受け取り:一括ではなく、数回に分けて受け取る場合がある
例えば、「最大79,000円キャッシュバック」と書かれていても、実際には以下のような条件がある場合があります。
- 光電話+光テレビ加入:79,000円
- 光電話のみ加入:50,000円
- オプションなし:30,000円
オプションを契約すると月額料金が上がるため、キャッシュバック額だけでなく、オプション料金を含めた総額で判断することが重要です。不要なオプションに加入してまでキャッシュバックを受け取ると、結果的に損をする可能性もあります。
また、キャッシュバックの受け取り手続きを忘れないよう、スマホのカレンダーにリマインダーを設定しておくことをおすすめします。申請期間を過ぎると、キャッシュバックが無効になってしまうケースもあるため注意が必要です。
契約期間と解約金を確認する
光回線には契約期間の縛りがあり、期間内に解約すると解約金が発生します。引っ越しや転勤の可能性がある方は、契約期間と解約金を事前に確認しておくことが重要です。
主な契約期間と解約金
契約期間 | 解約金の目安 | 特徴 |
---|---|---|
3年契約 | 9,500円〜16,500円 | 月額料金が安い、長期利用向け |
2年契約 | 5,000円〜10,000円 | 最も一般的な契約形態 |
縛りなし | 0円 | 月額料金がやや高め、短期利用可能 |
契約期間には「更新月」という概念があり、この期間内に解約すれば解約金が発生しません。例えば、2年契約の場合、契約から24ヶ月目〜26ヶ月目が更新月に設定されているケースが多く、この期間内なら無料で解約できます。
ただし、工事費を分割払いしている場合は注意が必要です。工事費の残債がある状態で解約すると、残りの工事費を一括で支払う必要があります。例えば、48,950円の工事費を36回分割払いしている場合、1年で解約すると約32,600円の残債を一括で支払うことになります。
引っ越しや転勤の可能性がある方は、以下の選択肢を検討しましょう。
- 契約期間の縛りがないプランを選ぶ(月額料金はやや高め)
- 引っ越し先でも継続利用できるサービスを選ぶ(全国対応の光回線)
- 乗り換えキャンペーンで違約金を負担してくれるサービスに乗り換える
提供エリアの対応状況を確認する
光回線サービスには、提供エリアの制限があります。契約したいサービスがあっても、自宅が提供エリア外だと契約できません。特に注意が必要なのは以下のサービスです。
提供エリアが限定されているサービス
サービス名 | 提供エリア | 特徴 |
---|---|---|
NURO光 | 北海道、関東、東海、関西、中国、九州の一部 | エリア内でも建物によっては不可の場合あり |
auひかり | 全国(一部エリアを除く) | 関西・中部の一部地域では提供なし |
コミュファ光 | 愛知、岐阜、三重、静岡、長野 | 中部地方限定 |
eo光 | 大阪、京都、兵庫、奈良、滋賀、和歌山、福井 | 関西地方限定 |
BBIQ光 | 福岡、佐賀、長崎、熊本、大分、宮崎、鹿児島 | 九州地方限定 |
ピカラ光 | 徳島、香川、愛媛、高知 | 四国地方限定 |
全国対応のサービスとしては、ドコモ光、ソフトバンク光、楽天ひかり、ビッグローブ光など、NTTフレッツ光回線を使用する「光コラボレーションサービス」があります。これらはフレッツ光の提供エリアと同じため、全国ほぼすべての地域で利用可能です。
マンションの場合は、提供エリア内であっても建物に光回線設備が導入されていないと契約できません。マンションの管理会社や大家さんに確認するか、各サービスの提供エリア検索で建物名まで入力して確認しましょう。
工事費用の実質無料の仕組みを理解する
多くの光回線サービスが「工事費無料」をアピールしていますが、実際には「実質無料」であることがほとんどです。この仕組みを理解していないと、途中解約時に予想外の費用が発生する可能性があります。






工事費の支払い方法
方式 | 内容 | メリット | デメリット |
---|---|---|---|
完全無料 | 工事費が本当に0円 | いつ解約しても残債なし | 提供しているサービスが少ない |
実質無料 | 分割払い+同額割引 | 期間満了まで使えば無料 | 途中解約で残債を一括請求 |
有料 | 工事費を一括または分割で支払い | なし | 初期費用または月額負担が増える |
「実質無料」の具体例を見てみましょう。
例:工事費48,950円を36回分割払い(月1,360円)の場合
- 毎月の請求:工事費1,360円
- 毎月の割引:-1,360円
- 実質負担:0円
しかし、12ヶ月目で解約した場合:
- 残りの分割回数:24回
- 残債:1,360円 × 24回 = 32,640円
- この金額を解約時に一括で支払う必要がある
完全無料を提供しているサービスは限られていますが、以下のような例があります。
- ドコモ光:工事費完全無料(キャンペーン期間中)
- ソフトバンク光:工事費実質無料(月額割引方式)
- 楽天ひかり:工事費完全無料
- enひかり:工事費完全無料
引っ越しや転勤の可能性がある方は、工事費が完全無料のサービスを選ぶか、契約期間の縛りがないプランを検討すると良いでしょう。
乗り換えキャンペーンを活用する
現在他社の光回線を契約中で、乗り換えを検討している方には、乗り換えキャンペーンを活用することで、違約金や工事費残債の負担を軽減できます。
主な乗り換えキャンペーンの内容は以下の通りです。
サービス名 | 違約金負担額 | その他特典 |
---|---|---|
ソフトバンク光 | 最大100,000円 | キャッシュバック最大50,000円 |
auひかり | 最大30,000円 | キャッシュバック最大79,000円 |
NURO光 | 最大20,000円 | キャッシュバック最大78,000円 |
ビッグローブ光 | なし | キャッシュバック最大30,000円 |
乗り換えキャンペーンを利用する際の流れは以下の通りです。
- 新しい光回線サービスに申し込む
- 工事日を予約する
- 新しい光回線の開通工事を行う
- 旧サービスを解約する
- 旧サービスから解約金の請求書が届く
- 新サービスに解約金の証明書を提出する
- 違約金相当額がキャッシュバックされる
注意すべきポイントは、違約金を支払った証明書(請求書など)を提出する必要があることです。また、キャッシュバックの受け取りまでに数ヶ月かかる場合もあるため、一時的に自己負担が発生することも覚えておきましょう。
乗り換えの際は、以下の点も確認しておくと安心です。
- 現在の契約の更新月はいつか
- 工事費の残債はいくらあるか
- 解約金はいくらかかるか
- 電話番号を引き継げるか(光電話を利用している場合)
- メールアドレスを引き継げるか(プロバイダメールを利用している場合)
乗り換え手続きの流れ
光回線の乗り換え手続きは、適切な順序で進めることで、インターネットが使えない期間を最小限に抑えられます。ここでは、スムーズに乗り換えるための手順を詳しく解説します。
ステップ1:新しい光回線サービスに申し込む
まず、乗り換え先の光回線サービスの公式サイトまたは代理店から申し込みます。旧サービスを先に解約してしまうと、新サービスが開通するまでインターネットが使えなくなるため、必ず新サービスの申し込みを先に行いましょう。
申し込み時に必要な情報:
- 契約者の氏名、住所、連絡先
- 希望する工事日(複数候補を用意しておく)
- 支払い方法(クレジットカードまたは口座振替)
- オプションサービスの要否(光電話、光テレビなど)
ステップ2:工事日を調整する
申し込み後、サービス提供事業者から工事日の連絡が来ます。工事には立ち会いが必要なケースが多いため、自分の都合の良い日を選びましょう。
工事日までの待ち時間は、時期によって異なりますが、通常2週間〜1ヶ月程度です。引っ越しシーズン(3月〜4月)は混み合うため、余裕を持って申し込むことをおすすめします。
ステップ3:開通工事を実施
予約した日時に工事担当者が訪問し、光回線の引き込み工事とルーターの設置を行います。工事時間は1〜2時間程度が目安です。
工事完了後、インターネット接続の設定を行います。多くの場合、ルーターの設定は工事担当者が行ってくれますが、パソコンやスマホのWi-Fi接続は自分で行う必要があります。
ステップ4:旧サービスを解約する
新しい光回線が開通し、問題なくインターネットが使えることを確認したら、旧サービスに解約の連絡をします。解約は電話連絡が必要な場合が多く、Webサイトだけでは完了しないケースもあるため注意しましょう。
解約時に確認すべき事項:
- 解約金の金額
- 工事費残債の有無と金額
- 最終請求日
- レンタル機器(ルーター、モデムなど)の返却方法
- 電話番号の扱い(光電話を使用している場合)
ステップ5:レンタル機器を返却する
旧サービスからレンタルしていたルーターやモデムなどの機器を返却します。返却方法はサービスによって異なりますが、多くの場合は郵送での返却となります。
ステップ6:キャッシュバックを申請する
乗り換えキャンペーンを利用している場合は、解約金の証明書(請求書など)を新サービスに提出します。申請期限が設定されている場合が多いため、忘れずに手続きを行いましょう。
よくある質問(FAQ)
固定回線の料金比較や選び方に関して、多くの方が疑問に思う点をまとめました。契約前の不安や疑問を解消し、自信を持って最適なサービスを選べるようになりましょう。
固定回線とモバイル回線はどちらが安い?
固定回線とモバイル回線(ポケットWi-Fiやスマホのテザリング)の料金を比較すると、以下のような違いがあります。
項目 | 固定回線(光回線) | モバイル回線 |
---|---|---|
月額料金 | 3,500円〜5,610円 | 3,000円〜4,500円 |
データ容量 | 無制限 | 月100GB〜200GB程度(制限あり) |
通信速度 | 最大1Gbps〜2Gbps | 最大150Mbps程度 |
安定性 | 非常に安定 | 場所や時間帯で変動 |
工事 | 必要 | 不要 |
月額料金だけを見るとほぼ同等ですが、データ容量と通信速度を考慮すると、固定回線の方が圧倒的にお得です。特に、動画視聴やオンラインゲーム、テレワークなどで大量のデータ通信を行う場合、モバイル回線では速度制限にかかる可能性が高くなります。
モバイル回線が適しているケース:
- 外出先でもインターネットを使いたい
- 引っ越しが多く、工事ができない
- 一人暮らしで使用頻度が低い
固定回線が適しているケース:
- 自宅でインターネットを頻繁に使う
- 家族複数人で同時に使用する
- 高画質動画やオンラインゲームを楽しみたい
- テレワークで安定した接続が必要
光回線とホームルーターの料金の違いは?
ホームルーター(置くだけWi-Fi)は、コンセントに挿すだけでインターネットが使える手軽さが魅力です。光回線との違いを比較してみましょう。
項目 | 光回線 | ホームルーター |
---|---|---|
月額料金 | 3,500円〜5,610円 | 4,000円〜5,000円程度 |
工事 | 必要(立ち会い必要) | 不要(届いたらすぐ使える) |
通信速度 | 最大1Gbps〜2Gbps | 最大2.1Gbps(実測は100〜300Mbps程度) |
安定性 | 非常に安定 | 場所や時間帯で変動あり |
データ容量 | 完全無制限 | 実質無制限(短期間の大量通信で制限の可能性) |
ホームルーターは工事不要で手軽に始められますが、無線通信のため通信速度と安定性で光回線に劣ります。特に、複数デバイスを同時に接続する場合や、オンラインゲームなど低遅延が求められる用途では、光回線の方が快適です。
ホームルーターが適しているケース:
- 賃貸で工事ができない
- すぐにインターネットを使い始めたい
- 使用頻度がそれほど高くない
光回線が適しているケース:
- 通信速度と安定性を重視する
- 長期的に使用する予定がある
- 家族で同時に使用する
プロバイダ一体型と分離型どちらがお得?
光回線サービスには、プロバイダ一体型(光コラボ)とプロバイダ分離型(フレッツ光など)の2種類があります。
プロバイダ一体型(光コラボ)
代表例:ドコモ光、ソフトバンク光、ビッグローブ光、楽天ひかりなど
メリット:
- 契約窓口が一つで管理が楽
- 請求も一本化されて分かりやすい
- 設定が簡単
- スマホセット割が適用しやすい
デメリット:
- プロバイダを自由に選べない
プロバイダ分離型(フレッツ光)
代表例:NTTフレッツ光+各種プロバイダ
メリット:
- プロバイダを自由に選べる
- プロバイダだけ変更することも可能
デメリット:
- 契約窓口が2つで管理が面倒
- 請求も別々で分かりにくい
- トラブル時にどちらに連絡すべきか分かりにくい
- 合計料金が高くなる場合が多い
月額料金が安い光回線は速度が遅い?
月額料金が安い光回線でも、IPv6対応でしっかりとした設備を持っているサービスなら、十分な通信速度が期待できます。料金の安さは、以下のような理由で実現されています。
料金が安い理由:
- 広告費を抑えている
- サポートをWeb中心にしている
- オプションサービスを最小限にしている
- キャッシュバックを抑えて月額料金を下げている
例えば、enひかりや@スマート光、とくとくBB光などは、月額料金が業界最安水準でありながら、IPv6対応で最大1Gbpsの通信速度を提供しています。通信品質はNTTフレッツ光の回線を使用しているため、高額なサービスと変わりません。
ただし、以下のような場合は速度に影響が出る可能性があります。
- IPv6に対応していないサービス
- 設備投資が不十分な小規模事業者
- マンションのVDSL方式(配線方式の問題)
戸建てとマンションで料金差はどれくらい?
主要光回線サービスの戸建てとマンションタイプの料金差を見てみましょう。
サービス名 | 戸建てタイプ | マンションタイプ | 料金差 |
---|---|---|---|
NURO光 | 5,500円 | 3,850円 | 1,650円 |
ドコモ光 | 5,200円 | 4,000円 | 1,200円 |
enひかり | 4,500円 | 3,500円 | 1,000円 |
楽天ひかり | 4,800円 | 3,800円 | 1,000円 |
この料金差は、設備投資のコストの違いによるものです。戸建ては一軒ごとに専用の光ファイバーを引き込む必要があるのに対し、マンションは建物の共用部分まで一本の光ファイバーを引き込み、そこから各戸に分配するため、コストを抑えられます。
ただし、マンションでも以下のような場合は戸建てタイプの料金になることがあります。
- 建物に光回線設備が導入されていない
- 戸数が少ない小規模マンション
- 高速プランを希望する場合
マンションにお住まいの方は、まず建物が光回線に対応しているか、どの配線方式(光配線方式、VDSL方式、LAN配線方式)なのかを確認しておくことが重要です。
キャンペーン適用後の実質料金はどう計算する?
実質月額料金の正確な計算方法を、具体例で見てみましょう。
計算式
実質月額料金 = (月額料金 × 契約月数 + 初期費用 + 工事費 – キャッシュバック – 月額割引合計)÷ 契約月数
具体例:3年契約の場合
- 月額料金:5,000円
- 契約期間:36ヶ月
- 初期費用(事務手数料):3,300円
- 工事費:48,950円(実質無料)
- キャッシュバック:50,000円
- 月額割引:なし
計算:
(5,000円 × 36ヶ月 + 3,300円 + 0円 – 50,000円)÷ 36ヶ月
= (180,000円 + 3,300円 – 50,000円)÷ 36ヶ月
= 133,300円 ÷ 36ヶ月
= 約3,703円
このように計算することで、見かけの月額料金5,000円が、実質的には約3,703円になることが分かります。
計算が面倒な場合は、各サービスの公式サイトや比較サイトに記載されている実質月額料金を参考にすると良いでしょう。この記事の比較表にも実質月額を掲載しているので、ぜひ参考にしてください。
まとめ|自分に合った固定回線を料金比較で賢く選ぼう
ここまで、主要20社の固定回線料金を徹底比較し、安い光回線ランキングやコスパの良いおすすめプラン、用途別の選び方、契約時の注意点など、固定回線選びに必要な情報をすべてお伝えしてきました。






固定回線を選ぶ際の重要なポイントをおさらいしましょう。
- 月額料金だけでなく実質料金で比較する:初期費用、工事費、キャッシュバック、割引をすべて含めた総額で判断
- スマホセット割を活用する:家族全員のスマホ料金が割引されるため、通信費全体を大幅に削減できる
- 用途に合わせて選ぶ:一人暮らしなら料金重視、ファミリーなら速度とセット割重視
- 契約条件を確認する:契約期間、解約金、工事費の仕組み、提供エリアを事前にチェック
- 料金以外も比較する:通信速度、サポート体制、ルーターレンタルの有無も重要
料金が安い光回線TOP3
- enひかり・@スマート光・とくとくBB光(実質月額約3,900円)
- ドコモ光・ソフトバンク光(実質月額約4,000円)
- NURO光・auひかり(実質月額約4,146円)
コスパで選ぶおすすめTOP3
- NURO光(最大2Gbpsの高速通信)
- auひかり(独自回線で安定)
- ドコモ光(全国対応で信頼性高い)
スマホキャリア別おすすめ
- ドコモユーザー:ドコモ光
- auユーザー:auひかり、地域限定光回線
- ソフトバンクユーザー:ソフトバンク光、NURO光
- 楽天モバイルユーザー:楽天ひかり
光回線選びで最も大切なのは、自分の利用状況に合ったサービスを選ぶことです。料金の安さだけを追求するのではなく、通信速度、サポート体制、スマホセット割などを総合的に判断しましょう。
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